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2児の父のエッセイブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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最近気づいたこと(2020年3月)

ツイッターで僕が無鉄砲につぶやいたことを、時々振り返って反省するコーナーです!(「最近」と言っても、もはや半年前のツイートをほじくり出して語り直しているわけで、我ながら悠長な話です)


今回はこんな感じ・・・

 

七夕の短冊の話


七夕の短冊の醍醐味は、「他人の願い事の覗き見」にある。ユーモラスなもの、ほっこりするもの、意味不明なもの。それぞれに面白い。そして、「様々な手書きの字」から短冊の書き手を想像するのも楽しい。


だけど、それを写真にとってSNSで流すのはどうか。たとえ悪意がなかったとしても(というかむしろ悪意がないからこそ)、僕にはその行為はちょっと怖い。神様への手紙を盗み見するだけじゃなく、盗み見したことを堂々とアピールするなんて、心のたくましさがすごい。


(まあ、本当は自分で書いたものを、「こんなの見つけた」とか出してるのかもしれないけど)


ところで、上のツイートの「ちょっとデリカシーが少ない」っていう言い草は我ながらちょっそ好き。「デリカシーがない」と決めつけるのは避ける気の弱さを見せつつも、よりイヤミっぽい言い方じゃないか。もっと使ってみよう。「考えの深さが少ない」とか。「人間としての品が少ない」とか。

 


理想論が実は現実的なことだってあるんじゃない?

 


ちょっとまだうまくまとめられないんだけど、宿題として。「一見ただの理想論」が、「実はもっとも現実的」みたいなことって、案外よくあるんじゃないか、という気がする。


例えば、「劇団」や「スポーツチーム」という特殊な人間関係では「パワハラ、セクハラがあって当たり前」と言ってしまうか、「だからこそもっとも厳しくハラスメントを排除しなければならない」とするか。


僕には一般化できる正解があるかはしらないけど、「パワハラを排除したマネジメントをします」と言ったときに、「そんなの単なる理想論だろ」と批判するのは認識が浅そうかな、とは思う。実現は難しかったとしても、強いチームを作るために現実的に必要なことを言ってるだけかもしれない。


ああ、そうか。「理想論を語ること」が「厳しい現実を直視していない」とイコールで結ばれてしまうのが雑だ、と感じてるということか。


「理想論」の中には、「現実を無視した机上の空論」もあれば、「現実を直視した上でなんとか紡ぎ出した希望」もある。同様に、「現実論」だからと言って、理想論より丁寧に現実を見ているとは限らない。


先制攻撃の是非を語るときに、しばしば「相手が突然攻めてきたらどうするんだ。最悪の事態を想定しろ」という言い方で先制攻撃を肯定する議論がある。でも、「攻撃する意図を持ってない相手を、(恐怖から)誤って攻撃してしまうこと」の方が事態としては最悪に近い、とかよく思う。


「先制攻撃の放棄」を、「現実を直視しない理想論」として片付けてしまってよいものか。戦闘を回避する完璧な策ではないのは確かだけど、ひょっとしたらベターな策なんじゃないか。


(我ながら雑なこと言ってるな、と思うので、この辺にします。続きはまたいつか考えます)

 

答えがあるのかを最初に決める

 

このツイート郡に特に付け足したいこともなくて、同じ内容の繰り返しにはなるんだけど。「答えがあること」と「答えがないこと」の見極めが重要で、それができると仕事の精度やスピードが変わる、っていう話。

とは言え、上の例でもあるとおり、「詰将棋」には「正解」があるけど、現実には正解がないことがほとんどだし、たとえ正解があるとはいっても曖昧で暫定的なものだったりする。


じゃあどうするかというと、「正解とする手順を決めておく」なのかな、と思う。


マンガ「HUNTER×HUNTER」の幻影旅団には、「揉めたらコインで」っていう掟があって、それはメンバーがもともと合意してる。「正解がない(意見Aと意見Bがどちらが優れてるか決められない)」なら、グダグダ揉めずにコイントスで決めろ、ということ。


翻訳ではどうか。例えば、サッカー選手のDavid Beckhamのカナ表記、どうするか、とか。Beckhamは「ベッカム」とするとしても、Davidはデビッド、デービッド、デイビッド、デーヴィッド、デイヴィッドなどがそれぞれ有力っぽい。こんな時、「正解はないけど、暫定的な正解を決めるための手順はある」となってると仕事が早い。


職場の会議でも多分同じで、「手順をあらかじめ決めて、それに参加者が合意してること」があるといいのかな、と思う。


その他のツイート

 

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