鯖缶@3rd&forever

2児の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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最近気づいたこと(2020年2月)

ツイッターで僕が無鉄砲につぶやいたことを、時々振り返って反省するコーナーです!


今回はこんな感じ・・・

 

虫を食べる話

 

Podcast番組の「バイリンガルニュース」が好きで、もう何年も(断続的にではあるけど)聴いている。


「英語のリスニング強化に、Podcast使ってみよう」という人にはすでに有名すぎる番組(ずっと途切れずかどうかは知らないけど、もう何年も「総合1位」に表示されてると思う)だから、今さら「バイリンガルニュース、おすすめだよ」という必要もないだろうけど、このエピソードは半年経っても覚えてるので、ちょっと思ったことを残しておきたい。


(覚えてる、といっても「面白かった!」ということを覚えてるだけであって、内容の細部はうろ覚えだから、あくまで僕の個人的な感想です)


ゲストである「昆虫食」の研究者、佐伯真二郎さんが、自身の活動を紹介するんだけど、中身はあくまで「雑談」で、特に主義主張を訴えるわけではない。


「虫によって味が違う」「おいしい食べ方も違う」「昆虫を食べない人は、どうして食べないのか」「どうしたら食べるための抵抗を減らせるか」と、ウケ狙いでなく真顔で言う人がいるだけで、グッとくると思いませんか?


「昆虫の養殖が、継続する産業として成立するかどうか(つまり、儲けが出るかどうか)、ラオスでのフィールドワークの進捗」を話すんだけど、その活動のモチベーションは使命感や虚栄心によるものじゃなくて(もちろんそういったものもあるんだろうけど)、「好奇心」が動力源になってることが会話の1つ1つから伝わってくる。「オタクたちが憧れる真のオタク」みたいな感じの口調。


「昆虫を食べる」というだけで、今後の世界の食料危機が解決するのかどうかは僕には分からないけど、「虫、食べてみようよ。おいしいから」という考えには痛快さがある。「誰もが目にしていたのに、先入観で見逃していた殺人の証拠」を名探偵が指摘した瞬間のような爽快感がある(ありませんか?)。


今まで生きてきた中で作られた先入観が誰しもある。というか世の中にもある。だけど、その先入観の外側に出ることが禁じられたわけではなくて、ひょっとしたらそこにはものすごく豊かな世界が広がっている(かもしれない)。そんなことを示唆された気がしたから、「虫を食べる話」が僕には痛快だった。

 

(リンク先でバイリンガルニュースのこのエピソードを聴けると思うので、ぜひ聴いてみてください↓)

バイリンガルニュース (Bilingual News):Apple Podcast内の363. 特別編 Saeki 05.23.19


(佐伯真二郎さんについての記事をいくつか貼りつけておきます↓)

食用昆虫科学研究会とは?理事長 佐伯真二郎インタビュー | 昆虫食の通販ショップ|TAKEO

昆虫食が世界を救う? 360種の昆虫を食した日本人がラオスで研究を続ける理由 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

 

子どもって機嫌が悪い

 

ああ、僕が実際に子育てに直面するまでに想定していなかったのは、「乳児、幼児なんてしょっちゅう不機嫌なんだ」っていうこと。

 

思えば当たり前だ。言葉を知らない赤ちゃんが、できる意思表示は、「泣く」か「ギャン泣きする」ぐらいだし、言葉を覚え始めても、うまく使えないうちはそうだ。


ひるがえって思うに、大人になっても不機嫌な時は、「そのイラつきをうまく言語化できていない」という場合がよくある気がする。言語化したとしても、イラつきの原因が解消されるわけではないんだけど、「不機嫌」という状態からは脱しやすくなる気がする。(だから、こうやって、エッセイブログを書くのはセルフセラピーなんだな、と思う)


余裕のある時、余裕のない時

 


トイレトレーニング、着替え、「鼻をかむ」、これもあれほど大変だとは、実際に体験するまでは想像してなかった。


「尿意、便意がうまく把握できず(ほかのことに夢中だったりで)、トイレに間に合わない」みたいなことをなんとなく想像してたけど、「うんちしたくなると、わざわざ(もう卒業したはずの)紙おむつに履き替えて、カーテンの後ろに行ってする」という生態は想像を超えてた。意味がわからない。


そして、恐ろしいことに、その大変さを実際に体験はずなのに、今から振り返ろうとするとよく覚えていない。できるようになる時は驚くほどすんなりとできてしまうのも、また子育ての「あるある」。僕は、子どもが自転車に乗れるようになった瞬間を見逃したほどだ(一緒に練習して、ちょっと休憩してスマホをいじってたら、その間に乗れてた)。


要するに、「ヤル気になるか、ならないか」「すんなりコツを飲み込むかどうか」は、親にはコントロールできない、ということ。この、「コントロールできなさ」にイライラしたな、とか思い出した。


「時間に余裕があるかどうか」で方針を変えるといいのかな、と思う。時間に余裕がない時は、割り切って親が手伝ってしまう。時間に余裕がある時は、なるべく自分でやらせる、みたいに。思い込みって大事だから、僕は自分に「待つのは得意」って言い聞かせてた。これからも、何度も言い聞かせていこう。

 

その他のツイート

「メモを取る」みたいなつもりでツイートしていることが多いので、自分的に覚えておいてもいいかも、ということを貼りつけておきます。

 

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