鯖缶@3rd&forever

2児の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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【日記】TOEIC受けてる場合じゃねえよ㊳

2022年6月某日 ちょっとずつルーティンを変える

TSUTAYAで、「コミック定額レンタル」というサブスクをずっと利用させてもらってたんですね。5冊までなら定額料金で借り放題(返却したら5冊を上限にまた借りられる)。この2年間、あらゆるスキマ時間はマンガを読むことに投入してきた感じで。翻訳仕事をするときも、タイマーをセットして6分を1ターンにして、2ターン仕事したら、1ターンマンガ読んでいい、みたいな。家事の間にも読んで、趣味のNFL観戦でも、攻守の切り替えの時にはマンガを読んだ。


そんな中、TSUTAYAがもうすぐ閉店してしまうので、「定額レンタル」が終わってしまって。僕にとってはルーティンの変更を求められてるわけで。


これが、ひょっとしたら案外悪くないんじゃないか、という気がしていて。「定額レンタル」は終わったんだけどまだTSUTAYA自体は閉店してないので、「10冊880円」でのレンタルは引き続き利用してるんだけど。これだけでもちょっと生活が変わる。単純な話で、今までは「サブスクの罠」にちょっとハマっていたというか。「いくら借りても同じ値段」なので、毎日「上限の5冊」を借りようとしてた。でも、「毎日5冊」のノルマは、僕にとってややトゥーマッチだったかも。仕事の合間に挟む「ちょっとしたごほうび」としては、2冊ぐらいがちょうどいい分量で、それ以上はやや義務感で消費していたような気がしてきた。


いずれにせよ、このルーティンは変更せざるを得ないわけだからもういいんだけど、「サブスクの罠」として心当たりがもう1つあって。NFL観戦だ。「ゲームパス」の料金が年間256ドルぐらい(うろおぼえ)。まあまあ高い金額だから、元を取ろうと思って「視聴可能な試合はなるべく見る」と、シーズン中は毎週5試合ぐらい観戦してる。これもやや多すぎなのかもしれない。だいたい睡眠不足になって、シーズンの終盤でイヤになる瞬間が訪れる。でも、「あと4週間したらどっちにせよシーズン終わりだ。もう少しだから耐えろ」みたいな使命感で見続ける、みたいなパターン。うーん、9月以降ちょっとNFLの観戦試合を減らしてみるか。いやあ、それも想像できないんだよな。どうすべきか。(まあ、どうでもいいと言えばどうでもいいんだけど)

 

6月某日 村上春樹読んでる

「After the Quake」(「神の子どもたちはみな踊る」)を英語で読んでる。マンガを読む量が減る分、別のルーティンを取り入れなくては、みたいなこと。

 

(↑Amazonのリンクです)

 

今のところ気づいてるのは、「僕は小説の感想が書けない」という事実。なかなかに恐ろしい。小説を読まな過ぎて(30歳になってからほとんど読んでない)、感じたことを言語化する機能が退化してるのかもしれない。マンガの感想なら書けるのになんでだ。


それより、村上春樹を読んでると、真似して小説を書いてみたくなるな。あまりにシンプルに読みやすい文が続くので、「オレにも書けるんじゃないか」って思ってしまう。何か書いてみようか。書けるといいな。そして、それを自分で英訳するんだ(これはなかなか長い道のり)。


もう1つ。図書館で英語版の「バガボンド」を予約してみた。図書館を使うのも久しぶり。日本のマンガの英訳版は「勉強半分、楽しみ半分」みたいなイメージ。今まで食わず嫌いだったけど、アメコミも読んでみようかな。どこから手をつけていいのか分からなくて(選べなくて)予約しなかったけど、試すだけ試してみればいい気もする。


6月某日 小説のアイデア

職場の「目立たない女の子」から、「ダンジョンに行く必要があるのでついてきてくれ」と言われて困惑する話。(村上春樹と「ダンジョン飯」を交互に読んでる間に出てきた安易な発想だな。でも安易だからと言って構っていられない)


僕は「距離感を詰めてこようとしない人」の方が好きだ。というか、「距離感を無視してくる人」のことが苦手、というか。犬が好きな人がいたとして。犬好きの連中は、「世界中の人間が犬好きであるべきだ」と思ってる節がある(※妄想です)。連中は、犬を苦手な僕に対して、「犬が苦手なのは、犬のよさを分かってないからだ、ああ、かわいそうに。ちょっと一緒に暮らせば、絶対に好きになるのに」とか思っていやがるんだ(※妄想です)。僕は、「自分は犬を好きだけど、あなたが犬を好きかは分からない」という前提に立てる人じゃないと仲良くなれる気がしない。


職場で、「せっかく一緒に働くんだから、親しくした方が楽しいし安心。みんなもそう思ってるに違いない」と考えるタイプの人がいる。うんざりだ。ほっといてくれ。そういう人とはどうせ犬も好きなんだろう。僕は「敵意がないことを示すのも仕事のうち」とは思っているので、「犬好きの連中」にも話を合わせてしまうところがある。そして、職場なんてそんなもの、と受け入れてもいる。「犬好きの連中」を撲滅しようなんて全然思ってない。それどころか、内心嫌いなことを悟られたくなくて、むしろ明るく挨拶してしまう。


だけど、勘違いしないでくれ。僕が好きなのは、僕に積極的に話しかけてこない方の人なんだ。そして、そんな人に対しては、僕も積極的に話しかけない。どうなるか。「なんとなくいいな」と思ってる人とは仲良くなれない、というジレンマが続く。


さて、短編小説の骨子としては、「ちょっといいな」と思っていた女の子が、ようやく話しかけてきたと思ったら、ダンジョンへの誘いだった、ということ。


「○○さん、大学時代登山部だったって自己紹介で読みました。だから、ダンジョンとか、興味あるかな、って」みたいな。「え、ゲーム? 僕詳しくないんですけど、ネット上で、モンスター狩るみたいな?」「いえ、私が、自分で行くんです。地下1階は、他の冒険者とかもいて酒場もあるし、すぐに帰ってこられるんですけど、地下2階より下はかなり危険で、不安なんです」みたいな。


デートに誘われるとちょっと期待した俺がアホだったよ。でも、せめて、マルチか宗教にしてくれよ。そうしたら俺だって君のこと分かりやすく拒絶できるのに。でも、ダンジョンは分からん。


そんな、命にかかわりそうな相談を、普段職場でほとんど話したこともない俺にしてくるなよ、と思ったとたん、「この人、ダンジョンについての打ち明け話ができるの、ひょっとして俺だけだったんじゃ」と気づいて、断りにくくなってしまう…


みたいなことを考えた。超絶リズミカルな文章力とかがないと小説としては面白くならなそうだけど、それはこの際いいとして、書いてみたら楽しいかもな、とは思った。「これってただのフィクションですから」というのを言い訳にして、日記よりも深く内面を出せるかもしれない。誰かが読んで楽しいレベルにするのは難しいかもしれないけど、それはこの日記だって同じこと。まあ、ひょっとしたら。無理だったとしても、アイデアを考えたり、書き出しだけやってみたりするぐらいなら、するかも。


(続きます)


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