2025年1月某日 理想の情報サジェストアプリがあったとして
Google Chromeを開くと、いくつか「おすすめ」の記事が表示されるのを「非表示」にしてやったぜ。ああ、めちゃくちゃスッキリ。「これ、たぶん非表示にできるんじゃね?」と思ってから、やり方を検索して、設定を変えるまでかかった時間は8分ぐらい。
おいおい、たった8分で済むことを、今までやらずにいたのかよ。いつの頃からか、ブラウザを開くだけでPTAの悩みやらスプラトゥーンのブキTier、ラップバトルの歴代名試合やらの記事や動画のリンクが画面上に並んでて、僕は「そんなもんか」とその環境を受け入れてたよ。なんと愚かな。情報とは、自ら求めて得るものではもはやない。もうお腹いっぱいなのに無理やり与えられるエサ、それが情報。そんなものはもう要らんのじゃ。非表示にしてやったわ。
でも、そのわずか2時間後。やっぱり寂しいんである。…トホホ。「食べたくもないのに無理やり食べさせられたエサ」に慣れ過ぎてしまって、そのにおいがないと不安になる情報家畜、それが現代人なのか。
いい感じのタイミングでいい感じの情報をいい感じに表示してくれるアプリ、ないものか。いや、たぶんあるんだろうな。でも「理想の情報サジェストアプリ」があったところで、それを使うのは幸せなのか、どうなのか。
1月某日 全然limitedなんだけど
「Kindle Unlimited」というAmazonのサブスクに加入していて。お試し価格3ヵ月で99円。以前その価格で試して解約していたのに、何でもう1回お試し価格になるのか。そんなに人はサブスクを解約し忘れるものなのか(そうかもしれない)。日常的にAmazonに触れてることで、Amazonで何かを買うことへの抵抗感が減るということのなか(そうかもしれない)。
さて、新年早々ということもあって、「マンガ300冊チャレンジ」をする気になった。いやあ、ため息ついちゃうな。48歳にもなって、マンガ読むのがチャレンジなのかよ。
「指定された電子書籍が15冊まで借り放題」だから、「なんでも読み放題」というわけではなく、全然limitedなんだけど。逆にそれでいいんじゃないかというような気も。「なんでも読んでいい」と言われるよりも、「無料で読めるこの範囲の中から好きなものを選んで」の方が読む気になりやすい、というような。読みかけだった「達人伝」(王欣太)から始めようかな。
1月某日 「3カ月マンガ300冊チャレンジ」始める
「Kindle Unlimited」での「3カ月マンガ300冊チャレンジ」。えり好みをしてはなかなか300冊には届かないので、さっそくいくつか読み始めた。
「ベルセルク」(三浦建太郎)…今までずっと読まず嫌いしてきたんだけど、ついに読み始めてみた。
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絶対に弱音を吐かない主人公vs絶対に容赦しない宿命、みたいなことですか。ファンタジー世界で存分に味わえる男の美学、みたいなことですか。
男が惚れるマンガ、ただ面白いだけじゃなくて惹きつける力のあるマンガ、だとは思うんだけど、僕にはハマらなそうな気がする。10代前半、10代後半、20代、30代、どのタイミングで読んでも特別好きになることはなかった気がする(そう思うと、「読まず嫌い」は当たってたということなのか)。何がピンと来ないのか。もうちょっと読んでみようとは思ってるんだけど。それも考えながら読んでみたい。
「特攻の島」(佐藤秀峰)…マンガの感想とは違うんだけど。「遺書を書くつもりでこの日記を書いたら、名文が書けるだろうか」みたいなことを想像したりした。死を覚悟した究極の正直さで、大事な人に本心を伝える、というような。どちらにせよそんなピュアな覚悟は持てそうもない、というのが結論になったけど。(まあでも、死を覚悟したからと言って、急に名文が生まれることもないような気もする。受けとる側が、「死ぬ寸前の思い」を託されて、その迫力におののくんじゃないか。)
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