ツイッターで僕が無鉄砲につぶやいたことを、時々振り返って反省するコーナーです!
今回はこんな感じ・・・
虫を食べる話
少し前のバイリンガルニュース、昆虫食の話が最高でした! 勇気が出る!
— 鯖缶 (@savacanmemo) June 7, 2019
https://t.co/L2tAExDWGF
「虫を食べる」って思っただけで、世界がまったく違うものに見えてくるのか、と思うとなんか勇気が出る。常識をちょっとズラすだけで、課題も解決も(簡単でないにせよ)いくらでも生まれてくる。面白い!
— 鯖缶 (@savacanmemo) June 7, 2019
Podcast番組の「バイリンガルニュース」が好きで、もう何年も(断続的にではあるけど)聴いている。
「英語のリスニング強化に、Podcast使ってみよう」という人にはすでに有名すぎる番組(ずっと途切れずかどうかは知らないけど、もう何年も「総合1位」に表示されてると思う)だから、今さら「バイリンガルニュース、おすすめだよ」という必要もないだろうけど、このエピソードは半年経っても覚えてるので、ちょっと思ったことを残しておきたい。
(覚えてる、といっても「面白かった!」ということを覚えてるだけであって、内容の細部はうろ覚えだから、あくまで僕の個人的な感想です)
ゲストである「昆虫食」の研究者、佐伯真二郎さんが、自身の活動を紹介するんだけど、中身はあくまで「雑談」で、特に主義主張を訴えるわけではない。
「虫によって味が違う」「おいしい食べ方も違う」「昆虫を食べない人は、どうして食べないのか」「どうしたら食べるための抵抗を減らせるか」と、ウケ狙いでなく真顔で言う人がいるだけで、グッとくると思いませんか?
「昆虫の養殖が、継続する産業として成立するかどうか(つまり、儲けが出るかどうか)、ラオスでのフィールドワークの進捗」を話すんだけど、その活動のモチベーションは使命感や虚栄心によるものじゃなくて(もちろんそういったものもあるんだろうけど)、「好奇心」が動力源になってることが会話の1つ1つから伝わってくる。「オタクたちが憧れる真のオタク」みたいな感じの口調。
「昆虫を食べる」というだけで、今後の世界の食料危機が解決するのかどうかは僕には分からないけど、「虫、食べてみようよ。おいしいから」という考えには痛快さがある。「誰もが目にしていたのに、先入観で見逃していた殺人の証拠」を名探偵が指摘した瞬間のような爽快感がある(ありませんか?)。
今まで生きてきた中で作られた先入観が誰しもある。というか世の中にもある。だけど、その先入観の外側に出ることが禁じられたわけではなくて、ひょっとしたらそこにはものすごく豊かな世界が広がっている(かもしれない)。そんなことを示唆された気がしたから、「虫を食べる話」が僕には痛快だった。
(リンク先でバイリンガルニュースのこのエピソードを聴けると思うので、ぜひ聴いてみてください↓)
バイリンガルニュース (Bilingual News):Apple Podcast内の363. 特別編 Saeki 05.23.19
(佐伯真二郎さんについての記事をいくつか貼りつけておきます↓)
食用昆虫科学研究会とは?理事長 佐伯真二郎インタビュー | 昆虫食の通販ショップ|TAKEO
昆虫食が世界を救う? 360種の昆虫を食した日本人がラオスで研究を続ける理由 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
子どもって機嫌が悪い
昨日、息子5歳が体調崩してずっと機嫌悪くて。咳がおさまらずシクシクと悲しそう。寝る前、僕も疲れてて、なんとなく近くにいて雑に頭なでてたら、息子も甘えたいし八つ当たりしたいんだけど疲れてるから適当に胸をツンツンしてきて、かわいすぎた。今朝だいたい治った。
— 鯖缶 (@savacanmemo) June 11, 2019
ああ、僕が実際に子育てに直面するまでに想定していなかったのは、「乳児、幼児なんてしょっちゅう不機嫌なんだ」っていうこと。
思えば当たり前だ。言葉を知らない赤ちゃんが、できる意思表示は、「泣く」か「ギャン泣きする」ぐらいだし、言葉を覚え始めても、うまく使えないうちはそうだ。
ひるがえって思うに、大人になっても不機嫌な時は、「そのイラつきをうまく言語化できていない」という場合がよくある気がする。言語化したとしても、イラつきの原因が解消されるわけではないんだけど、「不機嫌」という状態からは脱しやすくなる気がする。(だから、こうやって、エッセイブログを書くのはセルフセラピーなんだな、と思う)
