鯖缶@3rd&forever

2児(娘7歳、息子5歳)の父の雑記ブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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新体操の先生のこと

あじ(娘。7歳)が、年中の頃から新体操を習っている。先生がとても素敵で、感謝を書き留めておきたい。

こはだ(妻)が幼稚園のママ友から聞いてきて、「あじにも習わせようと思うんだけど」と言ってきたのが2年ちょっと前。そうか、もう習いごとをする年齢なのか、と思って驚いた。体験レッスンにも行ってきたという。「でもお金もかかるし、送り迎えも大変だし、来年からでもいいかなって気もする」という。

迷っている様子の妻に、何も考えずに「いいんじゃない。やらせてみようよ」と言った僕に、妻の答えが衝撃だった。

 

「分かった。レッスン日は木曜日だから、パパが送迎になるけどいいよね?」

 

そうだった。こはだは次の週から働き始めるんだった。なかなかの策士である。フット・イン・ザ・ドア(「セールスマンがドアに足を入れること」を語源にした交渉術のアレ)を日常生活に巧みに取り入れてきた。この段階で「通わせる担当が僕だったら話は別」と言い出す勇気が僕にないことを見切っているのだ。

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先生は、「ガラスの仮面」に出てくる月影千草をイメージしてもらえば、だいたい合っている。威張ったり怒鳴ったりは決してしないが、なんとなくオーラが張り詰めていて、ちょっと怖い。

(↓Amazonの商品リンクから、画像を拝借します。月影先生の日めくりカレンダーだって。プレゼントとかにいいかも?)

「ガラスの仮面」日めくり まいにち、月影先生! ([実用品])

先生の背筋のとおった態度、子どもに媚びない雰囲気は、1回目のレッスンですぐに感じて、僕は先生を尊敬するようになった。子どもたちを、緊張させるような迫力のある人、なかなかいない。

息子をサッカー教室に通わせていたことがあって、そのスクールもすごくよかったんだけど、雰囲気は優しいコーチばかりだった。

スポーツ系の習いごとをさせるとき、親としては「体罰や軍隊的な恫喝は論外としても、何かちょっと厳しいものに触れさせたい」という思いがある(お寺の小僧さんが早起きして掃除をするようなイメージ?)。だけど今どき、スパルタっぽい雰囲気は流行らないし、子どもをスパルタに適応させたいかと言うとそれもちょっと違う。

月影先生(新体操の先生を、もう便宜上月影先生と記述することにします)に出会って、「僕の求めていたのは、この張り詰めたオーラと緊張感だった!」と思った。

練習の邪魔にならないように、髪が長い子は縛る約束になっているようで、ヘアゴムを忘れた子どもがお母さんに訴えている。「ママ、髪、やって」親子とも、先生に怒られるのが怖いのだ(実際にはまったく怒られないのだが、なにせ芸術家肌の月影先生なので、気分を害しそうな雰囲気はある)。

「先生に言ってきて」「ママが言って」「自分で言いなさい」と小声でケンカする親子を見て、僕はヘアゴムを忘れないように、財布の中に入れておくことに決めた。

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2回目のレッスンが終わった時のこと。保護者と子どもたちが体育館の空いたスペースに集められた。あじ(娘)と同じタイミングで始めた子供たちは10人ぐらい。購入する手具の説明を受けた。

僕が好きだったのは、子どもたちにリボンの色を自分で選ばせるところ。

「いい? みんなに、今からリボンの色を選んでもらいます。ここにある色の中から、1つだけ決めてください。先生心の中で100まで数えるから、その間に決めて、教えてね」

ただ単にリボンの色を選ぶだけの話なんだけど、このセリフの説得力がなんかすごくて、よく覚えてる。「リボンの色は、すごく重要なこと」「それは自分で決めなくちゃいけない」「適当に決めちゃダメだけど、制限時間以内に決めること」ということを、子どもたちに伝えてる気がして、心が打たれた。実際に子どもたちも、自分で色を決めていいことを喜びつつも、なんとなく緊張して真剣に選んでいた。

ある時、練習が始まる前に転んだ子どもが、痛いと言って泣いていた。月影先生の対応は見事で、スっと近づいてケガのないことを確認すると、その子に、「痛いの? どう、見て? 血、出てる?」と。子どもが首を振ると、「血が出てないんなら平気ね」と微笑みながら子どもに語りかけた。

「血が出てないんなら平気」って、どんな理屈なのかよくわからないけど、子どもだって理屈を超絶して泣いているのだ。それを上回る迫力で鎮火させてしまった。これは、マネしようとしても全然マネできない。

あじ(娘)は、今でも新体操を続けてる。練習の前後の着替えには女子更衣室を使う。当然僕は入れないので、自分1人で着替える。ヘアゴムも、練習で使う手具も、忘れ物がないか自分で確認するようになった。

娘にはこれからも元気に通ってほしいな、と思うし、月影先生も変わらずにいてほしいな、と思う。

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