鯖缶@3rd&forever

2児の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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【日記】マンガばかり読んでるうちに年を取る⑲(気持ちでは虫歯は防げない)

2023年4月某日 歯医者を受診せねばなるまい

2カ月ぐらい前から、歯が痛い。冷たいもの飲んだ時とか息をシーハーと吸った時とか、しみる感じがして。我慢できないほどの痛みでもないし、緩やかに痛みが治まってる時期もあるので、「まあ、気のせいかな」とか思ってたんだけど、やっぱり徐々に痛みが増してる気がする。


しかたない。歯医者を受診せねばなるまい、とようやく心に決めて、決めただけで行動に移さずに2週間ぐらい過ぎたんだけど。


実は、通う歯医者を変えようかと思ってたんだった。この数年は家から一番近いところに時々見てもらっていて、大きな不満はなかったんだけど(受付のスタッフの方がめちゃくちゃ不愛想なんだけど、それも慣れれば別に気にならない)、この最近の2回、健診の時の治療が痛くて(歯垢をクリーニングする時に空気を吹きかけたり、とか)。


僕が年取ったからなのか。それとも、クリーニングがヘタになったからなのか。ちょっとよく分からないんだけど、試しに別の歯科に行こうかな、と。今まで、不満はなかったけど、特に贔屓のつもりもなかった近所の歯科に(心の中で)別れを告げた。さらば。


それでいよいよ。子どもたちの春休みも終わり、会社が休みの月曜と火曜に動ける時間ができたので、歯医者に行かない言い訳もなくなって。ついに、予約しました。子ども2人と妻がお世話になってる歯科医院に。


その歯科医院には、子どもたち2人がめちゃくちゃ気に入ってもらえてて、行く度に先生はすごく褒めてくれる。その先生に、僕の汚い口の中を見られたくない、という気持ちがあった。だって、せっかく褒められてるのに、もったいないじゃないか、と。それで、子どもたちの歯科医院は、真っ先に候補から外していたんだけど。


ネットで、近くの歯科を検索してみたんだけど、歯医者って、めちゃくちゃたくさんあるのな。3年ぐらい前に、いつもの医院が休みのタイミングで歯が痛くなって、検索した時も驚いたんだけど。今日も同じく驚いた。こんなの選べないよ。見なきゃいいのに、口コミとか見ちゃって。もうムリでしょ。


絶対どの歯科医院にも最低評価がいくつかついていて、その多くは嫌がらせ的な投稿なんだろうと思うけど、こっちとしては内心「歯医者行きたくないな」と思いながら情報を見てるわけであって、そんな情報を見ると「そうだよね、ここはやめよう」みたいに思っちゃう。


それで、パニクって。子どもたちが通ってる歯科医院に決めました。もう、仕方ない。ネットを見ないで電話番号が分かる唯一の歯科医院なんだ。


電話して、断続的な痛みがあることを伝えると、「明日来てください」と予約を入れてくれた。予約が済んでしばらくしたら、歯の痛みが強くなってることに気づいた!! なんということか。今までは、歯医者に行きたくなさ過ぎて、無意識に痛みを認識することを避けてたんだろう。いざ、予約をしたら、「もうこれ気のせいじゃなくて、やっぱり痛いよね」みたいになったのか。なんなんだ。


4月某日 気持ちでは虫歯は防げない

歯医者、行ってきました。虫歯、ありました(涙)。口を開いて見てもらった瞬間には「いや、結構きれいですよ」みたいなリアクションだったんだけど、レントゲンを撮って、判明。左奥の2本がくっつき合って生えてて、その間が磨きにくい、と。それで、そこが磨き切れずに、歯垢が残り、それに菌が群がったのだ、的な説明を受けて…


いやあ、悔しいぜ。この数年、歯みがきは結構サボらずに時間をかけてきたんである。数年前に親知らずの最後の1本を抜いた時に、しばらく腫れて、ご飯が食べにくくなった時に、「ご飯が楽しみじゃない毎日って、なんと寂しいことか」と身にしみて思ったんだよね。やっぱりそういう「毎日の小さな幸せ」的なことは、「なくなってからじゃないと気づけない」とか思って、「歯を大事にしよう」「歯を大事にする気持ちを毎日思い出そう。そういう態度で日々を暮らしていこう」みたいに思って、毎日毎日、10分ぐらいかけて歯を磨いてきたんだ。YouTube見ながら。スプラトゥーンや、ラップバトルの。


でも、歯を大事にできてなかったんである。気持ちが足りなかったのではなくて、要するに技術の問題。気持ちでは虫歯は防げない。「何となくではなく、しっかり意識して1本ずつ磨く」、「歯間ブラシを使って、前からだけでなく後ろからも歯間にブラシを入れていく」とか、そういうこと。


(でも、虫歯じゃなくて歯が痛かったのだとしたらそれはそれで怖いので、まあ、「治せる類の痛みと判明してよかった」と思うことにします)


しばらくは治療で通院しなくてはいけないようだ。冷たい水が歯にしみるし、情けなさが身にしみるぜ。


4月某日 好きになるのが難しい類のマンガ

読んだマンガ。

 

「不敗」(押川雲太朗)…1~3巻、「天と地」(押川雲太朗)…1~2巻。昭和っぽい雰囲気なので。麻雀マンガはおしなべて、「麻雀放浪記」の2次創作のようなものなのかもしれない、とか思った。それほど面白いということもなかったけど、きっとまた読んじゃうんだろう。


「海が走るエンドロール」(たらちねジョン)…1~2巻。夫に先立たれた「おばあさん」が、映画を撮りたいと美大に入る、と。


いやあ、僕はね。自分が“自称芸術家”、“映画監督ワナビー”だったから、「映画を撮りたい」とか言い出す人、嫌いなんですよ。なんで嫌いかっていうと、シンプルに嫉妬なんだけど。だから、このマンガを好きになるのは難しい、かな。「年を取ることのよさ、ツラさ」「創作することのよさ、ツラさ」も雰囲気でつまんでつなげただけで、あんまり真に迫るものは感じなかった、気がします。「海」をモチーフにした心理描写はグルーヴあるかも、ぐらいは思ったけど。

 

「ライジングサンR」(藤原さとし)…1~8巻。「ライジングサン」の続編だけど。ほんのちょっとの違いなんだろうけど、「ライジングサン」の方が18倍ぐらい面白いな。あんまり思い入れの持てそうな脇役が出てこなくて、青春群像が、雰囲気だけになっちゃってる、というか。


(いやあ、読者っていうのは勝手に感情移入しといて、それをさせてくれなくなると、すぐに諦めるんだから勝手なものです)

 

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