鯖缶@3rd&forever

2児の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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スプラトゥーン日記(019)

(僕のスプラトゥーン修行を題材にした私小説です。95%実話ですが、あくまでもフィクションです。1つ前の日記はこちら↓)

スプラトゥーン日記(018) - 鯖缶@3rd&forever

 

2020年5月25日(月)

フェス終了。結果は我らがケチャップチームの勝利! もちろん、どっちが勝とうがどっちでもいいんだけど、そこはあえて勝ちたい、ということにして、やってる間は夢中になって、終わったら、「まあいいか」となるぐらいがちょうどいい気もする。


午後、近所の駄菓子屋が営業再開したと聞いて、子どもと散歩がてら行ってみる。「駄菓子」こそ「不急不要そのもの」のような気もするけど、「子どもたちに買い物の練習をさせる」のは必要と後付けの言い訳で思った。例えば「この週末だけ我慢すれば問題解決」ならば「娯楽はNG」も納得しやすい。でも「感染拡大予防」の取り組みが3ヵ月、半年、1年かかることなら話は別。「娯楽」だって「必須」と言っていい。「必要かどうか」でなくて、「感染のリスクが高いかどうか」で判断すべきことなのかな、とか思う。(この辺の感覚は、程度の差こそあれ世の中のコンセンサスも同じように思う。「全部我慢はムリだから、やり方を工夫して再開」という方向か)


子どもたちには100円ずつ渡して、好きなものを選ばせる。買い物の練習だ。例えばコンビニで練習させるのは気が引ける。でも駄菓子屋は「子どもの買い物の練習に対応する」のも料金に含まれてる、と勝手に思ってる(違ってたらごめんなさい)。


散歩の途中、小学校の脇を通って、校庭で遊ぶ何人かの子どもを見る。「校庭開放」は緊急事態宣言下で停止してしまっているが、「学童」は続いている。どうしてもひがみっぽい感じ方になってしまう。「うちの子は校庭を使えないのに、学童の子は校庭を使えるのか」と。僕の子育ての実感では、「子どもは、友達と遊ぶことで一気に成長する」。仲良くすることを学ぶ、とかでなくても、「他の子どものやってることを真似したがる」という習性があって、それでいろんなことの意欲が刺激される。だから、「校庭の利用」はともかくとしても、「友達と会う機会」については本当にうらやましく思う。


「この緊急事態宣言下で、どうしても仕事に出なければならない保護者の家庭」の子どもが学童を利用してるわけであって、それに嫉妬するなんてどうかしてるのかもしれない。でも、「モヤモヤ」の方に気持ちがフォーカスしてしまう。


息子はいつのまにかフーセンガムを膨らませることができるようになってた。そんなことがちょっとうれしい。うれしいことに気づき続けるしかない。


ガチエリア(B)2勝1敗。ガチホコ(B)2勝0敗。ガチヤグラ(C+)4勝6敗。フェスのナワバリバトルで、プロモデラーMG(銀モデラー)が楽しかったので使ってみる。カーリングボムピッチャーが試合中何回も使えて(10回ぐらい使える試合も何度かあった)、すごく得した気分。「どうせ何回も使えるんだから」と、雑に使っていく(溜まったらすぐ使う)のが正解な気がするんだけど、やりながら考えていこう。エリアとホコでは通用したんだけど、ヤグラはうまくいかなかった(ヤグラの上にカーリングボム投げられない)ので、1勝4敗の時点でもみじシューターに持ち替えて、もみじでは3勝2敗。もみじシューターも楽しい。それにしても、「これぞ初心者」みたいな感じだな。「味方がキルしてくれないと勝てない」みたいな。例えば、「チャージャーを持って、まったくキルできなければ実質3対4」みたいになるのが嫌で、「最低でも試合が作れる」みたいな発想でオーバーフロッシャーとか、わかば、もみじとかの塗れるブキを持ってるんだけど、この発想、スプラに向いてるのか。それとも向いていないのか。ちょっと興味深いな。


夜に、東京都も含めて緊急事態宣言の解除が発表された。


5月26日(火)

家族で散歩。フリスビーや、長なわとびを持って、少しだけ遠出(徒歩20分ぐらい)。公園では、遊具が使えるようになってる。これを見て、僕は少し安心する。僕にとっては、「公園の遊具の使用禁止」は、「行き過ぎた自粛意識」「我慢すればご利益があるとでも言うべきヒステリックな信仰心」の象徴だった。緊急事態宣言が解除されれば、もうテープを貼っておく根拠もない。


