鯖缶@3rd&forever

2児の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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【日記】47歳からのHIPHOP入門㉖(「It Was A Good Day」が沁みた日)

2024年2月某日 結局は後悔するのかよ

僕は会社に。妻が在宅勤務。娘は登校して、息子は自宅でオンライン授業。

 

息子が体調を崩して、その影響で僕も一時的に「何も手につかない」みたいな状態になった。「何も手につかない」というと大げさか。「ヒマなのに、いつものペースで本が読めなくて焦る」とか「やることの優先順位が判断つきにくくて、ハキハキと過ごせない」みたいな感じか。でも、会社に行けば「やること」は決まってる。こういう時は会社のありがたみがある(これ、同じこと書いたな)。

 

帰宅して。ネットで注文していた「肩掛けスピーカー」が届いてる。僕は、夕食の準備と、皿洗いの時にHIPHOPを聴くんだけど、その時にイヤホンだと子どもから呼ばれた時に気づかなかったり、手が濡れてるとすぐにイヤホンが外せないことがあったりするので、「肩掛けスピーカー」なら音楽を聴きながらも、子どもたちを無視せずに済むかな、と思った、っていう。

 

さっそく使ってみたけど、なんか耳が変な感じ。気圧がそこだけ違うような、違和感がある。あんまり好きじゃないかも…

 

「失敗しても後悔しないように」と安いやつを買ったので、最悪まったく使わなくてもしょうがないか、と思ってたんだけど、「もうちょっと高いやつ使ったら耳の違和感もマシだったのかも」とは思ってしまう。結局は後悔するのかよ。

 

2月某日 「It Was A Good Day」が沁みた日

ShotGunDandyさんのYouTubeで、Ice Cube「It Was A Good Day」の解説を視聴。

 

「おかしいな、今日はなんかいい日だ。散歩して神に感謝、犬も吠えてこない。ママの朝食に豚肉がない。女の子から電話もかかってきた」みたいな出だしで、「ツイてる1日」を起きてから寝るまで描写していく構成。バスケも好調、ギャンブルもバカヅキ、デートも最高、とホッとするような光景を描いて、でも徐々に曲のテーマが分かってくる。

 

「そんな理想的な1日は決して訪れない」ってことなんだ。「警官に呼び止められず、殺人犯を探すヘリも飛ばず、オレも銃を使わずに済んだ。ああ、なんていい日なんだ。クソがよ」とはつまり、職務質問や、殺人事件や、銃こそが日常、ということと分かる。

 

(リンク貼っておきます↓)

【徹底解説】Ice Cube - It Was A Good Day【超名作】【HipHop】【洋楽1992】【リリック】【クラシック】【West side】【レジェンド】 - YouTube

 

シンプルな曲なんだけど、シンプルだからこそ夢の甘さと現実の苦さが沁みてくる。ビートも、自然に体が動くようなカラっとしたノリの良さと、落ち着きのある哀愁のブレンドが絶妙で、「粋」に伝わるカッコよさがある。スキル自慢、リアル自慢の競い合うようなHIPHOPももちろん面白いんだけど、こんな曲もいいな。

 

図書館で2冊借りて、ネット注文で2冊買って、HIPHOP本をゲット。本なら、NBA見ながら読めるんじゃないか、と。僕にとっては、「受験を攻略するように勉強する」みたいなテンションでディグった方が、ひょっとしたら楽しいんじゃないかと思い始めていて、それってどういう種類の呪いなのか、とちょっと気になっているところ。

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