鯖缶@3rd&forever

2児の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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【日記】マンガばかり読んでるうちに日が暮れる(005)

2021年5月15日(土)2日経って認める僕の情けなさ

昨日は、この日記を書いてから、翻訳仕事。追加で訳出依頼が来ていた場所についての作業を進める。出勤前には終わって、だいたい1時間半ぐらい。「めんどくさい」と思っていた作業が終わって、気分が晴れるんだから、まあ僕も安上がりなヤツだ。


会社で、同じチームの同僚に、「子育て中、どうしても自分の子どもに腹が立ってしまう」みたいな雑談。おとといの夜のこと。「宿題をやる」と口では言いながらダラダラとマンガを読んでいた息子に若干腹が立ってきてた。これは、「宿題をやりなさい」と口やかましく催促してやらせてもしょうがない、と思って、言うのを我慢してたから腹が立ってしまうんだと思う。「言うべきか、ほっとくべきか」の迷い。


息子氏、ようやく宿題をやる気になったらしく、マンガを片付けた。「これで安心。怒らずに済んだぞ」と思ってると、息子がちょっとベソかき声で、「漢字ドリルが見つからない」と困ってるんだ。夕食の前にやっていたドリルの続きをするつもりが、そのドリルをどこに片付けたのか分からないらしい。


これでまた腹が立って。しばらく半泣きになりながらドリルを探す息子。怒っても仕方がない、と叱りつけるのをこらえる僕。僕が不機嫌になってるのを感じ取って焦る息子。それを感じ取って悲しく、申し訳なくなり、結果ますます腹の立つ僕。


「宿題できないから、とりあえず歯みがきするね」と、妙に明るい声で報告してくる息子。「タスクを進めますよ」と必死のアピールだ。「わかった、ナイス」と僕も「怒ってないし、怒るつもりもないよ」と必死のアピール。


そして歯をみがき始めた息子。気づくとまたマンガに夢中になって、歯みがきが止まっているんである。ここで、やっぱりちょっと怒ってしまった。「ちょっと、手が動いてないよ。マンガばっか読んでて、何も進んでないじゃん!」みたいな。


僕もそれ以上は怒らなかったし、息子もベソをかくのを必死にこらえ、「分かった」と言って健気に歯をみがいた。


そんな話を同僚としていて、「どうしても自分の子どものことはヤキモキしてしまう」「他人の子どもの話だとかわいいと思えるのに」「つまらないことで怒っちゃった自分がショックで、不機嫌がリセットできずにドツボにハマることがある」みたいな感慨を交換しあう。


さて、日記を書きながらあの夜の不機嫌を思い出すに、2日経ってみてようやく認められる僕の真実は、「スプラトゥーンで連敗してた、というのがそもそも僕の不機嫌のベースにあった」である。もしスプラトゥーンが勝ってたら、おそらくもっとうまく対処できた。


いやはや、かなり情けなく、最低な話である。でも、2日経って、僕はその情けない自分を認める。認めることができたら、対策だってできる。「スプラは2連敗したらいったん休憩」だ。なんだこの結論。


5月16日(日)子育てマンガの「使える夫」に嫉妬する

相変わらず「ワンピース」を読んでるんだけど(今93巻)、そろそろ飽きてきた。「キャラの数が多すぎて頭の整理が追いつかない」「人々を搾取する悪い海賊を、どうせルフィが正義を振りかざすんじゃなくて、好き嫌いでぶっ倒すみたいなパターン」とか思って。


3日ぐらい前までは、「半端ないサービス精神」「実は一貫してずっと圧倒的に面白い」とか思って、めちゃくちゃリスペクトしてたのに、それでもすぐ飽きるんだから、読者とは恐ろしい。ひょっとしたら、週刊連載で毎週1話読むのが一番面白いのかもしれない。(「飽きてきた」と言っても十分面白いし、また夢中になって興奮する周期に戻るとは思います)。


その他に、昨日は子育てエッセイマンガも読んだ。それがあんまり面白くなくて。理由はちょっとよく分からないんだけど、そのうちの1つが、「パパが家事、育児に大活躍」みたいなのに、僕が嫉妬していて、その嫉妬が邪魔をしてるのかな、と。


なんなんだ、この気持ちは。なんで嫉妬する必要があるんだ。


小学校の保護者会に出ると、僕の今のところの経験では、男親が出席する割合は1割を切っていて。それを、「淋しい」「なんとなく肩身が狭い」みたいに思う一方、「フフン、男性の育児参加率、まだまだ低いじゃねーか。ああ、嘆かわしい」みたいに思う気持ちもあって。この、「嘆かわしい」というのは、本当に嘆いてるわけじゃなくて、「なんとなく攻撃できて気分がいい」みたいな成分もかなり含まれていたりして(どの立場で誰を批判してるのか我ながらよく分からない)。


で、この前の保護者会では、男親が結構いて(2割ぐらい)、で、大変情けなく、恥ずかしいことに、僕の気持ちはちょっと「面白くない」んである。「ああ嘆かわしい」と思ってた気持ちが、ちょっとテンション下がるじゃねーか、と。


ちょっと我ながら話が散らかってると思うんだけど、これ「職場で嫌いなヤツが、たまにちょっと好きになる行動をした時」にも同じようなことがあって。心の中で「Aさんは時間にルーズ。時間にルーズということは、周囲をナメてるってことだ。ムカつく」と思ってたのに、たまにAさんが時間どおりのことをすると、本来ムカつく気持ちが減ってしかるべきなのに、なんか肩透かしを食ったような気持ちになってしまう。


もう一度マンガの話に戻ると、「子育ての話」を聞くときに、僕の中に「使えない夫に対する不満を聞きたい」という欲求があることに気づいた。そして、「使える夫」が出てくると嫉妬してしまう、と。やれやれ。

 

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