鯖缶@3rd&forever

2児の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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【日記】TOEIC受けてる場合じゃねえよ㉓

2022年4月某日 ゴールデンウィークが来るのかよ

やぱり今年もゴールデンウィークが来るのかよ。僕は旅行の計画が苦手で、「子どもたちをどこかに連れて行く」というタスクの消化になかなか前向きに取り組むことができない」。そして、この2年間の「不急不要の外出は自粛」という呪文にかかりやすい。だって、そもそも出かけるより家でダラダラしてる方が好きなんだから。


なんで苦手なのかと言うと、「どうせなら賢いプランを立てたい」という、誰に対してなのか不明な「見栄」のようなものがあって、(不慣れなくせに)ちゃんとした下調べをしたがりがちなんである。それで、調べてる途中にイヤになってしまう。


まだ学生気分が抜けきらないのか、と自分でも呆れるんだけど、僕にとってはゴールデンウィークはずっと、「働く」ための期間だったんだ。普段よりいい時給が出るし、普段ちょっとした理由ですぐ休むバイト先に、借りを返すのが毎年のルーティンだった。それに、普段より混んでいて、普段より料金の高い時期に旅行するなんて、正気の沙汰とは思えない。


と、いう初期設定の思い込みがまだ気分として残っていて、「連休に旅行を」というスイッチがなかなか入らない。でも、もう僕には家庭があるわけで、妻の仕事も子どもの学校も祝日は休みなんだ。どんなにアホらしくとも、ゴールデンウィーク以上に旅行の日程を組みやすい期間なんてそんなにないわけであって。というか、他の時期に家族旅行を組むのが難しい以上、「いつもより混んでる」とか、「いつもより高い」とか、そんなことを考えるだけ無駄なんであって。


みたいな去年も考えたであろうことを、今日も考えていたところ。今のところ、「最高のプランじゃなくていいから、適当に計画を立て始めろよ」と自分に言い聞かせただけで、何も準備を始めてないんだけど。

 

4月某日 アメフトボールが届いた

この10年ぐらい、ずっとNFLを見てきて、今のところまだ飽きそうにもないんだけど。先日思い立って、アメフトのボールをネットで注文したんである。アメフトのボールに触ったことがなくて、それはNFLのネット観戦には特に支障はないんだけど、でもちょっと興味があって。

 

(↑Amazonのリンクです)

 

というか、現代のオタク文化って、「ご利益があるお布施」みたいな感じで趣味に”課金する”ものなんじゃないか。お金を使うことで、「俺はこの対象にハマってるんだ」という自己暗示で自分を盛り上げる、みたいな。そんなことを思ったのがきっかけだった気がする。


僕もアメフトグッズを何か注文して気分を盛り上げようと思って、レプリカジャージとか、キャップ、飾る用のヘルメット、いろいろ考えたんだけど、あんまりピンと来なくて。僕にはそういうスイッチがないんである。「好きな選手の背番号が入ったジャージとかを着て応援する」の、いざやってみたらきっと楽しいんだろうけど、まあまあちゃんとしたお金取られるしなあ、と手が伸びずにいたところで、「ボールをゲットするのはどうだろう」と思いついた。


公式ボールは25000円ぐらいするらしいんだけど、大きさも重さもおんなじボールが3000円ぐらいで売ってる(検査とかにかかってる手間が違うのかな)。なんというか、「お布施」としてはちょうどいい気がしたんだ。


それから、2週間。ようやくボールが届いて。意外なことに、息子が食いついて、室内で軽く上に投げて自分でキャッチしたり、空気入れをシャカシャカやったりして興味津々。公園にキャッチボールを誘ってみると即答で行こう、という。公園で息子とキャッチボール。まるで父親じゃないか。


そして、このキャッチボール。楽しいんである。アメフトのボール、思ったよりも尖っている(細い)。結構大きくて、目で見た感じだと「こんなの投げられるのかな」とか思ったけど持ってみると案外片手でも持てる(片手で投げるフェイクは僕にはできないかな)。それで、上手く投げるとまっすぐ飛んでくれる。


ボールの運び手が持ちやすく、でも相手もそれを奪いやすいぐらいの大きさ。だけど、投げやすさを考えてシルエットを改良してきたアメフトボールの歴史(聞きかじり)を思って、ちょっと盛り上がった。公園で遊ぶには、フリスビーにも似てるかも。上手く投げないと飛ばないけど、上手く投げると飛ぶ。そして、そのコツはそんなに難しくない、適度な難易度。


息子も喜んだし、僕もアメフトを楽しめて、いい買い物したな、と思った。誰かにあげるプレゼントにもいいかもしれない。


(アメフトボールをプレゼントにするといいかも、というコラムとしてまとめてみました↓)

【コラム】アメフトのボール、プレゼントに最適なのでは? - 鯖缶NFL三昧

 


4月某日 「かくしごと」読んだ

「かくしごと」(久米田康治)読んだ。シニカルな笑いがうるさくなく、父娘のメロドラマが甘くて苦い(隠し味なのか、それともそっちが本題なのか、絶妙な塩梅)。

 

 

(↑Amazonのリンクです)


この作品が面白いのか、そうでもないのか。僕にとって好きなのか、そうでもないのかを読んでる途中も、読み終わってからもずっと決めかねていて、カテゴライズしにくい読後感。


「かくしごと」についての感想ではないんだけど、「ひょっとして僕は、シニカルな笑いなんて求めてないんじゃないか」と薄々気づいてしまってちょっと怖くなってる。「もっと感情移入しやすいマンガを消費させてくれよ」というのが僕の本音であって、そうじゃないマンガをあまり受け付けなくなっているんだとしたら、それってかなりヤバいことなんじゃないか。「読む快感がどこにあるのかちょっと分かりにくいマンガ」を、自分ではそんなつもりもないのに避けてしまっているんだとしたら。


ちょっと気にしておきたい。

 

 

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