鯖缶@3rd&forever

2児の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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最近気づいたこと(2019年6月)

ツイッターで僕が無鉄砲につぶやいたことを、時々振り返って反省するコーナーです!(「最近」と言っても、取り上げているツイートは結構前のものです。2カ月ぐらい前に取ったメモを振り返って反芻する、なんとも悠長なことをしています)


今回はこんな感じ・・・

 


お金を大事にできない

 

お金を大事にすることが苦手だ。というか、お金の取り扱いが苦手。


20年ぐらい前。アルバイト仲間が有給の使い方を話していたのを覚えてる。「有給はもらったとたんに全部使うのが有利」と言う。どういうことか。現金1万円がもらえるクーポンが5枚あったとしたら、それを早く現金化しろ、というのだ。


「単純な話、有給使ってない状態は、自分の現金を会社にあずけていて、自分が受け取れるはずの利息が受け取れないってことだから。有給使って、自分の手元に現金をおくべきでしょ」と。(有給をクーポン券は違うと思うけど、そんなことは若い僕らにとってはどっちでもよかった)


「つまり、自分の口座に入れて、利息を受け取れってこと?」と聞くと今度は、「いや、現金はガンガン使わなくちゃダメでしょ」と。「物の値段は普通上がっていくものだから、現金の価値は持ってると下がっていくから。使ったほうがいいでしょ」とどこまでも明快に断言する。


僕は、彼のことを今思い返してもなんとなく圧倒されていて、それは「言ってることがすごい」ということじゃなくて、「自分で考えて、自分なりの方針を明確に持ってることがすごい」と思う。自分なりの方針を持っていれば、間違っていれば修正すればいい。でも(僕のように)ボンヤリしていると、「間違えてることにすら気がつかない」がデフォルトになってしまう。


「お金を大事にする」という時に、「使わないで取っておく」というのはお金を無駄にしてるのと同じだから、「普段から使い道をしっかり考えて、適切に使っていく」みたいなことだと思うんだけど。将棋の持ち駒(駒台に置いたままでは意味がない、盤上に置くと、相手に取られて逆効果になってしまうかもしれない)の使い方もままならないので、もはや不貞寝ぐらいしかできない。

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「洋服、髪型、やさしさ」

 

「女の子なんだから〇〇しなさい」「女の子なんだから〇〇はダメ」というような言い方はよろしくない、という話を聞く。誰かを必要以上に縛ったり、傷つけたりする。僕もそう思う。むやみに「女の子らしさ」を持ち出さなくていい。


とは言え、うちの8歳の娘が、きっぱりと「洋服、髪型、やさしさ」と即答して。「女の子として大事なこと」についてのイメージを、8歳で具体的に持ってるんだ、と驚いた。僕は高校生になってもそんなことイメージできてなかったと思う。


「先入観の形成」は、人間に備わった基本機能みたいなものかもしれない。「空がこんな感じの時は、雨になりがち」「このエンジンの音は、車じゃなくてバイク」「バターと醤油の相性最高」とか。経験を蓄積していく時に、カテゴライズ、ラベリングをする。実際にあったことから、細部を抜き取って枠組みだけ理解する。そうやって現実を圧縮して、記憶として持ち運ぶ。記憶同士を結びつけて、法則化して身につけて、思い出す手間すら省略する。


「女の子なんだから〇〇しなさい」「女の子なんだから〇〇はダメ」というようなことを僕らが言わなくても、娘の中に「女の子らしさのイメージ」は出来上がっていく(多分、マンガのキャラを考えていたような場面で、「洋服、髪型、やさしさ」みたいな話を母娘でしてたんだと思う)。


時々、「先入観を持つな」ということを言うけど、この言い方はちょっと雑なのかもしれない。「自分の先入観を他人に押しつけるな」「時々は先入観を疑え」みたいなことで、どちらかというと「先入観を自覚して、うまく付き合え」と言ったほうが僕としてはしっくりくる。


まずは、娘が女の子らしさについてイメージを持っていることを「いいね」と認めたい。おそらく「自分らしさ」にも何らかのイメージを持っているだろう。できれば、柔軟に更新していってもらいたいものだ。

 

前もってセリフを決めておく

 
パワハラ的な言動を受けた時に、僕にありがちなのは「譲歩してヘラヘラする」みたいな態度。争いごとを避けるために、咄嗟に謝ってしまったり、「やめてくださいよ(笑)」みたく、冗談として受け取るような返しをしてしまう。


思い起こすと、僕がハラスメントを受けるパターン以外にもあるな。職場(コールセンター)で同僚が電話を切ったあとに、外国人や老人や女性や若者に侮蔑的な発言をした時に、「まあまあ」みたいな態度で軽く同調してしまったり。


無理にケンカする必要はないだろうけど、もっと毅然とした態度は取ってもいいかな、と思う。「賛同できない」ことを落ち着いて伝えれば、相手もそれほどムキになることもない。だいたいはそれほどの覚悟もない言動なことが多いんだから。


だけど、ヘラヘラしてしまうのは争いを避ける防衛本能みたいなものなので、その場で急にオフにはできないから、あらかじめセリフを決めておくといいかな、と思った。上のツイートで僕が言っている「今ならひょっとしたら僕もギリギリ許せるかもしれないので、試しに撤回して謝ってもらってもいいですよ」はちょっと気の利いたことを言おうとして考えたダサいセリフなので、あんまり実用性はない。


「え? それって僕に言ってます?」「冗談のつもりなら面白くないですよ」とかならいつでも使えそう。でも、ちょっと好戦的かな。パワハラはそんなに受けたことがないので、あんまりイメージつかないや。でも、「咄嗟に譲らない」ことが大事だと思うので、暫定的に「え? もう1回言ってください」にしておこう。(軽はずみな発言であれば、簡単に怯むだろうから、特にうまいこと言わなくてもいいと予想します)


僕は、セールスの電話の時も似たようなことを考えていて。「今手が離せなくて、すみません・・・」みたいにヘラヘラと曖昧な態度でいると電話が長引いてしまうから、毅然とした態度で断りたいんだけど、高圧的な態度でガチャ切りするのも嫌。そこで、「お断りします」と、ハッキリ柔らかい声で答えることに決めた。これは我ながらナイスアイデアで、あらかじめ決めておけばそれほど難しくない。


そうか、子育ての場面でも、「つい必要以上に怒ってしまう場面」とかに、前もっていくつかセリフを用意しておくのもいいのかも。「子どもに毅然とした態度は見せつつも、高圧的にならない叱り方」というようなイメージで。また、気づいたらメモしていこう。

 

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その他のツイート

「メモを取る」みたいなつもりでツイートしていることが多いので、自分的に覚えておいてもいいかも、ということを貼りつけておきます。

 

(前回の「最近気づいたこと」はこちらです↓)

www.savacan3rd.com

 

 

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