鯖缶@3rd&forever

2児の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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【日記】47歳からのHIPHOP入門㉗(おっさん4人でスーパーボウル観戦)

2024年2月某日 おっさん4人でスーパーボウル観戦

スーパーボウル観戦。結局、3人自宅に招くことになった。

 

最初は職場のSくん(僕の唯一のスプラ友達である)を誘ったんだけど、今年のスーパーボウルは祝日だということに気づいて、アメフトに興味のないSくんを4時間拘束し、うちの家族にも気を遣わせるのが急に申し訳なくなり、僕としてもSくんに気を遣うような気がして、やっぱりキャンセルして。

 

その代わりに、1月に一緒に飲んだTさんを誘ってみた。Tさんは2018、2019シーズン頃にNHKBSで週1試合放送してた時にNFLを見てたと言っていて。1月に飲んだ時はアメフトの話はあまりしなかったので、試しに誘ってみたら来てくれるということに。それで、Tさんだけだと(僕もTさんも)緊張するかな、と心配になり、Oくんを誘った。Oくんはアメフトをまったく知らないんだけど、うちには何度か来たことがあるし、Tさんとも知り合いなので、僕としてはあまり気を遣わずに済むので助かる。

 

何なんだろう、自分でも書いていてアホらしくなってるんだけど、だったらSくんに来てもらっても別によかったんじゃないか、と。どういう心理なのかをもう少し自分で考えてみるに、「若いSくんに媚びを売ってる僕の姿を、妻に見られたくなかった」みたいなことかもしれん。別に「媚びを売る」わけではないんだけど、でも、アメフト好きでもない後輩を家に呼んでしまったので、ちょっとは楽しんでもらうために気を遣う、ということはありそう。で、それを妻に見られたくない、という心理なのか。それで、妻に見られるのは別にいいんだけど、「せっかくのスーパーボウルなのに、テンションが微妙になるのがイヤだな」みたいなことかも。

 

で、TさんとOくんに加えて、昨日職場でBさんを急遽誘うことに。僕は新人さんのトレーナーをしていて、ちょっと緊張していた(何せ、後輩へのマウンティングが泣くほど嫌いなので、それをしないよう気を引き締めていたのだ)。それで、休憩時間に誰かに話しかけたくなって。遅番のシフトで始業準備中のBさんに「念のため聞きますけど、Bさんってアメフトに興味ないですよね?」と聞いてみた。

 

これ、なんというか、自分としては、ちょっと面白いつもりのギャグなんである。僕とBさんはシフトも1週間で3時間しか重なっておらず、お互いに積極的に話しかけるタイプではないので、普段はあいさつを交わす程度の間柄なんである。なので、僕はBさんのことを事前にほとんど知らない。そのBさんに、「用事もないのに話しかける時の天気の話的雑談」として、「アメフト」は唐突すぎるでしょ、っていう。チェーホフの話なんて全然したことのない相手に、「ニーナとマーシャどっちがムカつきます?」って聞くような、そういう文脈ギャグだったんだけど。

 

そうしたら、Bさん。「ああ、最近はあんまり見てないですね」と。いやいや、それってかなり好きな人の答え方じゃないですか。僕としては、「なんでいきなりアメフトの話してるんですか」とツッコんでもらうつもりだったので、予想外の展開。引くに引けなくなって。「明日、スーパーボウルなんすけど、ウチ来ます?」みたいな。ほとんど話したことすらないBさんを唐突に家に誘う、っていうギャグを重ねるしかなくなって。そしたら、「いいんですか? いや、アリかもしれない…」みたいな反応。こうなったらもうしょうがない。「いや、絶対来た方がいいですよ」と言うしかないじゃないですか。(結果的に、Sくんを断ってBさんに来てもらう流れで、微妙に後味が悪いんだけど、「Bさんがアメフト好きだったから、話の流れ上引くに引けなくなった」と言えば分かってくれるだろう)

 

それで。「お互いをよく知らないおっさんたち」を自宅に招き、スーパーボウルを観戦。(妻は気を遣ってくれたのか、祝日でちょうどよかったのか、実家のお母さんに会いに行くと出かけることになった)

 

朝8時からビールを開け、ポテトチップをバリバリ、枝豆スナックをボリボリつまみながら。延長までもつれ込み、4時間半もかかったけど、終わってみればあっけないのが勝負ごと。


ひとりじゃなくて、誰かと一緒に見るスーパーボウルが面白かったのかというと、結構微妙なんだよな。自分だけで見た方が、集中できる、というか。でも一方で、「スーパーボウル観戦の面白みを最大化すること」なんて大した問題じゃないじゃないか、とも思ったりもして。

 

試合が終わってから、デリバリーで頼んだピザを平らげる。その後、子ども2人とおっさん4人の計6人でゲーム。「ITO」というコミュニケーションゲームで、全員の協力プレーが成功するかどうかっていう遊びなんだけど。子どもたちに、「父親の友人と関わる機会」を体験してほしかったので、一緒に遊んでくれてうれしかった。

 

書きながら気づいたんだけど。「ITO」を遊ぶのに理想の人数やメンツを考えがちなのが、僕の頭が悪いところなのかもしれない。そうじゃなくて、「おっさん4人と子ども2人で遊べるゲームってあるか」みたいなことを考えた方が、賢いんじゃないか。(だから、今日は結果的に「賢い」ことができた1日だった、と)

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