鯖缶@3rd&forever

2児の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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【日記】マンガばかり読んでるうちに年を取る⑩(麻雀マンガには特殊な成分が入ってる)

2023年3月某日 麻雀マンガには特殊な成分が入ってる

子どもたちは終業式。もう学年の終わりか。時の流れがすさまじくて、めまいがするぐらいだよ。


僕が会社から帰ってきて、先に帰ってきていた子どもたちにおやつを食べさせて。僕はスプラの動画を見てしばらく時間を潰してから、スマブラで対戦してる子どもたちに、「そういえば通知表を見せなさい」みたいに言ったりして。帰ってきてすぐに言うと、僕が通知表を見たがってるみたいじゃないか。


「そうじゃない。子どもたちの成績がどうであろうと、それは子どもたち自身の問題であって、親が一喜一憂することでもない。親としては子どもが安心して学校に通える環境を整えるのが役目であって、毎日しっかりと学んでいることは、通知表を見なくても分かってる。でも君たちは、親に学年の修了を報告しなくてはいけないだろ?」みたいな態度で、子どもたちに「見せて」と言ったんだけど。本当は、さっさと見たい気持ちがあるのはもちろんで。何ですかね、早く見て落ち着きたい、みたいなことなのか。


そしたら「あ、忘れてた。今学期めっちゃよかったよ」「え、それ私もなんだけど」とか口々に言っていて。だいぶ安心したな。いい成績を取れるかどうかはともかく、自分で自慢に思う気持ちはいいんじゃないか。そして、いい成績を取ったとしても、親にそれを見せるよりは、スマブラで遊ぶのを優先するぐらいのテンションがいい。


2人分をゆっくりと見てから、実は僕も通知表にあんまり興味ないや、とか思い出したりして。何にせよ1学年終わったことの安堵と寂しさをまったりと味わった。


読んだマンガ。

 

「リスキーエッジ」(押川雲太朗)…全10巻。Kindle Unlimitedに入ってたので。昔読んだことのある麻雀マンガ。僕は「麻雀マンガ」に採点が甘くて、画面に麻雀牌が描いてあれば、それだけで続きを読んでしまうところがある。AbemaのMリーグとかはそれほど見る気にならないから、麻雀マンガには、何か特殊な成分が入ってるのかもしれない。


この作品は、それほど面白くなかったけど(面白くなかったのかよ)、すんなりと最後まで読んでしまった。対決相手の、中ボス寺田、ラスボス青柳が設定もキャラもビジュアルも似てるところ、1vs1の対決感が強調されて、4人勝負の麻雀の面白さが出てこないところがイマイチ。


まあでも、「吐くほどの負けず嫌い」が描かれていれば、僕としては読んでしまうので、特に文句はないです。


「根こそぎフランケン」(押川雲太朗)…全8巻。「リスキーエッジ」が「好きなんだけど好きになりきれない」みたいな感じだったので、たぶん押川雲太朗の中で一番面白い、「根こそぎフランケン」が読みたくなって。探してみたらやっぱりKindle Unlimitedに入ってたじゃないか。(というか、ひょっとしたら押川雲太朗の作品はほぼ全部入ってるのかもしれない。ちゃんと確かめてないけど)


たぶん20年ぶりぐらいに読んだけど、やっぱり面白かった。濃いキャラがそれぞれジャマし合わない。麻雀への姿勢も流儀も違うけど、それぞれ負けず嫌いなところは変わらない。


「オレの実力をお前に認めさせる」と勝負するんだけど、勝った時には相手を破滅させてるわけであって、その不条理感が苦くて酔えるんよね。フランケンのアホキャラのお陰で、マンガ全体がカッコつけすぎにならないのもいい。またあっという間に読んでしまった。

 

3月某日 「いい色眼鏡」で見られてる件

会社から帰宅後に、子どもたちを歯医者に連れて行く。息子は1月前にマウスピースでかみ合わせの矯正を始めていて。前から矯正をしてる娘と一緒に、1月に一度ぐらい通うことになって。


ところで、子どもたちは歯医者の先生と助手さんに気に入られていて、行く度にめちゃくちゃ褒められる(「歯がきれい」とかそういうことなんだけど)。普段、「仕上げ磨き」をしている僕としては、すごく救われる瞬間だったんだけど、最近あまりに褒められるのでちょっと緊張してきた。


というのも、「ここの姉弟はすばらしい」という歯医者さんの思い込みが、ついに僕にまで飛び火して、「実はあのパパもすばらしい」ということになってるらしいのだ。


どういうことか。子どもたちとは別に、妻も同じ先生に診てもらっていて、その際に子どもらの矯正の進捗も話してくれるんだけど、前回の診察時に「子どもたちはもちろん、パパもいい。先生の話を聞く距離感がいい」みたいな話になったらしい。先生の話を聞く時にメモを取ったり、子どもが受け答えをする時に割り込まなかったり、そういうちょっとした態度のことか。受診後に、会計で呼ばれた時に、本を読む子どもたちに「もうすぐ行くよ」と声をかけた対応もすごくよかった、と。なんだ、どういうことだろう。子どもに自分で帰るための身支度をさせるんだけど、命令口調にならないタイミングで声をかける対応がよかった、ということなのかな。


自分が褒められた話を日記に書くの、相当に恥ずかしい気がするけど、書いてるうちに落ち着いてきた。 たぶん、うちの子どもたちが歯がきれいで、矯正治療を真面目にやっていて、患者として対応しやすいんだろう。矯正治療をサボりがちな子どもの親に対して、「ちゃんとやってくれないと効果が出ません」みたいに説教をしなくちゃいけないのは気が進まないだろうから。そうすると、うちの子どもたちの態度もよく見えてくるんじゃないか。うちの子どもたちは、恥ずかしがって受け答えがハキハキしないところもあるんだけど、そういうところだって、むしろ「自然で素直」というように見えてくるのかもしれない。そうやって、子どもが気に入られてくると、その親も「いい色眼鏡」で見るようになるのかも。


そんなことを思って、今日はちょっと緊張しながら(せっかく優等生親子として気に入られているのに、幻滅させては申し訳ない、みたいな)、連れて行った。特に新しいことは起こらず、矯正は順調だと確認できて安心した、というだけの話なんだけど。

 

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