ちょっと読書好き、映画好きな人なら、「バタフライエフェクト」という言葉に、「そうそう、それそれ!」と思いを馳せたことがあるはず。北京で蝶が羽ばたいた程度のわずかな影響で、ニューヨークが嵐になる、というアレ。
例を挙げ始めたらそれこそキリがない。「会社からの帰り道。ちょっと苦手な同僚が正面から歩いてきたから道を変えた」→「新しくできた本屋を見つけた」→「ちょっと寄ってみた」→「電車に乗り遅れた」→「事件に巻き込まれた」→「デスノート拾った」とか、そういうの。
娘7歳が家を出るのは8時15分。息子5歳を自転車で幼稚園に送るのは8時40分。
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年9月13日
主夫がだいぶ慣れてきたので、「洗濯たたみ~干し」「子ども2人に朝飯~食器洗い」「息子の弁当準備」「風呂掃除」「ゴミ出し」という朝のタスクが、8時30分までに片付いた! うれしい。
朝の主夫タスクが順調に片付くと、在宅仕事(翻訳)にもスムーズにも取りかかれる。すると早めにメドが立つので、「夕飯の買い物」に徒歩で行ける(余裕がないと自転車or買い物サボって冷凍食品でなんとかする)、と、買い物の行き帰りでラジオが聴ける。
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年9月13日
時々TLで、「食洗機買ってマジよかった」みたいなの見かける。うちは食洗機導入してないけど、「15分家事を短縮できるだけでストレスが全然違う」っていうのは理解できる。
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年9月13日
子どもが小さかった時(着替えも食事も手伝った)は、幼稚園に送るまで、主夫タスクができなかった。子どもの成長に感謝。
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子育ての最中には、「ちょっとした気持ちの余裕」が「命運を分ける」ことはしょっちゅうで、ほんのちょっとの時間の余裕がないばかりに、「楽しいはずのお出かけ」が「家族全員不機嫌」に変わったりする。
5分前倒しで行動していれば、子どもがクツをうまく履けなくても冷静に見守れるけど、時間に余裕がないと、せっかく自分で頑張ろうとしている子どもにイライラして、そんな自分を責めたりしてしまう。
会社(コールセンター)でもそうだ。3秒なら待ってくれる客も、15秒だとイラついてくるのがわかる。あるいは働いている側としては、1本の電話対応が終わって、次の電話対応を始めるのに2分でも休めれば相当ストレスは緩和されるが、実際にはすぐに次の電話が鳴る日がほとんど。
この話に特にオチはないんだけど、振り返って思うのは、「渦中にいるときは、ほんの少しの余裕すらなくしていることに気づかない」ということ。
僕自身、子どもを幼稚園に送っていく時に、風呂掃除や皿洗いのタスクが「送る前に片づけられる」なんて2年前には思えなかったし、「それが片づいていると、1日のテンションが全然違うこと」も想像できなかった。
単純に、時間や体力に余裕がないと、「今の僕は、まあまあヤバいストレスに耐えている」っていうことにも気づかなかったりする。だから、自身を振り返って「やることリスト(またはやらないことリスト)」を更新する時間を作ったほうがいいな、ということをとりあえずのまとめとする。
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