鯖缶@3rd&forever

2児の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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【日記】47歳からのHIPHOP入門㊱(一生懸命な姿がまぶしいぜ)

2024年3月某日 一生懸命な姿がまぶしいぜ

さて、吹奏楽の発表会。6年生の娘にとっては、学校外のステージで演奏するのは今日が最後だった(来週、校内で最後のコンサートがある)。

 

もう、これが大変に素晴らしい発表会で。同じ自治体の小学校が集まってお互いに成果を鑑賞し合う、ということだから、自分たちの子ども以外の発表も見るんだけど、それが、なんともグッとくるんである。自分の子どものことだと、失敗しないように心配でハラハラしたり、つい欲が出て「もうちょっと練習しないと隣の学校には勝てないな」とか思ったりしてしまうんだけど、よその子を見るときは、よりピュアに応援する気持ちになれる、というか。「おい君たち。自分では気づいてないかもしれないけど、一生懸命な姿がまぶしいぜ。上手でも、上手じゃなくても、そこにいてくれるだけで、かけがえがないんだぜ」みたいに思いながら見させてもらったよ。

 

うちの子たちの学校は、予定していた「銀河鉄道999」の発表を1週間前に断念していて。インフルエンザで学級閉鎖もあって、練習が間に合わなかった、という理由が、カッコ悪いような、カッコいいような(ほら、「カッコいい」とか「カッコ悪い」とか、まさに煩悩に引っ張られた考えではないか)。その難しいアレンジを覚えただけで喜びを爆発させていた娘の姿を見ていたので、失敗したとしても挑戦してほしい気持ちもあったんだけど…

 

その代わりに、2週間前の発表会でも演奏した2曲を演奏して。これが2週間の間に上達していて驚いた。丁寧さと大胆さがそれぞれ15%増しになっていた感じ。いやあ、2週間あれば上達するものなのか。自分の子どもたちが何かに取り組んでるのを見たときに、勝手に予防線を張ってしまって「どうせ大したものにはならない」と悲観的になったり、逆に不安の裏返しで「なんとかなるんじゃね」と楽観的になったりしてしまうことがありがちかも、と思った。僕が顧問だったら、難しい曲を選ぶ前に「どうせ無理」と諦めたり、一度選んだら「あと1週間で奇跡的にマスターできる」と強行突破させたりしてしまいそう。

 

3月某日 落ち着きと焦りのせめぎ合い

HIPHOP解説YouTuberの、ShotGunDandyさんが、Nasの「Illmatic」の解説を動画ではなくテキストでしているのをチェック。Noteをでお金払って購読したのってはじめてだな。

 

「The Genesis」と「N.Y. State of Mind」の和訳と解説。なかなか迫力あるボリュームをやはりチビチビと家事の合間に読んで(ちがうか、ブログ読む合間に家事をしてたのか)。

 

解説を読むことで、曲の印象が鮮明になった感じ。弱い犬が吠えるような、セコいイキり方はしてない。自分の実力に自信があるんだろう。新人離れした落ち着きがある。でもその一方で、「実力を分からせないと生き残れない」というような焦燥感がずっとあって、その「落ち着きと焦りのせめぎ合い」が、なんともカッコよくて。

 

解説コラム、また読みたい(いつか僕も書きたい)。

 

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