2022年5月某日 マンガばかり読んでる
相変わらずマンガばかり読んでる。愛用のTSUTAYAの閉店が決まっていて、コミックレンタル(定額借り放題)が終わってしまうので、ラストスパート。マンガばかり読んでる場合じゃないような気もするんだけど、まあ仕方ない。感想をアウトプットしようとしても、サボりがち。ちょっとメモだけ残しておく。
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「チ。-地球の運動について-」(魚豊)。噂には聞いてたけど、すごいマンガだな。「歴史の分岐点」を、「一人の人間の選択」に落とし込むストーリーテリングの技量がエグい。ソリッドな読み応えで、印象の似てるマンガが思いつかない(「ヒストリエ」
とか?)。
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「惑わない星」(石川雅之)を読み始めた(今3巻)。「チ。」の次に読んだから、「文系のやつらに分かるように描いた理系」ものが続いた。「もやしもん」よりもドライな感じか。
…と、今気になって調べてみたんだけど、石川雅之さん2016年に「療養(眼精疲労による視野狭窄)で連載中断」してるのか。知らなかった。(その後月一連載で再開、現在連載中ということらしい)「惑わない星」の内容も、「(擬人化された)地球が体調不要でピンチ」なわけで、シンクロニシティ。(違うか)
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「GIGANT」(奥浩哉)。これは10巻までいっぺんに。「GANTZ」の方が「ヤバさ」では上かもしれないけど、でも「気持ちいい気持ち悪さ」あるいは「気持ち悪い気持ちよさ」の洗練があるような気がした。
「GIGANT」の感想とはちょっと違うんだけど、サブカルで描かれる「終末感」が、「なんか理由は分からないけど、不条理にもう世界は終わり。僕にできることは特にない」みたいなものとして描かれてることが多い気がする。昔は「人類が栄華にあぐらをかいて欲望の赴くまま暴走した結果の終末。お前らも加害者の1人」みたいな描かれ方が多かった気がするんだけど。(ちゃんと検証してません)
「GIGANT」については、感想文をまとめました↓
【マンガレビュー】「GIGANT」の鮮明な悪夢が唯一無二すぎる件 - 鯖缶@3rd&forever
5月某日 娘、移動教室に出発
娘の風邪症状が治まらず、気を揉んでいたけど、なんとか出発できて幸運だった。学校で一斉に受けたPCR検査でも陰性で、症状を見せていた医師からも「咳は少し残っていますが、登校や旅行への参加に支障はないのではないでしょうか」と言われていたけど、それでも心配は心配だった。
できれば万全の体調に戻ってから旅行に出発させたいので、出発の2日前まで学校を休ませていた。前日になって、症状もかなり治まってきたけど、娘が学校に行きたがらない。これも気を揉んだな。「風邪症状あれば学校を休んでください」とずっと言われてるわけであって、まだ完全に治ってないのに登校しちゃいけない、みたく思ってるのかもしれない。あるいは、5泊6日の旅行、集団生活に不安があるのかもしれない。娘本人も、どう思ったらいいのか分からずに、いろんな気持ちが混ざり合って「ダルい」みたいな気持ちなのかもしれない。
結局、娘と相談して「遅刻して3時間目から登校。咳が少しあるので、念のため給食はみんなと食べるのはやめて、給食前に早退」とすることにした。
結果的には、これはよかったんじゃないかな。クラスメイトに安心したような声で呼びかけられた。担任の先生とも相談して、「PCR検査も陰性であり、医師からの所見もある。学校としては連れていくのに支障はありません」と、娘の前でキッパリと説明してくれた。この一連の流れで、娘も「自分は旅行に参加していいんだ」と納得したんじゃないか。帰宅して、「荷物の確認する」と言って、荷作りの仕上げをしていた。
娘には、「旅行に参加したい」「でも参加してもいいのか分からない」「なんとなく不安」が混ざったようなダルさがあったんじゃないか。それが、「参加してOKなんだったら行きたい」という気持ちにスイッチが入ってくれた。
出発当日には、ほぼ症状も治まり、比較的安心して送りだせた(まあ、娘の出発は僕の出勤後なので、起床のタイミングで声をかけただけだったんだけど)。
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