もちろん、これを見て不安になる人もいるだろう。行政的な(つまり人間の都合での)「緊急事態」期間が終了しただけであって、ウイルスの恐怖が終わったわけではない。「緊急事態宣言直後の公園遊具使用再開」が、「気の緩みの象徴」に見える人だっているだろう。僕だって、今日から「密室のすし詰め状態でのライブに観客1000人」というニュースを見たら「マジかよ」と思うだろう。素人が考える「不安」とか「安心」の問題なんて、線引きの根拠が「聞きかじりのニュース」程度のものなので、あまり議論が成立しない。(ひょっとしたら、今回のケースでは専門家でも明確な議論は難しいのかな)


「大切な人の命を守るために、家にいよう」という趣旨のキャッチフレーズが色々作られ、行政からも言われ、好きなタレントからも言われ、ハッシュタグがついて拡散されたことの功罪を思う。緊急事態宣言が必要だったか、の是非の話ではなく、キャッチフレーズとして、ちょっと脅迫的じゃないか、という話。どういうことかというと、「この大都会で、人々が普段通りの生活をしていたら、どんなに気をつけていたとしても感染を防ぐのは難しいだろう。感染が拡大したら、それはネズミ算的な拡大になる危険があるし、さらに医療崩壊に繋がれば、ガチでヤバい」ということと「外出=命の危険」の間には、かなりの飛躍がある。


「自分の家族が死ぬかも知れない、自分が誰かを殺すかも知れない」という発想で、「他人事」ではなく「自分のこと」として事態を捉えるのは重要かも知れないけど、実際に自分が「命に関わる事態」になるのは(多くの人にとって)「1万分の1」もない(ここの数字は適当です)。そんな確率、怖がるほどのセンサーをつけて生きていけないよ。そうじゃなくて、「感染の爆発的な拡大、医療崩壊のリスクはなんとしても避けなければいけない。東京都に1000万人の人間が暮らしているとしたら、その「1000万分の1の責任」が各個人にある。普段だったら気にしない「1000万分の1の責任」を、今はできるだけ真剣に捉えましょう」という話なんじゃないか。


何を言いたいかというと、「外出には命の危険がある」というぐらいの大げさな気持ちで慎重になろう、というのはあくまでもキャッチフレーズであって、自己暗示が強すぎると、「散歩」すら「(文字通りの)決死の覚悟」が必要になってしまう。そっちの方が精神状態としてはヤバいかもしれない。


学校の再開は6月1日から、とのメールが。「緊急事態開始の時は宣言の翌々日から休校になったのに、再開は宣言解除の翌週からなのかよ。遅い。怠慢じゃないか?」と反射的に思ってしまう。実際には、おそらく怠慢なんじゃなくて、「極端に慎重にならざるを得ない」んだろう。自分の子どものことになれば、親は冷静ではいられない。相当不安になっている親も多いだろう。とすれば、「不安に思ってる人」に基準を合わせるしかないような気がする。それが本当にいいことなのか僕は分からないけど、この数ヵ月はしょうがないのかもしれない(「安全かどうか」ではなく「安心かどうか」を基準に判断すると、対策が過激化してしまう。だから、「安全かどうか」を基準にすべき。でも、「安全かどうか」の基準が明らかでないと、どうしても「安心かどうか」が基準になってしまう)。


ガチエリア(B)5勝3敗。プロモデラーMG(銀モデラー)を使って。カーリングボムピッチャーをエリアに流すだけの簡単なお仕事。勝てればなんでも楽しい。


そして、昨日ダメだったガチヤグラ(C+)では、プライムシューターベッチューを使ってみる(2勝1敗)。これが使ってみて驚いたんだけど、クソ強くてウケた。動画とかの聞きかじりの知識では、「エイムがある程度ないと、使いにくい」というイメージがあって、なんとなく鵜呑みにして使ってなかったんだけど、使ってみたらエイムがダメダメな僕でも全然使える。だって、相手もC帯の同じレベルのプレーヤーなんだから、お互い外し合うことも多いわけであって、その確率が同じなら、確定数が少なく、射程の長い方が有利に決まってる。単純な理屈。ちゃんと射程の知識がないんだけど、大体のシューターにまあまあ簡単に撃ち勝てる。さらに、なんといってもヤグラを止めるのにナイスダマが使いやすすぎる。いままで、ヤグラの上の相手を止めるのが苦手だったんだけど、これで解決。ナイスダマをヤグラに落とすだけの簡単なお仕事。


ガチホコ(B)4勝1敗。ガチアサリ(B)2勝2敗。同じくプライムシューターベッチューで。楽しい。

 

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