鯖缶@3rd&forever

2児の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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【日記】47歳からのHIPHOP入門⑳(僕の可能性だって無限だってハナシ)

2024年1月某日 誰かと一緒なら見てもいいかも

職場の同僚にスプラ友達のTくんがいる。彼を「うちに来ない?」と誘ってみた。NFLのスーパーボウルを一緒に見ようっていうプランで。どうせアメフトなんて興味ないだろうから、断られると思って半分ネタだったんだけど、「マジすか。いいすよ」と。「別にアメフトには興味ないけど、誰かに誘われたら断らないことに決めてるんで」みたいなことかな。これは、僕にとってはめちゃくちゃ新鮮だった。

 

なんというか、年を取ってくると、「昔聴いてた音楽しか聴かなくなる」みたいなことはよくある。それと同じで、「休日の過ごし方」もパターン化されてきて、あんまり新しいパターンを試さなくなってくるような気がする。(まあ、僕は若い頃からそうだったかもしれないけど)しかも僕は、大抵のことは1人でする方が好きなのだ。NFL観戦も、映画も、お酒を飲むのも。スプラトゥーンですら、一緒にやるよりも1人でやった方が好きかもしれない。

 

だから今まで、NFLを誰かと一緒に見たことはない。だけど、今年は推しチームのペイトリオッツがまったく振るわず、全体的にNFL観戦へのモチベーションが上がらないままオフシーズンになってしまった。スーパーボウル、興味がないんなら見なければいいけど、まあ、この10年以上ずっと続けてきたことを、途切れさせる勇気もなくて。それで、「誰かと一緒なら見てもいいかも」みたいなことを思って、誘ってみたという。

 

で、これが不思議な感覚なんである。僕としては、本来アメフトは1人で見るのが好きなわけだし、Tくんと遊ぶのであれば、アメフトを見るのではなくスプラトゥーンをしたらいいわけであって、まったく想定にないプラン、というか。でももちろん、僕の習性上はあり得ない選択というだけの話で、実際は「会社の休みが一致する同僚と、メジャーなエンタメコンテンツを楽しむ」という、よくある話なのかもしれないけど。その、「よくある話」を「あり得ない」としてしまっているのは、他ならぬ僕自身の単なる思い込み、というのがなんとも可笑しい。

 

人付き合いに積極的になることで、自然と普段選ばないことも試せるようになるかもしれない。それもちょっといいかもな、と思い始めてる。


1月某日 僕の可能性だって無限だってハナシ

大変恥ずかしながら、先日から「REAL AKIBA BOYZ」の動画にハマっていて。今日も添削仕事の合間に見てたんだけど。

 

で、過去動画をさかのぼってたら、オーディション企画のシリーズがあるのを見つけて。それをずっと見ているんである。10代の子どもたちを集めて、弟妹ユニットを作る企画で、応募書類の自己アピールにリアクションしたり、面接で実技を見て、その後は合宿で審査が続いたり、一度気になるとやめられないやつ。

 

それにしても、YouTuberのメンバーになりたいと言って、オーディションに応募が集まるんだから、なんともすごい。いや、今の子どもはテレビよりもYouTubeを見てるんだから、不思議でもなんでもないんだろうけど。

 

最後には合格者と不合格者に分けられる残酷さにハラハラしながら、そのハラハラを薬味にして、子どもたちの「ひたむきさ」を味わう感じ。

 

「若者たち、可能性無限だな」というような平凡なことを思いながら、「いや、僕だって可能性無限でしょ」と唐突に思って。例えば、15歳の若者は無限の可能性を持ってる、として。47歳の僕は、15歳と比べたら20分の1ぐらいの可能性しかないな、と思ったとして。でも、無限の20分の1って、無限じゃね? と。

 

YouTube見て上がる程度のテンションなんて、ちょっとしたことですぐに消えそうではあるけど、テンション上がったことは間違いなく。なりふり構わずにやっていきたい、などと思いながら皿を洗った。

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