鯖缶@3rd&forever

2児の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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名前入りのTシャツを着せて、子どもを体操教室に送りこんだ

春休みの間に4日間連続で、体験入学的に通える子供の鉄棒道場をこはだ(妻)が見つけてきて、問答無用に申し込んできた。

あじ(娘。6歳)は運動神経はいい方なんだけど、さか上がりができなくて悔しい、みたいなことを結構マジに感じていたらしい。
僕はさか上がりが出来たのは生涯を通しても合計30回程度なので、さか上がりができないことについては「悔しい」というよりは「なんとなく申し訳ない(ヘラヘラ)」という感じ。

娘が「悔しい」と訴えていたのをキャッチして、教室を見つけてスピーディーに申し込んでくる妻、ナイスすぎる。あじだけでなく、いわし(息子。4歳)も道場に放り込むという。こはだ、ナイスだ。いつもありがとう。僕の稼ぎがクソなのに不満ひとつこぼさず(僕以上にお金を使うことに無頓着で)、・・・感謝してるよ。

こはだが鉄棒道場のチラシを見せてくれた。
親の心をわしづかみにするキャッチコピーが書いてある。
「成果が出なければ指導ではない」
「なんとなく覇気がない・・・ダラダラとテレビばかり見ている・・・そんなお子さんが生き生きと生まれ変わる!」

オーケー。なんなら毎日2セット通わせよう。鉄棒道場だけじゃなく、跳び箱道場も今すぐエントリーだ。もう定員だった?あじがやりたいのは鉄棒だからちょうどよかった?・・・全部ナイスじゃないか。

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そして!今回こはだは、さらにナイスなことをしでかした。名前が書かれたTシャツを着せたのである!

胸に「あじ」、背中に「あじ」とひらがなのフェルト(アイロンでつけるようなやつ?)で書かれている。いわしの方は、背中はフェルトでなく単にペンで書いてあるだけ(下の子への対応はえてして手抜きになるものである)だが、それもむしろOK。名前が伝わればいい。

僕は、こはだのやったこの対応がマジで素晴らしいと思って、感動&興奮してそれを伝えた。

「これはすごいアイディアだ!」
「初対面の先生は、子どもたちの名前をいきなり覚えるのはムリだろう。でも、シャツに書いてあれば、問題解決!先生に名前を呼んでもらえる!」
「怒られるにしろ、褒められるにしろ、先生はあじといわしに声をかけやすい!」
「相手の立場に立ってものを考えることで、結局自分が得をする!」
「親ができることって、こういうことなんだよ!子どもの代わりに何かしても意味ないし、子どもにやる気を出させる魔法もない。でも、子どもがやる気を出しやすい環境を作ったり、やる気が出る可能性が1%でも増えるように工夫したりはできる!」

思えば、あじといわしの名前を決める時も、「呼び捨てで呼びやすい名前」は意識した。「呼ぶときに恥ずかしくなるようなかっこいい名前じゃなくて、結構普通なんだけど、響きが素直に気持ちいい感じの名前」がいいな、と考えた。優しく呼びかけたり、叱るような口調で言ったりして響きを確認して、決めたものである。

結局あじは、「目立ちたがりみたいで恥ずかしいからイヤなんだよ」と言ってきて、3日目からは名前の入ってないシャツにしました。

そうだよね・・・恥ずかしいよね・・・調子に乗りすぎた・・・

 

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