鯖缶@3rd&forever

2児の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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完璧主義は捨てろ!(英語の勉強に使えるアイデア⑧)

世界の英語人口は17.5億人。そのうちネイティブスピーカーは3.9億人らしいです。(言語習得者、学習者を数えるかどうかなどで数字は変わってくるようです)


これってどういうことか?「カタコト英語が、ワールドスタンダード」ということ。「完璧主義を捨ててみたらいいかも?」という考えを紹介していきます。

 

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「あなたは泳げますか?」と「あなたは英語を話せますか?」

あなたは泳げますか?と聞かれたとき、人は「完璧に泳げるか?」とか「上手に美しく泳げるか?」とかを聞かれているとは意識しない。下手くそな泳ぎ方でも、25メートルのプールを泳ぎきれたら「泳げます」と答えるのではないでしょうか?

 

でも。「英語を話せますか?」と聞かれると、反射的に「いや、ムリムリ」みたいに答えてしまう人が多い気がします。「ムリムリ」と答えてしまう気持ち、わかる人が多いのではないでしょうか? だからこそ、案外根の深い問題かもしれないな、とも思います。

 

「英語が話せない」「英語でメールを書けない」という思い込みはさっさと消去しないと、いつまでたっても思い込みを消すことはできないからです。「英語が完璧に話せる」のは、どんなに上級者になったとしても不可能に近い。だから、どんなに下手くそだったとしても、「(一応)話せる」と思うことからスタートしたほうがいいでしょう。

 

自分でも気づいていない思い込みから逃れるのは難しいですが、「自分にはこんな思い込みがある」と気づけたら、あとは自分に言い聞かせるだけ。どうせなら、「下手だけど英語で話せます」と思い込んだほうが、いろいろうまくいくと思いませんか?

 

速読のコツ

スピーキングに限らず、リーディングでも同じようなことが言えます。「完璧に理解しないといけない」という思い込みがあると、時として学習の邪魔になってしまうかもしれません。

 

日本語の本を読むときでも同じですが、文章というものは「本の2割の部分に、言いたいことの8割は書いてある」と言われます。

 

(↓参照記事。どれも面白いです)

パレートの法則 - Wikipedia

100倍のリターンを得る驚愕の読書術5選:「レバレッジリーディング」感想 - ブログによる前進

10倍速も夢じゃない!脅威の“速読”トレーニング方法とコツまとめ - NAVER まとめ

 実際に魔法みたいな効果の速読術の効果はここでは気にしないことにするとしても、例えばこの「20:80の法則」を意識するだけで、本を読むスピードがあがる、というのはある気がします。

 

逆に言うと、本を読むのが遅い人のなかには、「全部の単語を完璧に理解しないと先に進めない」と思い込んでいる人が多いような気がするのです。それではもったいない。英語の勉強は、とにかく「量」が重要です。「完璧に理解しないといけない」という思い込みをいったん捨てて、学習を捉え直すといいかもしれません。

※例えば、「1ページの文章を発音も聞き取りも内容の理解も完璧にマスターして、トレーニングとしてそれを繰り返し練習する」などは効果が高い方法だと思います。ただ、その場合も最初から完璧を求めず、「ある程度の理解で先に進む」「慣れてきたら、最初からやり直す」「できなかった部分を集中して練習」というような段階を経るでしょう。やはり、「完璧主義にこだわらない」と思い出してもいいかもしれません。

 

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勉強はやりかけで寝ろ!

これは、僕にとっては相当実践的な学習の指針で、自信を持っておすすめします! 方法は簡単。「やりかけの勉強を、途中でやめて寝てしまう」これだけ。

 

僕は別記事で、「早起きして勉強時間確保」みたいなことを書きました。

タイマーを使え!(英語の勉強に使えるアイデア①) - 鯖缶@3rd&forever

 

「早起き勉強法」または「早起き仕事法」の最大のポイントは、「目が覚めてからタスクを始めるまでの自分起動時間をできるだけ短くすること」です。目が覚めたら、なるべく早く勉強を始めたい。でも、「はじめの一歩」は常にめんどくさいものです。なので、「前日に勉強をやりかけでやめておく」のです。「はじめの一歩」ではなく、「続きを始める」としたほうが、だいぶ楽にスタートできる。

 

これも読書に例えるとわかりやすいと思うのですが、「読みかけの本」→「続きが気になる」→「すぐに読み始められる」という、ただそれだけのこと。常に、「キリのいいところで終わらせない」クセをつけておくことで、「本を読みたい」という状態を自分でキープするんです。

 

もし前の日に、「キリのいいところ」まで勉強が進んだらどうするか。あと5分だけでも頑張って、「やりかけ」のところまで勉強を進めてから寝るといいです。

 

※ブログを書くのも同じですよね。「書き始める」のが一番大変なので、「タイトル」と最初の1行だけでもメモ帳に書きかけておくと、時間が空いた時にササっと書けます。

まとめ

・「完璧な英語じゃなくと恥ずかしくて話せない」と思うと、いつまで経っても話せない。意識して思い込みと決別する。
・「ザックリした理解で次に進む」と、速読、多読に有効。
・勉強も、仕事も常に「やりかけ」をキープすることで、モチベーションを維持。

(おまけ:英語人口について参照したブログ記事です。どちらも面白いです)

世界人口約70億人のうち英語人口はどれくらい? | たかが英語されど英語 おとなの英語習得法

世界の言語ランキング【決定版】!最強の言語【TOP10】を紹介します。 | フィリピン大学留学なら【e-student】

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