余裕のある時、余裕のない時
箸の正しい使い方を子どもに教えるの、習い事があったら流行るかも・・・
— 鯖缶 (@savacanmemo) June 14, 2019
トイレ覚えさせるの予想の30倍大変だったし、「鼻のかみ方」もムズい、歯磨きも着替えも覚えさせるの激ムズだった。気力と体力がギリギリだと、「箸の使い方教えるのサボりたい・・・」とか思っちゃう。
箸の使い方を子どもに練習させるの、ご飯の時じゃなくて「おやつ」の時がおすすめ。マシュマロ(など)を5個用意して、「右の皿から左の皿に全部移して、もう1回戻してから食べてね」とかやると集中して練習する。ご飯の時は「頑張って食べてくれれば天才」と思うのが気持ちが楽だと思うので。
— 鯖缶 (@savacanmemo) June 14, 2019
トイレトレーニング、着替え、「鼻をかむ」、これもあれほど大変だとは、実際に体験するまでは想像してなかった。
「尿意、便意がうまく把握できず(ほかのことに夢中だったりで)、トイレに間に合わない」みたいなことをなんとなく想像してたけど、「うんちしたくなると、わざわざ(もう卒業したはずの)紙おむつに履き替えて、カーテンの後ろに行ってする」という生態は想像を超えてた。意味がわからない。
そして、恐ろしいことに、その大変さを実際に体験はずなのに、今から振り返ろうとするとよく覚えていない。できるようになる時は驚くほどすんなりとできてしまうのも、また子育ての「あるある」。僕は、子どもが自転車に乗れるようになった瞬間を見逃したほどだ(一緒に練習して、ちょっと休憩してスマホをいじってたら、その間に乗れてた)。
要するに、「ヤル気になるか、ならないか」「すんなりコツを飲み込むかどうか」は、親にはコントロールできない、ということ。この、「コントロールできなさ」にイライラしたな、とか思い出した。
「時間に余裕があるかどうか」で方針を変えるといいのかな、と思う。時間に余裕がない時は、割り切って親が手伝ってしまう。時間に余裕がある時は、なるべく自分でやらせる、みたいに。思い込みって大事だから、僕は自分に「待つのは得意」って言い聞かせてた。これからも、何度も言い聞かせていこう。
その他のツイート
「メモを取る」みたいなつもりでツイートしていることが多いので、自分的に覚えておいてもいいかも、ということを貼りつけておきます。
お客が会社に無理難題的文句を言うのはまあ我慢できる。
— 鯖缶 (@savacanmemo) June 7, 2019
そういうお客の無理筋な文句を引き合いに出して部下を説教する上司は、豆腐にぶつかって軽傷を負ってほしい。
昔演劇をやってたんですけど。例えば「9時から稽古ね」という時に、「9時より前に来て着替えとかを済ませて、9時には練習が始められる状態になってる奴」と、「9時に来て、来てから準備する奴」の2種類の人間がいて。(結局「8時45分集合、9時開始」とか細かく指定してた)
— 鯖缶 (@savacanmemo) June 8, 2019
練習の途中の10分休憩でも、「(言われなくても)10分経過する前には、練習再開できる状態に戻ってる奴」と、「練習再開するよ、と言われてから(例えば)タバコを消す奴」の2種類の人間がいた。(芝居の上手い下手とはあまり関係がなかった気がする)
— 鯖缶 (@savacanmemo) June 8, 2019
友人の披露宴でスピーチを頼まれた10年前に、結構真剣に考えたけど歌わなかった替え歌のおめでとうソングが、歌ってないし誰にも話してすらいないのにめっちゃ恥ずかしくて叫び出しそうです。
— 鯖缶 (@savacanmemo) June 20, 2019
駅のトイレで、個室が空くのを待っているおじさん(サラリーマン風)が、まあまあノリノリで踊ってた。切羽詰まった便意を必死に紛らわしてるのかとその時は思った。でも、もしギリギリだとしたら、そんなにお腹に刺激を与えたくない気もする。ひょっとして、ものすごく機嫌がよかったのか?
— 鯖缶 (@savacanmemo) June 22, 2019
結婚して子どもが生まれる前は、自分のことを「精神が安定してる」と思ってたし、周囲にもそう思われてた。でもそれは体力やお金に余裕があったから。
— 鯖缶 (@savacanmemo) June 14, 2019
今は、「やさしさって、体力、アイデア、財力、根性、コネとかの総力戦でなんとか出すもの」って思う。なかなかに簡単じゃない。好不調かなりある。
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