鯖缶@3rd&forever

2児(娘8歳、息子6歳)の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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最近気づいたこと(2020年7月②)

ツイッターで僕が無鉄砲につぶやいたことを、時々振り返って反省するコーナーです!「最近」と言っても、もはや半年以上前のツイートをほじくり出して語り直しているわけで、我ながら悠長な話です。


今回はこんな感じ…

 

 

スピードがクオリティ

 
コールセンターで仕事をしていて、オペレーターたちはとにかく「仕事の早さ」で評価される。限られた人数で、かかってくる電話を取りきらないといけないわけで、「1回の電話を対応して、その内容を入力し終わって送信」までが、短いオペレーターが重宝されるのはしょうがない。


「仕事が早ければ、内容は雑でもいいのかよ」ともよく思う。もちろん、内容が雑だったらダメだろう。コールセンターの場合だったら、「入力にミスがあれば、結局後の工程で対応が遅れる」とか「お客への説明が不足してたら、再度問い合わせがくる」とかがあれば、実質仕事が遅いのと変わらない。


でも、「仕事が早いヤツは仕事が雑」「仕事が遅いヤツは仕事が丁寧」かと言うと、それはそうでもなさそう。1つ1つの工程を丁寧に終わらせれば、ケアレスミスも減るし、仕事が完了するのも早くなる。仕事が遅くなる時にありがちなのは、同じ動作を何度もしてしまうこと。チェック作業をしてる時に集中力を欠いて、どこまでチェックしたかわからなくなって、また最初からやったりすると、遅くなる。そうすると、それは「丁寧なチェック」じゃなくて、「冗長なチェック」になってしまう。


さて、翻訳でもやはり、スピードとクオリティは両立可能、と思う。いや、もっと言えば、スピードこそがクオリティ、なのではないか。「集中して高いパフォーマンスで仕事ができる時間」には、限りがある。せいぜい90分ぐらいじゃないですかね。その90分が、1日に何回取れるか。せいぜい3回じゃないですかね。ならば、その時間になるべく仕事を進めた方が、結果的に質も上がるんじゃないか。「ゆっくり、丁寧にこだわって仕事する」のって、至難の業じゃん、という実感から逆算すると、「スピードこそがクオリティ」と思えてくるんだけど。

 

「翻訳家」とは言わないらしい

 

この話はなんか時々思い出す。これをツイートしたのは去年の10月か。なんで思い出すかっていうと、たぶんちょっとムカついたから、なんじゃないか。


その講師は何しろ、「翻訳家」という呼称を毛嫌いしていて。「翻訳家」という言葉を聞くと半ば感情的にそれを否定するスイッチが入る。まあ、僕もその考えは嫌いじゃないんだけど。「小説家」「建築家」はカリスマ性も仕事のうち、みたいな感じがある。だけど翻訳の仕事は、「いかに自分を消すか」が醍醐味。「使ってるのに気づかないぐらいの装着感が軽いVRゴーグル」みたいな存在になれるかどうかが勝負、という感じ。(大抵の場合、「個性」以前の問題として「勉強不足」が原因で、翻訳原稿に自分の形跡が残ってしまうんだけど)


だから、「翻訳家」なんて言うんじゃないよ。それは思い上がりにつながりやすいよ、というようなお説教を早口でされて、よく覚えてる。(でも先生、「翻訳者」という言葉にこだわるのも、ナルシスティックだと思いますよ)


それにしても、翻訳スクールの頃のことは、わりと思い出す。「プロの映像翻訳者を養成します」つって、こっちは授業料払って教わってるんだけど、「翻訳道」みたいな精神論的な説教をされることも結構あって、まあ納得いかないよね。でも、複雑なのは、僕も「翻訳者たるもの、かくるべし」みたいな話が結構好きだったんだよな。


相手の手を読むのがムズい

 


去年、将棋ファンの間では、木村一基さんの王位獲得が話題になった。自身7度目の挑戦、46歳での初のタイトルはストーリー性十分で、ミーハーでもガチでもそれぞれ胸を熱くせざるを得ない感じ。

 

(参考記事貼りつけておきます↓)

46歳悲願の初タイトル、木村一基九段が刻んだ新たな歴史。王位戦第7局観戦記|将棋コラム|日本将棋連盟

涙の末、手にした悲願 最年長初タイトルの木村新王位 :日本経済新聞

 

「受けの棋風」っていうのは、「消極的」「安全策」とは全然違って、かなりロマンのある指し方なんだと想像する(素人の僕の雑なイメージでしかないけど)。「攻め」は、「多少無理があっても、相手が一手ミスすればとどめを刺せる」という意味では実践的、現実的な勝負術。「受け」はその逆で、「相手の手を読んでそれを潰していく作業で、一手でも致命的な読み抜けがあると、負けに直結する」という感じ。だから、「受けの名手」である木村一基さんが、そのロマンをついに実らせたのはすごい。


さて、僕がこの自分の過去ツイートをちょっと面白いと思って貼りつけたのは、「無意識に考えるのをサボってしまいたくなること」って、きっとあるな、ということ。僕の中では、例えば「老後の心配」とか。これは、考えるのが相当心理的な障壁がある。ちゃんと考えて、「ここまで準備したから今のところはこれでOK」とか思ったほうがいいんだろうけど、なんとなく不安なままでもう10年ぐらいすぎた。


…やっぱり、ここでフリーズするな。たぶん、「お金のこと」「健康のこと」「心のこと」とかに分けて、それをさらに細分化して、「とりあえず今できること」を抽出するのが王道なのかな。まあ、あんまり自信ない。


その他のツイート

 

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