よくある仕事のコツ、みたいな話なんだけど、簡単かつ使えるのでサクっと紹介しておきたい。
職場などで、「ちょっと待って」と言うとき、「ちょっと」を禁句にして、具体的な時間を言うようにするということ。単純な話で、「ちょっと待って」だと、「15秒なのか1分なのか3分なのか15分なのか1時間なのかわからない」からだ。
僕は職場で、いつもこれを実践している。後輩から質問された時。「7秒待って」とか。上司から呼び出された時、「3分後に手が空くと思います」とか。
具体的な時間を提示すると、「待て」と言われた方は、その時間を有効に使える可能性がある。
「5秒」ならそのまま緊張をとかずに次の指示を待つし、「15秒」なら水を一口飲める。「1分」ならリラックスして背筋を伸ばしたり、調べ物の1つもできる。「3分」なら急いでトイレに行ってこられるかもしれない。
要するに、待ち合わせに遅れるときと同じということ。どの程度遅れるかを伝えないと、待つ方はその時間を有効に使えない。
ちょっとした工夫なんだけど、意識しないとなかなかできない。普段からクセにしておくといいと思う。「人を待たせている」という状況だからこそ、相手の立場で話をするのである。
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