鯖缶@3rd&forever

2児の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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最近気づいたこと(2020年5月)

ツイッターで僕が無鉄砲につぶやいたことを、時々振り返って反省するコーナーです!「最近」と言っても、もはや半年以上前のツイートをほじくり出して語り直しているわけで、我ながら悠長な話です。


久しぶりの更新となります<前回分はこちら>。ここのところSwitchのゲームのスプラトゥーンにハマっていて、中年男の滑稽でみっともない日常を私小説として描く<スプラトゥーン日記>をずっと書いていて、それで僕の執筆欲が満たされてしまって、コラムを書くのをサボってました。でも、「パラレルワールドに迷い込んでしまったかのようなコロナの世界」から、それ以前の世界で自分がつぶやいたことを見直すのも面白いかな、と思って更新してみます。

 

今回はこんな感じ・・・

 


何で麻雀やってポエムしてるんだよ

 

麻雀で人生を例えるなんて。端的に言ってかなりダサいんだけど、去年7月の僕はそれをやってるし、それをまたこうやって取り上げるんだから、恥ずかしい。自分で気に入ってるのかよ、と。


恥を上塗りしているのを承知で、何を言ってるのか説明すると、「配牌」や「次にツモってくるもの」はプレーヤーにとって選べないこと。プレーヤーが選べるのは、「それをどうやって待つか」の部分だけ。人生も同じだろ、という。


それぞれの人に配られる「幸運」や「不運」。そのタイミングや回数、種類を僕らは選べない。与えられた条件のなかで、できることを選んで、それを楽しむしかない。


いちいち説得しないでもよくない?という話

 


観劇の際に、携帯の電源OFFをリマインドする注意が開演前にある。僕が学生演劇を現役でやっていた頃は、「携帯電話、PHS、ポケットベルなどの音の出る電子機器は」などと言ったりした。僕は当時からこの回りくどい言い方が嫌いで、ものすごく違和感を感じていた。


「携帯電話はオフにしてください」とお願いして、観客の中に「じゃあPHSは電源オンのままでいいんですね?」と言ったり思ったりする人がいたとしたら、その人はそもそも演劇を楽しむつもりなんてないよ。「携帯の電源を切ったか確認」と言った時に、「腕時計のアラーム機能も同じ」という文脈を理解できない人が、演劇を観るだろうか?


「ほかのお客様の迷惑になる場合がありますので」「演出の妨げになりますので」という「理由の説明」も嫌いだった。果たして演劇をわざわざ見に来るような観客の中に、「携帯の音や光が興ざめだ」と思わない人がいるんだろうか。まあ、少しはいるのかもしれない。でもそんな人が、理由を説明されたら納得するんだろうか。

 

僕は上演する側としては「観客は集中して作品を見てくれるもの」と信じて芝居を始めたい。実際に集中して見るのかどうかは観客の自由だけど、それは演じる側が考える問題じゃない。「気を散らさずに見てください」というのに、理由を付け加える必要なんて、ないじゃないか。


(東京で演劇ができるようになるのはいつのことか。僕は演劇の志から逃げた方の人間だから、現役の演劇人には嫉妬の念を持っている。たまに見に行っても、「大した才能もないのに、勘違いしてつまんない芝居をもったいぶってやりやがって」ぐらいのことは思ってる。でも、そこに劇場がなく、観客を集めることができなければ、勘違いすることも、勘違いだったと気づくチャンスもないじゃないか。それはツラいことだ)


他人の思考停止とは戦えない

 


ツイッター上で意見対立のケンカがある時に、「陣営Aが階段の一段目で思考停止していることを、陣営Bが指摘して嘲笑する」みたいな光景をよく見かける。それで、陣営Bは相手を攻撃できたことに満足して、階段の二段目で思考停止してしまう。


もちろん、僕だって同じ穴のむじなであることを否定できる自信はない。「相手陣営の間違いを探して、さらして、いい気分になって終わり」みたいな態度を見て、村上春樹的に静かに怒って、「やれやれ」と思ってそれで終わり。ごめんなさい。時々思い出して反省します。


その他のツイート

 

 

 

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