2021年5月7日(金)また日記を始める
中年をこじらせているので、日記ばかり書いている。誰かに聞いてもらいたい情けない不平がたくさんあって、もちろん誰も聞いてくれないので日記を書くしかしょうがない。
毎日のことを記録すると、気分がなんとなく整うことを知ってる。「怒っている」と書くと、怒りの感情が、「怒りの標本」みたいになって、ちょっと取り扱いやすくなる。怒ってる気持ちには大差ないんだけど、「怒りに自分が支配されてる」という状態からは脱せられる。
去年も書いた。前半は「スプラトゥーン日記」で、後半は「NFL観戦日記」だ。コロナへの恐怖から逃げるように「スプラトゥーン」にハマって、毎日の修行の内容を書き続けた。NFLの好きなチーム(ペイトリオッツ)から好きなクオーターバック(トム・ブレイディ)が移籍でいなくなって、「どんな気持ちで見たらいいのか分からない」と混乱しながらNFLを見続ける日々を書いた。
今年の前半も、スプラトゥーン日記を書いた。スプラの腕は大して上達しなかったけど、日記に書くことで、「スプラトゥーン」へのモチベーションがキープできたのは間違いない。もっと他のことのモチベーションをキープしろよ、とも激しく思うんだけど、それは、もう仕方ない。
さて、この日記のテーマは「マンガ」にしようと思う。これから2ヵ月ぐらい続けられればいいかな。たくさんマンガを読んで、それをメモしていく。
思春期の頃から、「読書」について強迫観念がある。「本を読んでいれば頭がよくなる」というか、「本を読まないとバカになる」というような雑なマントラ。
実際、本はよく読んだ。でも、内容はもうほとんど覚えてないから、結局「本を読んでもバカはバカ」なのかもしれない。でも、ひょっとしたら「本を読んでなかったらもっとバカになってた」かもしれないじゃないか。
それなのに、本は全然読めなくなった。結婚して、子どもが生まれたぐらいから、本が読めない。僕が読書を見放したんだろうけど、読書が僕を見放したように感じるぐらい、本が読めない。それでも、「本を読まないとバカになる」という強迫観念だけ残ってて、雑に「ヤバいヤバい」と思ってるうちに10年過ぎた。
でも、マンガなら、なんとか読める。しばらくマンガをたくさん読もう、と今年に入ったぐらいから、マンガばかり読んでる。どんどん読むつもりだ。
5月8日(土)「ワンピース」が面白くてビビる
3時半に早起き。毎朝のルーティンとして、この日記を書くつもり。(上の日付は、日記を書いている日。だけど朝起きてすぐ書いてるから、内容は前の日のことになる)
昨日読んでいたマンガは、「ワンピース」(尾田栄一郎)の76巻~78巻。「ワンピース」、たぶん3年ぶりぐらいに読んでいて、これが驚くことに、面白いんである。
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全部のページの全部のコマが面白い。「味の濃いおかずが何種類もメガ盛りされたお弁当」みたいな感じで、「サービス精神」がエグい。実際、「味の濃いおかずが何種類もメガ盛り」が一番うまい弁当なのかというとそれは疑問で、もっとシンプルに「メイン」と「漬物」ぐらいの方がいい気がするんだけど、だからといって「サービス精神満載」が否定されるわけでもない。
ワンピース、読んでるうちに疲れてしまって、「もういいや」と思って離れてたんだけど、何かのきっかけでまた読んでみると面白すぎて驚く。「この3年間、大して面白くないっていう印象でいてごめんなさい。その間も、ずっとテンション高いままだったのかよ」と、そんなことを3年周期ぐらいで繰り返してる。たぶんまた飽きるまで読むと思う。
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(文中で触れた、僕の過去の日記のリンクも貼り付けておきます↓)
スプラトゥーン日記(001) - 鯖缶@3rd&forever