鯖缶@3rd&forever

2児の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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【日記】TOEIC受けてる場合じゃねえよ㊶

2022年6月某日 会社で自己評価を提出した話

半年に1回、会社で自己評価を提出してるんだけど。5段階評価で、「生産性」とか「協調性」とか「責任感」とかの項目ごとに、自分がどの程度できたか、を入力していくやつ。今まで、僕は「オール4」で提出してたのね。「4」は「行動が抜群に優れている」的な成績なんだけど(つまり、かなり図々しい自己評価)。


それは、半分はちょっと反抗的な気持ちというか、ネタとして、というか、「スタッフ自身に評価をつけさせるって、それって要するに指標化ができてないからですよね? だったらいい成績で出しますよ。僕にダメなところがあるんなら、それを客観的に、具体的に教えてくださいよ、それができないならほっといてくださいよ」みたいな気持ち。でも、もう半分はちょっとマジメな気持ちもあって。「僕がアルバイトスタッフの中で1番時給が高いことは知ってます。それならば、それに値する仕事をしないと恥ずかしいし、それを自分で再確認するためにあえて“オール4”で出します」みたいな気持ち。


だけど、今回は“オール3”で出すことを決めていて、ちょっと迷ったけどそのとおり提出。「もう時給は上限に達しているし、特に権限も与えられてないと思うので、現状維持以上のことを期待されても困ります」という意味。ちょっと悲しいけど、正直言うとこう思った方が気は楽ではある。


10年前ぐらいに「自己評価」の制度が導入された時には、“オール5”で出してたんだよな。「行動が抜群に優れ、他のスタッフの手本になっている」みたいなやつ。全項目で。どれだけ前向きだったんだ。もうそんな時代はおしまい。「期待されても困ります」というテンションで会社に向かうのは寂しいことかもしれないんだけど、実際に期待されてないわけだから、まあ自然なような気がしなくもない。


6月某日 「デデデデ」読むよね

「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」(浅野いにお)が完結したと聞いたので1巻から。


これはまあ、ものすごい。「終末もの」×「終わらない日常」の相性のよさは知ってたような気がするけど(僕はエヴァよりも「フリクリ」が好きだったんだ)、ここまでのグルーヴ感でこられると感化されずにはいられない。

 

(↑Amazonのリンクです)


作品冒頭から、「8.31」が重要な日付として描かれてる。「どうせ世界が終わるのに、夏休みの宿題なんてやってられるかよ」っていう気分、90年代から00年代になって忘れてたよ。このテーマ、戦争と疫病の2022年になっても相変わらず平和ボケしたままの頭で読むと酔いがガツンとくるよね。


このマンガ読みながら、45歳の僕は老後の心配とかしてるんだ。「事故や病気で早死にしたらどうしよう(悔しいし怖い。もっとちゃんとガン検診とか受ければよかったとか後悔するのかな)」っていう心配と、「90歳、100歳まで生き残ったらどうしよう(何の貯金もなく、誇りもなく、友達もなく、平常心を保てる自信がまるでない。個人年金加入しなくちゃ、と思ってから4年ぐらいサボってる…)」っていう心配とがあって。「その両方を心配しなくちゃいけないのって無理ゲーじゃない?」とか、「片付けるのを諦めたゴミ屋敷」みたいな精神状態で、そんな自分の無気力を「ボクは悪くないのに」と雑に憐れんでる。


そんな「大二病」的気分を味わえて楽しかった。「チ。」も「チェンソーマン」も「ダンジョン飯」もすごいマンガだと思ったけど、それでも自分の気分を支配される感じはなかくて、作り物として冷静に楽しめる感じがあった。でも、「デデデデ」はマンガの波長に感化されて、頭が飽和する感覚がある。すごいなあ。


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