鯖缶@3rd&forever

2児の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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夫婦は二人三脚じゃなくていい

 

夫婦は二人三脚じゃなくてもいい、と聞いたときに、僕は深く共感して大げさに言えば救われたような気分になった。

 

ということは、僕にもやはり、「いつも二人三脚じゃないとダメ」「夫婦で息を合わせて子どもに対応しないとダメ」というようなプレッシャーがあったんだろう。(「ものの例えでうまいこと言われると、何か納得したような気分になる」というところもあるんだろうけど)

 

僕と妻が違うところを考えてみた。

 

例えば、「片付け」。僕は片付いてなくてもほとんど全然気にならないけど、妻は片付いてないと落ち着かない。

 

整理ができてない僕の机は子どもたちには悪い見本だけど、片付けに興味がない僕にもいいところはある。「子どもたちが自分で片付けるまで、待てる」ところだ。(妻は「片付けなさい」と言ってからしばらくして、結局自分で片付けてしまう)

 

だけど、そんな悠長なことを僕が言っていられるのも、普段妻が部屋を整えているからであって、2人とも「片付かなくてもどうでもいい」と思っているよりも、ズレがあるのがいいような気がする。

 

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片付けとちょっと似てるのが、子どもの宿題。僕は子どもが宿題やらなくても、本当に気にならない。「宿題をサボってテレビ見まくって、次の日にクラスで恥かいてテへへ」みたいなことでも、子どもは育つと思う。

 

でもこれも同じで、妻がこまめにサポートしてるから、僕が何も言わずにいられる。妻が不在の日も、娘(小1)はほっとけば自分のタイミングで宿題を片付けてる。

 

息子5歳の、自転車のヘルメットが古くなってきたので、新しいものを買わなくちゃね、と言っていたら、「ママ友が、要らないヘルメットをくれるかも」と妻が言う。中1の女の子のために、その家のパパが買ってきたヘルメットが、どうしても気に入らなかったらしく、それをくれると言うのだ。

 

うちとしては、いただけるのであればありがたく受け取るだけだが、そのお父さんの立場に僕がなったときのことを想像して、妻と話した。

 

「安全についてのものなんだから、わがまま言うな、親が買ったものを使いなさい、って僕が娘に言うから、そしたら僕の知らないところで、新しいの買ってあげて。取り替えてもらった、とかそういう話にしといて」

 

そんなような機会が、これから増えるんだろうか、となんとなく想像している。

 

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