鯖缶@3rd&forever

2児の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

スポンサーリンク

スプラトゥーン日記(021)

(僕のスプラトゥーン修行を題材にした私小説です。95%実話ですが、あくまでもフィクションです。1つ前の日記はこちら↓)

スプラトゥーン日記(020) - 鯖缶@3rd&forever


2020年5月30日(土)

ガチホコ(B)4勝4敗。プライムシューターベッチューで。インク切れが怖くて、ホコ割りにあまり参加できない。そうすると、キルが取れなければ仕事をサボってるのと同じで、焦ってしまう。そんなことを感じた。ヘタクソな僕でも、というかヘタクソだからこそ、「失敗を気にしない鋼の心」が必要なはずなのに、それがなかなか難しい。これ、サッカーの「エースストライカーに求められるメンタリティ」みたいな話なのかも知れない。何本シュート外しても、ゴール前で張り続けて、エゴイスティックに得点を狙いにいけるかどうか。


「塗り」よりも「キル」が得意なブキを持って、試合のどこかで勝負を決める連続キルが取れるかどうか。それが大事な気がする。極端な話、4キル10デスのリザルトだったとしても、その4キルが「勝負どころの連続キルで、味方のホコ持ちがノックアウトまで運んだ」ならば大活躍なわけであって、「10デスしても弱気にならないメンタリティ」は必要な気がする。そして、それは僕には難しいかもしれない…

 

ガチアサリ(B)3勝6敗。ガチエリア(B)6勝6敗。ガチヤグラ(C+→B-→C+)7勝9敗。プライムシューターベッチューで(安定しないながらも)キルは取れる試合が続き、5勝3敗でC+からB-にウデマエアップ。だけど、そこから6連敗してウデマエダウン(涙)。ヤグラにナイスダマ落としたくてプライム持ち始めたのに、スペシャルゲージ溜まる前に自分がデスするパターンを繰り返し、焦ってしまった。ウデマエダウンしたのは、もう少しC帯でキル力をつけろ、ということなのだと思うけど、6連敗で心が萎えてしまって「もみじシューター」に持ち替える。一応2回勝って、トータル7勝9敗。トホホ。「ブキの特性に合ったメンタリティを持つ」のも大事だけど、「自分の特性に合ったブキを選ぶ」のも大事なのかも、とか思った。

 

5月31日(日)

ガチエリア(B)5勝1敗。プロモデラーMG(銀モデラー)を使って、かなり好調にできた。ステージがショッツル鉱山とホッケふ頭で、カーリングボムピッチャーが活躍しやすいステージということもあって、落ち着いてプレーできた。


注意したのは、ボムピッチャーを流している最中に位置を変えること。相手が向かってきた場合は引いて、相手が引いた場合は前に出る。「1コでも多くボムを投げよう」という貧乏性は捨てて、メインでキルできそうならメインも使う。状況が不利なら時間稼ぎのつもりで逃げながらボムを流す、というようなイメージ。「どっちにしろスペシャルはすぐ溜まる」という安心感もある。


落ち着いてプレーすると、「あ、いまエリア確保できるな」というタイミングが分かる。そうすると楽しい。なぜこんな簡単なことが、できなかったか(そして、今もなおしょっちゅうできなくなるのか)。

 

6月1日(月)

子ども2人、4月以来の登校日(4月には、始業式入学式含めて2日だけ学校に行っていた)。1年生の息子が機嫌よく家を出てくれて胸をなでおろす。娘は1年生の時にやや緊張して学校に慣れたのは5月半ばぐらいだった。息子はどうなることか。


僕のコロナへの恐怖は3月の末ぐらいがピークで、今はそれほどの不安はない。というか、「恐怖に慣れた」という感じ。想像する中で一番怖いのは、僕が感染してウイルスを家に持ち帰り、子どもにうつしてしまうこと。そして、子どもが重症化したり死んだりすること。特に、隔離されたままで二度と抱きしめることもできずに別れるようなことになるかも、と想像するのは、かなり耐え難い。


