鯖缶@3rd&forever

2児の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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スプラトゥーン日記(018)

(僕のスプラトゥーン修行を題材にした私小説です。95%実話ですが、あくまでもフィクションです。1つ前の日記はこちら↓)

スプラトゥーン日記(017) - 鯖缶@3rd&forever


2020年5月20日(水)

1週間ぶりの出勤日。電車は、隣合わせには座らずに済むぐらいの混み具合(7人がけの座席に4人以下)。僕はもう通勤電車に乗るのはあまり怖くなくなっていて、それは「気が緩んだ」ということよりは「恐怖に慣れた」が実感としては近い。(それを「気の緩み」と呼ぶ人もいるのかもしれないけど、違うものだと思う)


帰宅後にガチホコ(B-→B)3勝4敗。わかばシューターで。スプラッシュボムが、どこからどこに届くのかちゃんと「さんぽ」で予習しようと思うんだけど、毎日サボってる。

 

5月21日(木)

昼、小学校の先生から電話。健康確認で生徒に順番に電話をかけてる様子。僕が出て、すぐ息子に交代。案外ちゃんと話してた。息子「宿題、やったよ。それ以外は、ゲームとかマンガとか」と答えるのに、(パパと将棋とか、昼ご飯のお手伝いでミニトマト切ったりとかは話さないの?)と思って、そのちょっとした見栄が自分にあることにちょっとウケたりした。


子どもらが「電話で話す練習の相手になってくれる」というだけでありがたいので、僕としては毎日でもかけてきてくれたらうれしいんだけど。それは望みすぎなのかな。保護者の中には、「先生からの電話」自体を負担に感じる人もいるのかな。

 

ガチエリア(B+→B)2勝9敗。ガチヤグラ(B-→C+)3勝9敗。ガチホコ(B)6勝5敗。ガチアサリ(B-→B)4勝2敗。トータル15勝25敗か。やり過ぎ。そして負けすぎ。

 

負けても新しい発見があったり、自分なりの進歩の手応えがあったりすればまだいいけど、「負ければ負けるほど雑になり、ただ続けてしまう」という状態。負けたことに落ち込んだし、落ち込むまでやってることにも落ち込んだし、落ち込んだことにも落ち込んだ。


5月22日(金)

曇りで、気温も暑くも寒くもなかったので、ちょっと遠出することにした。普段の行動範囲の外にある公園まで、子ども2人と僕とで自転車で出かける。電動アシスト自転車で、僕が子ども2人を乗せて行くと、30分ほどかかる。子どもたちに自分で自転車をこがせたら、はたしてたどり着けるかどうか。


道中は、「車通りの少ない住宅街の広めの道」→「歩道の広い幹線道路(ここは歩道を走らせてもらった)」→「遊歩道」なので、危険な場所はほとんどない。また、別の公園で半分ぐらいの距離の往復はすでに経験していて、今日の“遠征”にも自信はあった。


行ってみたら、片道50分の道のりだった。最初は僕、息子(小1)、娘(小3)の順番で行ってたんだけど、途中で娘が「怖い」と言い始めて、順番変更。娘は自分で「どう怖いのか」はうまく説明できなかったんだけど、先頭がいい、というので娘を先頭にする。公園に着いて、持ってきたチョコを食べる。さすがに50分だったので子どもたちも疲れたみたい。というか、僕も子どもたちも、疲れたというより緊張した。トイレに行って、「じゃあ帰ろうか」と。もともと体力がなくなると困るから、公園で遊ぶつもりはなかった。


結果無事に帰ってこられたのでよかった。行きの途中で娘が「怖い」と言って、半ベソ状態になったときは困ったな。「パパが先頭で、ママが最後みたいに、大人に挟まれる状態なら怖くない」と言っていたので、僕が先頭だと「追いつけなくなるかも」みたいなことが怖かったのか。


「そんなの大丈夫だよ」と明るく励ますのがいいのか。「怖かったらちょっと休もうか」と優しく寄り添うのがいいのか。子どもが「もうやめたい」と言ってきた時、「もうちょっとできるはず」と応援するのがいいと思うんだけど、「限界を超えた無理」をさせるのは当然NGなわけで、親としての自分の判断に迷いが生じると、テンパってくる。


ははは。「明るく励ます」「優しく寄り添う」だったら親としてはかなり合格では。実際はもっとレベルが低くて、「親もテンパって、キレる寸前の不機嫌」が毎度のパターンじゃないか。まあ、今日は「ちょっと休んで、やり方を少し変えて(自転車の順番を変更して)、挑戦続行」という判断をしたのは、妥当だった気がする。無事帰ってこられてよかった。僕も緊張して疲れた。


