鯖缶@3rd&forever

2児の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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【日記】TOEIC受けてる場合じゃねえよ㊷

2022年6月某日 ちょっとずつルーティンを変える

この日記シリーズの第1話にも書いたんだけど、「憂鬱は命にかかわる問題だから、自己肯定感を保つのになりふり構ってる場合じゃない」みたいな気持ち、今でも時々思う。それに並行して、「性格はなかなか変えられないから、ルーティンを変えろ」ともよく考える。だけど、ルーティンを変えるのって(僕にとっては)難しくて。なにしろ、僕の中の傾向が顕在化したものがルーティンなわけであって、そんなの性格と変わらないじゃないか(我ながら何を言ってるんだか)。


「図書館で本を借りる」を生活に取り込もうかと思って、少しだけ行動に移した。図書館のカードを見つける。どこにあるか分からなかったけど、診察券とかをまとめたファイルに入れてあった。これはまあ恐ろしいことで、「どこにあるか分からないから探すのがダルいな」ってめちゃくちゃ長いことダラダラしてて、いざ探してみたら45秒で見つかった。なんだこれ。俺は、たった45秒で終わることも面倒に思ってしまうのか。図書館のサイトにログインを試みる。パスワードを覚えてない。これもメモを探して、45秒で見つかる。


それで、「バガボンド」の英語版を予約した。きっと、他にもマンガの英訳はあるだろう。で、ここでちょっと固まってしまう。他に借りようと思う本を、思いつかないんだ。これはちょっとショックを受ける。「読書自慢だった僕が、借りる本の1冊も浮かばないのかよ」と。


ちょっとして、「別にショックを受けるほどのことでもない」と思い直す。“読書自慢”だったのは20代半ばまでじゃないか。検索ワードが浮かばなくても、実際に図書館に行って、棚を眺めれば何かに手が伸びるかもしれない。


でも、悔しいので何か予約したい。それで、日本語ラップについての本を借りようかな、と思いついた。検索窓に「日本語ラップ」と入力して、フリースタイルラップの入門書みたいなハウトゥっぽいやつ2冊と、ラップに映る現代、みたいな批評っぽいやつを1冊。ラップをやってみたい、というより、過去の代表的な曲を聴いてみたいんだけど、どこから手をつけたらいいのか何となく知りたい、が僕のニーズだから、それに合ってる本じゃないような気もするけど、それはそれでいいや。


それで、図書館に本の予約をして、ちょっと気をよくしたんだ。今までの生活のなかで、「なんとなくやらなくなったこと」が、気づくと「面倒なこと」になってて、そのうちに、「図書館で本を借りよう」とも思わなくなってた。無意識に「面倒なこと」になってしまっていたことを、1つ解消した気になった。


もう1つ。Amazonプライムのビデオを見てみた。先日、ちょっと急ぎで欲しい荷物を注文した時に加入して、「忘れないうちに解約しなくちゃ」と思ってたやつ。まだプライム会員だったことを思い出して、ちょっと見てみようかという気になった。プライムビデオ、視聴方法がよく分からなくて、今まで見ようとも思ってなかったけど、試しにやってみたら45秒で見られたよ。


また、図書館の予約と同じような感じになった。せっかくいろんな動画が見られるはずなのに、検索窓に入れるワードが浮かばなくてちょっとへこんで、とりあえず「ラップ」と入れて。出てきたタイトル、2つぐらいブックマークしておいた。そのうち1つ「フリー・ミーク」を見てみる。ミーク・ミルというラッパーについてのドキュメンタリーらしい。ちょっとずつ見てみよう。


本当にセコいレベルだけど、僕にとっては「新しいこと」を始められた1日だった。自分では気づいてなかったけど、僕は「とにかくルーティンから外れたことをやりたくない勢」だったのかもしれない。無理する必要はないけど、ちょっと意識して「ルーティンにないこと」をやってみてもいいかも、と思った。笑ってくれよ。「プライムビデオ、チェックしてみた」でちょっと気が晴れてるんだから、なかなかにチープじゃないか。でもしょうがない。構っちゃいられない。

 

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