でも、その恐怖に今は「慣れた」気がする。「悪いことを想像してしまう」ということを禁止するのってほとんど無理で(焦るな、焦るなとか思ってるともっと焦ってしまう、とか。今エロいこと考えるとよくないな、とか思い始めるとますますエロ妄想をしてしまう、とか)、相変わらず「最悪の状況」を想像してしまったりもするんだけど、「でも、心配してもしょうがないか」という結論までいくまでの時間が短くなった、という感じ。


今の状況の東京を「コロナをコントロールできてる」と言えるのかはちょっと判断できないんだけど、「ねずみ算的な感染爆発からのカタストロフィ」はとりあえず回避という状況なのが単純に大きいのかな。毎日新規判明の感染者数が増えていく状況だったら、「ヤバいヤバい」と恐怖が膨らんで、「恐怖に慣れる」どころではなかったかもしれない。


子ども2人が登校して、妻と感慨を共有。とりあえず、「大きなケンカはしなくてよかったね」とお互いを褒め合った。じゃあそこで僕らが「互いの信頼感を確認し合って、結束がさらに深まった」というのもちょっと違くて、そこが人生の味わい深いところ。妻は3月に前の職場をやめていて、4月から別の職場で勤めるはずが(学習塾講師アルバイト)、それが事実上の停止状態になっていた。その状況に対応して妻が「お金を稼いで家庭に持ち帰ってくること」に対して、何か具体的なことをしたかというとしていない。妻は、よく言えば「ガメつさのない、浮世離れした人」で、そこは尊敬できるところなんだけど、今お金を稼げてないことは別にいいとして、じゃあ今後どうするつもりなのか、そこは伝えてほしい。

 

そんな妻に対して僕はぼんやりと不満を感じているんだけど、そのことを言えずにいる。なんで口に出せないかといえば、僕だって何もしてないに等しいからだ。翻訳仕事の受注先の新規開拓とか、がん保険や個人年金の選択とか申し込みとか、「今やらなかったらいつやるの」的なことをサボり続けてる。


「お金の話」についての壊滅的な苦手意識を、克服できずに40代になってしまったこの僕が、その事実と向き合いたくなくて、妻と「お金の話」ができない、というのなかなか気の利かないコントだな。それだけじゃないか。僕が「正社員」を選択せずに、「週3日バイト、週3日主夫」を選んで、「40代なのにアルバイト」が予想してたより20倍の濃さで「みじめ」でいるから、「せめて妻が働いて、活躍してくれたら、僕の選択も報われるのに」みたいな思いがあって、でもそれを言いたくないのかもしれない。

 

ガチヤグラ(C+)8勝6敗。プライムシューターベッチューだと負けて、もみじシューターだと勝てる流れが続いた。ヤグラは全ルールの中で一番「塗り」よりも「キル」の価値が高いルールだと思うんだけど、「もみじ」の方が勝てるのはなんでか。「アメフラシを何度も降らせる。キルは取れたらラッキーぐらいの気持ちで」とやったのがよかったか。シンプルに考えたほうがいい。安西先生も「リバウンドを制すれば勝てる」と、状況をシンプルに整理して桜木たちに伝えたではないか。


おそらく、「複雑なことを考えられる、できる」というのが上級者だと思うんだけど、それって経験とスキルで状況を単純化できてる、ということなんじゃないか。


ガチエリア(B→B+→B→B-)8勝14敗。プロモデラーMG(銀モデラー)で。昨日勝ってたので一度ウデマエアップしたけど、その後6連敗して結局下がってしまった。ガチアサリ(B)3勝2敗。

 

(続きはこちらです↓)

www.savacan3rd.com

 

 

(スプラトゥーン日記、第1話はこちらです↓)

www.savacan3rd.com

Splatoon 2 (スプラトゥーン2) - Switch

Splatoon 2 (スプラトゥーン2) - Switch

  • 発売日: 2017/07/21
  • メディア: Video Game
 
 

(↑Amazonのリンクです) 

 

スポンサーリンク