今日はSwitchお休み。明日はフェスなので、子どもたちはかなり楽しみにしてる。子ども2人と僕は3人ともケチャップチーム。同じチームにしたのも、盛り上がりを楽しむためだ。

 

5月23日(土)

フェス当日。朝7時に始まるらしいので、その少し前にスプラトゥーンに入って、子どもたちと7時を待つ。多分7時少し前に、画面が切り替わってテンタクルズのライブみたいになる。


子どもたちが大興奮だったのは予想の範疇だったんだけど、僕もちょっとグッときてしまった。僕は、それほどフェスは楽しみじゃなくて、「フェスの間ガチマッチできないのかよ」ともちょっと思ってたんだけど、「夜のハイカラスクエア」がカッコよくて、プレーヤーが描いたメッセージボードが看板として出るのも「粋」に感じた。各ステージの「夜バージョン」も、グラフィックが美しい。そして、ケチャップの赤、マヨネーズの白が、それぞれ絶妙な光沢なのもいい。ナワバリバトル終了後の画面が、「振袖とか、掛け軸みたいな和風の美しさ」で、イカしてる。


そういう、「ちょっとしたサービス精神」みたいなことが、正直言って胸にシミる。コロナの感染拡大予防で、いろんな「我慢」が必要になって、それはもちろん必要なことだし、「我慢は美徳」となってしまうのも理解できるんだけど、本来感染リスクとほとんど関係のないことまで、我慢を求められる雰囲気に気が滅入ってた。その「雰囲気」には特定の犯人とかがいるわけじゃないから、「いい加減にしてくれよ」と責めても解消するわけじゃない。いろんなところで「ちょっとしたサービス精神」に出会っても、「これって、この時期に必要なことなんですかね」みたいな反応を僕自身もしてしまったりして(僕の心の中の自粛警察)、それで疲れてた。だから、「ああ、これって盛り上がるね」という演出に触れて、ちょっとリラックスできた。フェスの雰囲気を味わって、子どもをディズニーランドに連れて行ったような1日。この画面の向こう側には、同じようにフェスを楽しんでるスプラプレーヤーがものすごくたくさんいるのかな、と想像すると、それもグッとくる。


ああ、かわいそうな人類よ。病気を怖がって、家から出られない。人から責められるのを怖がって、自分も人を責めるような気持ちで、窮屈に過ごしてるのか。でも、したたかに適応して、図々しく楽しんでるのか。いじましいな、人類。


ナワバリバトル自体は久しぶりで、気楽に楽しめた。今日のトータル11勝11敗。「キルを狙えない初心者でも活躍のチャンスがある」という初心者向きのルールという印象だったんだけど、ひょっとしたら「いろんな戦略、連携がありえる上級者向きのルール」でもあるのかもしれない。ソロプレーヤーが、偶然マッチングした敵味方で戦うのにはガチマッチの方が面白い(攻守がはっきりして、戦況のテーマが分かりやすい)と思うけど、固定のチームを組んで作戦練ったりしたらナワバリも楽しそう、とか思った。


5月24日(日)

昨日に引き続きフェス。以前一度使って存在を忘れていたプロモデラーMG(銀モデラー)を使ってみたら、ものすごく使いやすくて、すぐ塗れるし、すぐスペシャル溜まるし、カーリングボムピッチャーはすごく得した気分になれるし、で「これ最強なんじゃね」とか言って子どもたちと喜ぶ(動画の人たちが、なんでも「これ最強」って言って盛り上げるのが面白くて、そういう「バカバカしくてもとりあえず盛り上がってるうちに本当にテンション上がってくる感じ」をマネして遊んだ)。


そうしたら、画面に「100倍マッチ」の文字が。仲間が強すぎて圧勝。ガチエリアで一発ノックアウトする時みたく、一度制圧した中央を、最後まで譲らずに戦えた。もうこれで満足して僕のフェスは終了。


今日はトータル3勝2敗で、昨日から通算して14勝13敗なんだけど、100倍マッチで勝ったので実質113勝13敗。ものすごい成績で2日間の戦いを終えた。子どもたちも、僕が会社に言ってる間に100倍マッチで勝ったらしい。僕ら3人とも初心者だけど、勝負に強いらしい。

 

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(スプラトゥーン日記、第1話はこちらです↓)

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