鯖缶@3rd&forever

2児の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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スプラトゥーン日記(024)

(僕のスプラトゥーン修行を題材にした私小説です。95%実話ですが、あくまでもフィクションです。1つ前の日記はこちら↓)

スプラトゥーン日記(023) - 鯖缶@3rd&forever

 

2020年6月10日(水)

翻訳仕事を早朝に納品。終わってみたら全然間に合った。


ガチヤグラ(B-)2勝6敗。「反省点だらけで、何が反省点かよくわからない。つまり、反省してない」という感じ。劣勢を覆せない。初心者だからこそ、パターンがある程度限られる初動をしっかり考えるべきだと思うんだけど、だいぶ適当。この、「下手なヤツほど雑にやってる」という感じ。せめて「下手なりに丁寧にやってる」にしろよ、と。


試合の相手で、「れんしゅうちゅう」っていう名前の人がいて、ちょっと嫌だったな。勝ったら「言い訳すんなよ」って思うし、負けたら「嫌味かよ」って思うし。その人、17キルとかしててボコボコにされたんだけど。なら、名前はどうあれ、その人の方が僕より真剣にやってる、ということか。文句は言えません(腹は立つけど)。


6月11日(木)

動画見ながらの気づいたことなんだけど。自分1人を相手2人が狙ってるとして、それって死なずに生存してたらそれだけで実質1キルしてるのと同じなのかも、とか。あ、でも相手がエリアを確保してる状態とか、ヤグラに乗ってる状態とかなら、時間稼ぎされてるのと同じなのか。いや、でも自分が1対2になってるなら、残りが3対2で有利状況になってるはずだから、苦しくてもやっぱり我慢するのがいいのか、とか。


ガチヤグラ(B-)4勝5敗。もみじシューターを使って、アメを降らせる業務をこなす。「勝った時は味方のおかげ」「負けた時は自分のせい」みたいに感じるので、ちょっと疲れるかもしれない。


ガチホコ(B)1勝3敗。ボールドマーカー7を使ってみた。とにかく、ウルトラハンコが楽しい。「オラオラ!」っていう原始的な興奮がある。この楽しさを忘れちゃいけない気がする。


ガチエリア(B-)3勝3敗。わかばシューターを使って。インクアーマーを使うタイミングが自分の中で整理できてなくて、適当にやってる。考えなくちゃ。自分が実行可能かつ、実効性の高いプラン。(結局、現状の実力だと「溜まったらすぐ使う」が現実的なのかもしれない。


今日は、新規の翻訳仕事に着手。のんびりとハコ切り(どこからどこまで字幕を表示させるか、切れ目を決める作業)しながら素材に目を通す感じ。それほど迷わずにできる単純作業に近いので、一応安定して仕事は進む。気楽な1日。


6月12日(金)

今日は職場で、シンプルに嫌なことがあって、魂が萎縮した。電話をかけてきた相手が、名乗りもせず「今は運転中。ブルートゥースを使ってかけてます。声が途切れるかもしれませんが聞き取ってください」「さきほど送ったメールですが、重要な案件なので至急でとりかかってください」と。口調はゆっくりと丁寧だけど、完全にコールセンターのオペレーターを見下してる。自分は、運転しながら、「ながら」で用件を済まそうとしていて、どこの誰で、何の件について説明しなくても“至急で”、優先的に対処してもらえるほど偉い人間だと思ってる、と?


「かしこまりました。至急対応が必要な旨担当の者にお伝えしますので、どの件か確認いたします。恐れ入りますがお名前を教えていただけますか?」みたいなことを、僕が言うじゃないですか。そうしたら、バカにしたようにさらに口調がゆっくりになって、「名前は○○。住所は○○。○時○分にメールした、事故場所が○○、こちら側の当事者の名前は○○、事故の相手が○○」と、途切れることなく仰せだ。ちょっと待ってくれよ。会話しようよ。なんで、お前の言う順番が、検索結果にたどり着く最適な順番だと信じてるんだよ。住所じゃ検索できないんだよ。メールの送信時間でも検索できないんだよ。


