「逃げるは恥だが役に立つ」(今マンガ読んでる)の略称を、何となく「逃げ恋」だと間違えて認識してて、なんか恥ずかしい。逃げ恥だけに。「恋」は主題歌の方だった。
— 鯖缶 (@savacanmemo) 2018年10月28日
マンガ「#逃げるは恥だが役に立つ」を読んでる途中なのですが。これ、ドラマのキャスティングすごいですね。星野源の「理想の童貞」感と、新垣結衣の「ギクシャク感が少し混じった初々しさ」の組み合わせはすごい。(僕は見てないんですが。でも、見ないでも大成功だろうなと想像できる)
— 鯖缶 (@savacanmemo) 2018年10月29日
「流行ったマンガは、どんなマンガであれ面白い」と思っている。そんなの当たり前、と思うかもしれないけど、「流行ったけどつまらない映画」ってたくさんある気がする。
で、「逃げるは恥だが役に立つ」を読んでみた。やっぱり面白かった。「分をわきまえて、感動を強要してこない」感じの上品なマンガ。普通なら、「上品なマンガ」ってあんまり褒め言葉になっていない。多少安易でも、無理やりにでも、「強さ」のあるマンガが大抵の場合面白い。(マンガは、アベレージの面白さよりも最高点の面白さが重要な気がする)
でも、この作品については、「感動を強要してこない」マンガ全体の作りが、ストーリーやキャラにマッチして、むしろクセになる。
「ちょっとだけ不自然で不器用だけど、基本的にはまともな大人」ばかりが登場人物で、「安心して読める」感じなんだけど、その安心感が「もどかしさ」につながっていって、「契約結婚というワクのなかで始まった恋愛」という、安心なのか心配なのかわからない、もどかしいストーリーの流れにシンクロする。
「まともな大人でモテないわけじゃないのに童貞」とか、「結婚、家事の仕事化」とか、社会問題的なテーマが散りばめられていても説教くさくならない。「キャラの感情」があくまでもストーリーの中心にあるからだろうな。
「当たり前の結婚」「当たり前の恋愛」を決められない、ことがテーマなんじゃなくて、「ちょっと頭がよくて、ちょっと度胸が足りない」っていう十分に共感できるキャラの、生身の感情の揺れ動きを、存分に味わえる。
もどかしくて、ドキドキした。多分見ないけど、ドラマもきっと面白かったことだろう。
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