鯖缶@3rd&forever

2児の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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【日記】マンガばかり読んでるうちに日が暮れる(002)

2021年5月9日(日)久しぶりに翻訳仕事をやった件


近況報告など。


少しの間日記を休んでいたのは、久しぶりに翻訳仕事を受注したからだった。無事納品できてホッとしている。約半年ぶりの翻訳業務復帰だった。


「日程に余裕のある案件しか引き受けない」と決めていたけど、それでも「〆切」はプレッシャーがあって、そのストレスに耐えられるか自信がなくて、休んでたんだ。


なんというか、「子育て」と「〆切」の、相性が悪い。「子育て」って、予定どおりにいかないことがすごく多い。子どもの無軌道なやる気、集中、不機嫌、病気。「どのタイミングでどの程度時間を吸われるか」がコントロールしにくい。


「宿題をいつまでもやらずにゲームばかりしている」とか、「食事がノロノロと終わらず、食器が片付かない」とか、心に余裕があればなんでもないことが、「〆切」というプレッシャーがある状況下では、「我慢できないほどのイライラ」になりかねない。


それに、子どもがいると、「何かあった時に、車の運転ができる程度の体力は残しておかないと」みたいなことも思うので、徹夜などはできるだけ避けたい。それも「〆切」と相性が悪い気がする。


去年の12月から妻がフルタイムで働き始め、帰りがわりと遅い。平日の主夫業務がワンオペになる時間が多いので、翻訳業務の受注をサボっていた。


でも、運のいいことに、「これはやりたいな」と思える案件の打診があったので、引き受けた。「3週間で50分」。これが、やってみたら余裕だったので驚いた。「1日3時間の作業で、5日に1日休む」ぐらいの目安で片付いた。端的にいって、これで終わるならそこまでストレスはない。そもそも、「〆切がない生活」にも、「ああ、俺はいつまでもやりたかったはずの翻訳もできないまま、はてしなくスプラトゥーンをやっていくのか(感嘆)」というストレスはある。


1ヵ月のうち10日前後稼働するぐらいのペースでできたらいいかな、というのが今のところの結論。


5月10日(月)神田川を歩いた話

近況報告続き。最近残念だったことは、ゴールデンウィークの旅行をキャンセルしたこと。「緊急事態宣言」のガイドラインにシンプルに従っただけの話なんだけど、かなりの葛藤はあった。


予定していた旅行は、霞ヶ浦のサイクリングロードにサイクリングに行くもの。マイカーで移動して、夕食抜きの素泊まりのホテル。予定していたアクティビティは「アスレチック」と「サイクリング」で、マスク着用もディスタンスの維持もほとんどできそう。


だから、「はたしてこの旅行をキャンセルすることが正しいことなのか」とか思ったり(子どもを旅行に連れて行かずにいいものか、みたいな葛藤もある)。でも、結局エゴイスティックな判断としてキャンセルしたかな。「後ろめたい気持ちで旅行に行ってもなんか楽しめないし」、と。


とか書きながら、でもやっぱり今でも迷ってる。旅行に行かずに東京に残って、子どもの友達が遊びに来て、家や公園で一緒に遊んでた。おそらく、そっちの方が感染拡大のリスクは高いんじゃないか。


でも、「今は緊急事態宣言下なのだから、友達と遊んではいけません」と子どもに言うのか。うーん、どうしてもそれが正しいとは思えない。


滑稽なことに、「せっかく旅行を取りやめたのに、旅行に行くよりもリスクの高い行動を取るのが悔しい(もったいない)」っていうしょうもないことも感じたり。「これだってエゴだ」とか思って、自分を雑に責めて。自分を責めるのも、「結局自分を責めてる方が楽だからなのかもしれない」とか思ってモヤモヤしたり。


1つ、家族で半日旅行、というか散歩をした。1年前に1日だけやった、「神田川を源泉(井の頭公園)から河口(隅田川と合流して晴海埠頭)まで歩く」という散歩の、続きだ。前回は久我山まで歩いて、今回は久我山からスタートして、明大前まで行った。


最初は、井の頭線と神田川はまるで手をつなぐように隣を流れている。それが、高井戸を過ぎたあたりで少しづつ離れていって、そして、離れ離れになるのかと思いきや、カーブして近づいていって、ついに直角に交わる(明治大学の和泉キャンパスの裏あたり)。


これ、かなり興奮するんだ。「川の流れ」って、人生の比喩じゃないですか。川は川の必然性でルートが決まって、電車は電車の必然性でルートが決まって。それが隣合わせたり、交わったりする、っていう。次はいつになるか分からないけど、また子どもたちと続きを歩きたいと思ってる。


(古川日出男の「サマーバケーションEP」という小説で、神田川を源泉から河口まで歩くんだけど、それの真似です。大好きな小説。ブログでもレビューを書いています↓)

【小説レビュー】古川日出男「サマーバケーションEP」が胸に迫りすぎた件 - 鯖缶@3rd&forever


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