一方的にいくつか情報を言って、「ではあとはお願いします」と電話を切ろうとするから、「今確認しておりますので、もう少々お待ちください」って俺が言ったら、鼻で笑ったよね。そこから早口になって、「○○が○○で、○○だから至急なんです。○○という事情もあり、○○の用件を優先してやる必要があります。いいですか、伝えましたからね(ブツ)」と電話終了。一方的に電話を切られるほど、バカにされたと感じることはない。


僕は、「モノ扱い」をされたと感じて、シンプルに傷ついた。僕と会話のキャッチボールさえしてくれれば、もっと早く結論にたどり着けるのに。「望んだ結果がすぐに得られないのは、こいつが無能なせいだ」って、決めつけてるじゃないですか。

 

電話が終わったあと、言われた情報から検索をかけて、そこで出た情報をコピペして別のシステムで検索をかけて、ようやく「誰」からの電話で、「どの件か」が確認できた。5つぐらいのデータベースを使う可能性があるので、まずどのデータベースから検索をかけるか、は経験による推量が必要になる。20秒でたどり着けなかったから、僕のことを無能だと思ったみたいですけど、この結果に3分でたどり着いたのはかなり早い方だと思いますよ。


ようやく、その「メール」が特定できて、話が通じた。そこで、僕は電話をかけてきた人がイライラしてた理由を察した。実は、2度目の催促だったんだ。最初の催促の電話をした時に、新人のオペレーターが電話に出て時間がかかり、車で移動しなければいけない時間になって一度電話を切った。最初は固定電話からかけてたけど、携帯に変えて、「念押し」のためにもう一度電話をかけたら、別のオペレーター(僕)が出て、また最初から説明をさせられた。なるほど。それでイライラしてたのか。同じ電話番号でかけてくれれば、通話履歴を自動的に検索してくれるんだけどな。まあ、それは言ってもしょうがない。


ここまで考えて、僕は気が遠くなるほど悲しくなった。なんで僕は、僕を人間扱いしなかった人の気持ちまで慮ってるんだ。どこまで気が弱いんだ。「あの人は怒っていてもしょうがない」と、納得しようとするクセがついてる。


僕は、怒ったり、傷ついたりすること自体が屈辱なんだ。横柄な態度をとられたぐらいで、それを真に受けることなんてない。だけど、あの人は、自分が横柄な態度を取った、とすら思ってないんじゃないか? 「無能なオペレーターに、ゆっくり話してやった」ぐらいに思ってるんじゃないか。そう思うと悔しくてたまらない。


書こうかどうか迷ったけど、さらに嫌だったことを書き加えておく。僕は、電話の後半で早口に言われた部分、メモが追いつかずにいたので、念のため通話記録の録音を聞くことにした(要するに、「急げ」ということが担当者に伝わればよく、その点は僕の前に電話を受けたオペレーターのブースのリーダーが対応済みだと確認していて、その上でなにか僕にしか伝えていないことがあれば、それは担当者に追加で伝えなくてはならない)。


ねえ、あおちゃん(実在する僕の親友の名前だ。感情がたかぶると名前が出てくる。あおちゃんはこの日記のことは知らない)、この時の僕の気持ち、想像してくれよ。電話中にメモが間に合わなかったのは、僕のミスなんだ。タイピングが間に合わないほどの早口じゃなかったけど、僕は案件の検索を同時にしてて、それって想像より難しいんだよ。でも、どっちにしろメモが間に合わずに録音を確認するのは屈辱なんだ。しかも、録音を聴くためのシステムへのログインIDを、若手の社員に許可を得て使うんだぜ。3月までは、僕にもログイン権限があったのに、4月から僕は管理者じゃなくなったから、録音を聞くのにも、「許可」を求める立場なんだ。僕がやっかんでる「年下の上司」に、「通話中にメモが追いつかなくなったので、その確認が必要なんです」って。屈辱的なことを申告するんだ。そんな録音、わざわざ確認しなくてもいいんだよ。僕のことを、モノ扱いして会話をしようともしなかった人の言った話だよ。どうせ、偉そうに「急げ」って言ってるだけなんだ。


ああ、あおちゃん、僕は、死ぬまで正気を保てるか自信がないよ。この正気を保つゲー、難易度高くないか?

 

(続きはこちらです↓)

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(スプラトゥーン日記、第1話はこちらです↓)

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