鯖缶@3rd&forever

2児の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

スポンサーリンク

小説、文学

【日記】島崎藤村「破戒」のネタバレあり感想(48歳になってもHIPHOP入門73)

2025年5月某日 まさか「犯人は僕」だったとは 島崎藤村の「破戒」読み終わった。 大変恥ずかしながら、今まで食わず嫌いしてた。なんとなく、「重厚で陰鬱な作品」で、「長くて難解」という先入観があって手が伸びなかったんだと思う。でも、読んでみると全…

【日記】夏目漱石「三四郎」のあらすじがまったく面白くなさそうな件(48歳になってもHIPHOP入門69)

2025年5月某日 やや下に見ながら読むのが楽しい 夏目漱石の「三四郎」を読んだ。はたしてこの作品は面白いのか、面白くないのか、という問題がある。僕はめちゃくちゃ面白いと思ったけど、はたして人に薦められるのか、あまり自信ない。「夏目漱石の代表作な…

【日記】太宰治「如是我聞」が痛快すぎる(48歳になってもHIPHOP入門56)

2025年3月某日 もしも太宰がYouTuberだったら 太宰治が止まらない。今日は「如是我聞」。文壇の先輩たちを言いたい放題にディスるエッセイ。フットワークが軽く、それでいてパンチは鋭い、そんな最強ボクサーのような毒舌。だったのに、志賀直哉への私怨がと…

【日記】太宰治「畜犬談」のネタバレあり感想(48歳になってもHIPHOP入門55)

2025年3月某日 セコい卑怯さを憎めない やっぱり太宰を読んでいる。「畜犬談」。エッセイ風私小説、または私小説風エッセイ。犬を嫌いな作家が、つい犬を拾ってしまって、捨てるに捨てられない、というだけの話なんだけど、やっぱり面白い。文章を読む快感が…

【日記】「富嶽百景」「葉桜と魔笛」「斜陽」の感想(48歳になってもHIPHOP入門51)

2025年3月某日 太宰治ブームが終わらない 引き続き太宰治ブームは続いていて。読みました、「富嶽百景」。師匠(なのかな)の井伏鱒二を慕って、峠の茶屋に"缶詰”になった3カ月のことを書いた随筆っぽい小説。部屋から見える富士山の見事さを、ベタすぎて好…

【日記】夏目漱石「こころ」の感想が2文字だった件(48歳になってもHIPHOP入門㊾)

2025年3月某日 1914年の小説とは思えない 個人的に青空文庫ブーム続行中で、やっぱりというか、夏目漱石「こころ」を読んだ。たぶん3回目20年ぶりぐらいの「こころ」体験だったんだけど、今までで一番楽しめたかもしれない。なにしろ、腹が立ってしかたがな…

【日記】「人間失格」の葉蔵がどうしても憎めない件(48歳になってもHIPHOP入門㊼)

2025年3月某日 僕の家族には近寄らないでほしい さて。それにしても、「人間失格」(太宰治)。なんなんだ。どうして「お金持ちの子どもが、人生にピンと来ないまま育ち、女にモテる話」をわざわざありがたがって読まなくちゃならんのだ。働かずに食べていけ…

【日記】「銀河鉄道の夜」の永劫回帰感に引き込まれた(48歳になってもHIPHOP入門㊺)

2025年3月某日 無限ループで演じ直される物語みたいな 宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」、読みました。これはやはり、冒頭の場面(「一、午后の授業」)が最高なんじゃないか、と。 いきなり準備もなしに物語世界に引き込まれる感じが少し怖い。どこの国の、いつ…

【日記】「坊っちゃん」は一文目から名作すぎる(48歳になってもHIPHOP入門㊵)

2025年3月某日 「損ばかりしている」って最高じゃない? 僕に訪れた日本文学再ブーム。読みました。夏目漱石「坊っちゃん」。今さら当たり前のことを言って大変恐縮ではあるんだけど、どうしても言いたい。「一文目から最高」でしょ。(以下、太字部分が引用…

【日記】「蟹工船」は不条理コント説(48歳になってもHIPHOP入門㊴)

2025年3月某日 ツラすぎて笑うしかない Kindle Unlimitedの「まんがで読破」で名作のマンガ版を読んでから、青空文庫で原作を読む流れ、まだ続けている。あらすじや登場人物を理解してた方が、文を読んでる途中で迷子にならずに、集中力が途切れない、という…

【日記】「まんがで読破」シリーズがアツすぎる件(48歳になってもHIPHOP入門㉞)

2025年2月某日 「原作よりも、あらすじマンガの方が面白く感じてしまう」問題 ところで、相変わらずKindle Unlimitedでマンガを読んでるんだけど、その中で「まんがで読破」というシリーズがある。「過去の名作を親しみやすくマンガで紹介」みたいなもので、…

【日記】久しぶりの読書体験(48歳になってもHIPHOP入門⑫)

2024年12月某日 なんなら「ダメ」なんじゃないか 先日から、Kindle専用端末を妻から借りている。「私使ってないから、よかったら試してみて」と。妻のライブラリから選んで、村上春樹「街とその不確かな壁」を読み終わった。 「街とその不確かな壁」、すぐに…

【小説レビュー】古川日出男「サマーバケーションEP」が胸に迫りすぎた件

好きすぎて、逆にいい小説かどうかはよく分からない小説がある。冒頭からツボにハマって、読み進めるうちにいろんな思いが共鳴して、あっと言う間に読み終わる。中身のことはよく覚えてない。ただ、すごく好きだったことだけが分かる。 僕にとってそんな小説…

ドストエフスキー読みが通勤電車で偶然向かい合った話

伊集院光さんの深夜ラジオ(「深夜の馬鹿力」)が好きで、10年ぐらい前からよく聴いている。毎週全部聴くような時期もあれば、忙しい時期には「オープニングのフリートークだけ」という時期もあった。熱心なリスナーとは言えないけど、伊集院さんの「本当の…

スポンサーリンク