ちょっと不快なことが起きると、すぐ不満を口にする。疲れた時こそテキパキ動いた方がタスクが早く片付くのに、不機嫌になってダラダラする。そんな、「甘ったれ」の大人をよく見かけるし、正直言うと僕自身もそんな時がある。
理不尽なことがあるとすぐキレたり、キレたりしなかったとしてもすぐに諦めたり。アウェーの環境だと萎縮して本領を発揮できない、そもそも新しいことにチャレンジしない。そんな元気のなさで、人生を渡っていけるか。自分の不甲斐なさに呆れることもしばしばだ。
だから、子どもにはたくましさを身につけてほしい。そんなことをよく思う。でも、どうやったらそんなことできるんだろう。先日、ツイートしながら考えたので、まとめておく。
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ちょっと不快な状況になると不満をいったり、不機嫌になったりする大人たちを見ていると(自分もしばしばそうなる)、「子どもを甘やかしたらいけないんじゃないか」とはよく思う。
— 鯖缶 (@savacanmemo) 2018年10月1日
「熱中症マジやばいから、小学校とかクーラーつけないと」みたいな話に、「子どもを甘やかすのはよくない」的な説教を持ち込もうとしたら、「それはおっさんが言いたいだけだろ」とか叩かれたのはまあよくわかるけど。
— 鯖缶 (@savacanmemo) 2018年10月1日
親としての僕が、小学校の先生にぼんやりと望んでいるのは
— 鯖缶 (@savacanmemo) 2018年10月1日
①安全を守ってほしい
②体罰や恫喝はダメ
③でも、時には厳しく指導してほしい
④個性を見つけて認めてほしい
でも、そんなことができる先生って実在するのかな、とも思う。
自分がやるとしたら、①と②だけでも自信ない…
娘が習ってる新体操の先生はすばらしくて、「姿勢よく、しっかりした返事」ができないと、叱りつけるのではなく、笑顔でやり直させる。子どもたちも萎縮はしないけど、先生の厳しさは感じて、ナメたりはしない。
— 鯖缶 (@savacanmemo) 2018年10月1日
とは言え、「優しさと厳しさを併せ持った指導」ができる人ってそんなにいないと思う。
やっぱり子どもには、「夢中になってどうしてもやり遂げたいこと」に出会ってほしい。それが一番、優しさと厳しさの両方で子どもを鍛えてくれるんじゃないか。
— 鯖缶 (@savacanmemo) 2018年10月1日
これは単なる理想論なのかもしれないけど、時には理想論みたいなことが、一番現実的だったりする気がする。
僕自身が、自分のヘタレっぷりにウンザリしながらも、なんとか人生に楽観的な気持ちでいられるのは、演劇とか、翻訳とか、自分の好きなことに挑戦してこられたからだと思う。何かを成し遂げたとは到底言えないけど、「自信の核になるもの」は手に入れたと思う。
自分の子どもにも、自分の子供じゃなくても誰でも、「夢中になれる何か」に出会ってほしいな、と思い直した。「優しさと厳しさを併せ持った先生、先輩、上司」になんてなかなか出会えない。そんなラッキーばかり当てにするわけにはいかないだろう。でも、本当に「夢中になれるもの」に出会えば、それを通して、人生の豊かさと厳しさを教えてもらえる。子どもを注意深く観察して、その出会いを邪魔しないようにしよう。そう思ってる。
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