見た夢の内容を何かのきっかけで思い出すと、ついメモしてしまう。
昔見た夢。USJ的なテーマパークの入場門で荷物検査があり、ビデオカメラは禁止だと言われる。映画監督志望だった僕は、謎の使命感で憤る。「撮影禁止? 思い出を残したい家族だっているでしょう?」係員に詰め寄ると、「プロのカメラマンがおりますので大丈夫です」との答えが。プロか。やれやれ。
— 鯖缶 (@savacanmemo) 2018年10月8日
これはそのうちの1つ。「感情のコントロールが利かなくなること」は、僕にとって相当な恐怖で、しかもいつでも起こりうること。だから、自分が激怒する夢を見ると、怖くてよく覚えていた。
それでふと思い出してツイートしてみたんだけど、これって案外「アリ」なんじゃないか、とも思った。夢を見た当時には(おそらく15年ぐらい前だと思う)、「写真を撮る権利、自由をビッグブラザー的な何かにすべて委ねるディストピア」を感じて、そこの不気味で覚えていたんだけど、実は昨今の「自撮りへの強迫観念」は、その世界を追い越してしまっている感じがある。
僕はこのブログを半年ぐらい前に始めて、「子連れでおでかけ」みたいなレポートをいくつかまとめた。それで、「どこかに出かけたら写真を撮らなくちゃ」という強迫観念をようやく理解できるようになった。
「せっかくネタになるんだから、写真撮らなくちゃ! せっかく写真撮るなら、上手に撮らなくちゃ」という気持ち。なるほど。「インスタ映え」という言葉が流行るのも分かる(逆に言うと、最近までよく分からなかったんだから、それもどうかと思うけど)。
とは言え、「写真を撮らなくちゃ、という気持ちが楽しい」とも少しは思うけど、「正直なんだか面倒だな」の方が個人的には大きい。きっと、SNS中毒で写真撮りまくってる人の中にも、「正直面倒になる時もある」という人も多いんじゃないか。強迫観念が強いほど、「たまには自由になりたい」と思ったりするんじゃないか。
なので、いっそのこと「撮影禁止」にしてくれたら、その場にいる間は「写真を撮らなくちゃ」という気持ちから解放される。僕は、ジブリ美術館を支持する。撮影禁止のままでいてほしい。(屋上とか一部で撮影可の場所あります。たぶん)
でも、テーマパークで写真がまったく残らないのはさすがに寂しいかも。だから、周りを「プロのカメラマン」が巡回して、写真を撮りまくってくれるのはどうだろう? 「写真100枚分の料金が入場料に含まれていて、帰宅後にネットで注文できる。後日SNSにアップもできる」というようなシステムにする。
書いているうちに、ますます「アリ」な気がしてきた。では、これはどうだろう、「招待客は写真禁止の披露宴」は。ケーキカットなんかの時に、「本当は別に写真も要らないんだけど、付き合い、にぎやかしで撮ってるだけ」の人も多いんじゃないか(僕はそうだ。だからこそ、それがバレないように大げさに楽しいフリをする)。いっそのこと、「撮影禁止」にしてくれたら楽なのに。後日、2~3枚ぐらい写真を送ってくれたら、それが一番うれしいという人、多いんじゃないだろうか。
結婚式業界のどなたかが目にして、このアイデアをパクってくれることを熱望する。
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