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2児の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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【日記】TOEIC受けてる場合じゃねえよ⑤

2022年2月某日 TOEIC受ける話

TOEICの試験日まであと2週間ぐらい。よく覚えてないけどたぶん10年ぶりぐらい。そう、この日記のタイトルは「TOEIC受けてる場合じゃねえよ」だけど、けれどもだって、TOEICを受けるんである。


話は2年前にさかのぼる。もう理由は覚えてないんだけど、TOEICを受けようかな、と思った。「英語学習の動機づけ」みたいなことかな。そしたら、新型コロナが大流行して、それに付随して「不急不要の外出の自粛」も大流行した。


未知の感染症だ。感染したら命にかかわる可能性も(人によっては)ある、という。できる限り慎重な対応が必要だ、という。わかる。そうだろう。たとえ僕は大丈夫だったとしても、同居の両親は「高齢者」の年齢だ。それに、感染爆発による医療崩壊だけは避けなければならない。可能な予防策はできる限り取るべきだ、という。そうか、仕方ない。


最初の緊急事態宣言が出たころのことを思い出す。「不急不要の外出」が、感染リスクの多寡にかかわらず敵視されたのはかなり辟易したな。「この大変な時期にサーフィンだなんてとんでもない」とか。これはちょっとよく分からない。サーフィンのどこに感染のリスクがあるんだ? いや、もちろんゼロではないだろうけど。そんなの、散歩と変わらないでしょ。「もし、事故があれば救急医療を圧迫する」とかの理屈も納得いかない。いや、「慣れないZoom飲み会で急性アル中になる人」の方が多いでしょ。


「緊急事態だから、我慢が必要」はわかる。でも、「我慢したポイントに応じてご利益がある」わけじゃない。「せっかく俺は我慢してるのに、楽しいことしてる奴がいたら、この対策がムダになってしまう」というのは、思い込みが激しすぎる。


そんな荒んだ気持ちだった2年前(そして、その気持ちはその後も程度を変化させながら続いてるんだけど)。世の中のことはとりあえず置いておくとして、僕自身も「不急不要の外出の自粛」のブームには参加していたんである。もともと、消極的な性格で、出不精で、ネガティブになりがちなんだ。麻雀友達と会う約束もキャンセルした。「TOEICなんて、受けてる場合じゃない」とか一瞬で思ったよ。


そうなんだ。「不急不要」を旗印にして、あらゆる「やってもやらなくてもいいこと」をキャンセルしまくったのがこの2年だった気がする。これは、なかなかに恐ろしい。あらゆる外出から逃げる口実が与えられて、「フットワークの軽さ」どころか、フットワークの予感もないような生活。それで、メンタルを健康に保つのはかなりの難題なのではあるまいか、と。


それで、ようやくTOEICを申し込んだんである。一応、「逆襲」のつもりだ。ああ、めんどくさい。受験票の写真の準備もダルいし、勉強もめんどくさい。何より、当日試験会場に行くのがツラい。まあでも、受けるしかない。これは、生死にかかわる問題なんだ。なりふり構ってる場合じゃない。「やりたくないこと、やるべきじゃないこと」はやらないでいい。「やるしかないこと」はやるしかない。そして、「やってもやらないでもどっちでもいいこと」を「なるべく軽率にやっていく」っていう基準で生きていった方がいい気がする、という話。あまり世の中とは関係ない。


2月某日 TOEICの模試をやる

ネットで注文して、本棚に置きっぱなしだったけど、ようやくTOEICの模試をやってみる。リーディングのパートだけ。75分。案外できる&案外できない。やっぱり、たぶん8年前よりも英語力は上がってるっぽい。「全然分からない」っていう問題はほとんどない。だけど、75分間集中するのは難しい。時間が足りなくて、最後の大問3つ残ってしまった。

時間配分のオススメをネット検索。20分ぐらい削らないといけないっぽい。「試験のコツ」とかを考えずにやって全部できるほどの英語力はない、ということが分かった(あると思ってたのかよ)。ちょっと練習しよう(めんどくさい)。

 

2月某日 最近読んだマンガ

「さよなら私のクラマー」(新川直司)。サッカーシーンで、人物たちの「手」の描写がいい。「思いっきり蹴る」んだけど「なるべく繊細にコントロールしたい」という感じのする「手」が描かれてる(たぶん誰かが同じことツイートしてたのを目にした気がするんだけど)。思えば、(実在の)サッカー選手たちの動きの特徴って、「手」の使い方に表れるのかもしれない。


「左ききのエレン」(かっぴー/nifuni)も読んだ。まだ好きか嫌いか決めてない。エレンが天才っぽく無双してるエピソードよりも、くすぶって弱々しくなってるエピソードの方が好きかもしれない(まあでも、それも「天才としてのエレン」ありきなのかもしれないけど)。いろんな「天才」が出てくる展開で、シラケずに読めるんだから、よくわかんないけどちゃんと成立したエンタメ作品なのかも。岸あかりがモデルとして突然集中して、集中すると「ホンモノのバケモノ」的なオーラを出す、みたいな描写はよかった気がする。


(マンガを英語で紹介するサイトを作ろう、と実は2年ぐらい前から思ってて、今のところ、実現に向けた具体的な努力をしてない。とりあえず有名っぽいマンガだけでもなるべく読もうとはしてる。売れたマンガなんだから、比較的面白さは分かりやすいはずなんだけど、簡単に説明できなくてちょっと情けない。せめて、なるべくメモは取っていくつもり)。

 

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【日記】TOEIC受けてる場合じゃねえよ⑥ - 鯖缶@3rd&forever

 

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