2021年5月24日（月）娘がメガネを使い始めた
昨日は、小4娘がはじめてのメガネを作った日だった。1年ぐらい前から近視になり始めて、眼科を受診した。様子を見ましょう、ということだったんだけど、やはりさらに進みつつある、ということで。
この現代だし、僕も妻も近視だし、仕方ないと言えば仕方ないんだけど、やっぱりちょっとは「もう少し気をつけてやれなかったか」みたいなことは思う。
もう親になって10年経つのに、まだ自分が子どもの将来に影響を及ぼしてる（及ぼしまくってるよね？）ことが怖い。娘は歯の矯正をしてるんだけど（夜寝るときだけする）、それも「矯正をすべきかどうか」を選びたくなかった。「歯が生え変わる時期に合わせて矯正をすると、それほど無理のない矯正になる。ずっと矯正器をつけている必要はなくて、夜だけでいい」と聞いて、納得はしてるんだけど、「運命に介入する」のがなんとなく怖かった。
まあ、分からない。「怖い、怖い」と言っていて何もせずに放置してたらいけないんだろうけど、「怖い」と思うのは普通のことなのかもしれない。
読んだマンガの感想。「クズの本懐」（横槍メンゴ）を最後まで（8巻で本編完結、9巻は後日談的短編集）。4巻からぐらいからあんまりエロくなくて、それがちょっと物足りなかった気がする。
そう書くと、「エロマンガが読みたいのかよ」と語弊があるな。いや、エロマンガが読みたくないわけじゃないんだけど。そして、1巻～4巻もそんなにエロいわけじゃない。露骨な性描写もないし、ヌードも出てこないんだけど。でも、「エロ」が重要な作品だと思った。
「思い込みの激しい思春期の痛々しさ」を群像で描いて、それぞれが影響し合って「自分」というドツボにはまっていくのを「やるせないな」と思って追うのが面白いところだと思うんだけど、その中心に「性欲」があると、「自分のままならなさ」「自分で自分を持て余す感」に説得力が出てくる。
そう思うと、キーパーソンのはずの「お兄ちゃん」（キャラ名忘れた）があんまり性欲なさそうで、そこがちょっとイマイチだったんじゃないかな、とか思った。
5月25日（火）NBAや将棋を観戦
昨日は、この日記をNBAを見ながら書いた（タイムアウトの間とかに書き進めた）。サンズ対レイカーズ。レブロン･ジェームズ、アンソニー・デービスがいるとはいえ、さすがに第2シードのサンズの方が下馬評は高いんだろうか。よく知らない。
NFLのプレーオフは一発勝負のトーナメントだけど、NBAは7戦勝負。一発勝負の濃い緊張感が好きでNFLにハマってるけど、7戦勝負でアジャストしてモメンタムを奪い合う感じも面白い。
僕にとってのNBAの記憶は、中学生の頃（マイケル・ジョーダン、チャールズ・バークレー）にさかのぼる。NHKBSでも週4試合ぐらいやっていたからよく見てた。今世紀に入ったぐらいからはほとんど追いかけてなくて（コービー・ブライアントをほぼ全部見逃してる）、ちょっと前から「ファイナルだけ見る」みたいな感じ（だいたいレブロン・ジェームズを応援）。
昨シーズンは、ファイナルだけじゃなくてプレーオフに入る直前ぐらいから見た。今年は、レギュラーシーズンから追ってみようかな、と思ってたけど結局見るのをサボってるうちにプレーオフになってたな。月日の流れ、早すぎる。面白いもの、どんどん見逃して年ばかり取っていく。
昨日は将棋の棋譜中継も追いかけた。羽生九段対豊島竜王の、王位戦挑戦者決定戦。夜には解説の配信を見ようと思ってたけど、夕食ぐらいの時に羽生さんが投了。終盤の入口で「見込みなし」と判断する大差の決着だった。
中盤の始め、つばぜり合いの中で、ちょっとずつ差が広がっていった感じ。先手の羽生さんにはプラスになる手が少ないのに、後手の豊島さんにはプラスになる手がたくさんある（玉をどんどん固めていける）局面になって、羽生さんは不利が広がる前に戦いを仕掛けるんだけど、それがやっぱりちょっと無理っぽかった、っていう。（この、「不利な方がリスクの高い賭けをさせられる」っていう状況、アメフトでもバスケでもスプラでもある）
「羽生さんがタイトル100期目を懸けて藤井聡太さんに挑戦」っていう筋書き、もはやミーハーな将棋ファンになってる僕にとっては相当に見たかったけど、残念ながらお預け。羽生対藤井、一度ぐらいは実現するんだろうか。これ、どちらかと言うと羽生さん次第（50歳の羽生さんがトップを争い続けられるか）なところがなんとも面白いところ。
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