ツイッターで僕が無鉄砲につぶやいたことを、週に1回反省するコーナーです!
今週はこんな感じ・・・
ネタばらしの得意な友人
僕って影響されやすい人間なんだな、と最近思っているのは、見に行く予定がない(時間がない)のに、「カメラを止めるな」のネタばれをツイッターで目にしてしまうのではないか、となぜか心配になっていること。
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年8月4日
これちょっとネタばれとは違うと思うのでどうしても言いたいのですが、
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年8月4日
王 様 の 耳 は ロ バ の 耳 で す !
僕の友人に、ものすごくマンガの説明が得意な男がいて、「最近おもしろいマンガ読んだ?」って聞くと、マンガの内容を仔細に伝えてくる。ストーリー上のネタばらしだけじゃなくて、セリフとか、画面上の演出とかも。
その男のせいで、特定のマンガを読む楽しみが減った、という経験はほとんどないから、彼の「ネタばらし芸」はなかなかのものだと思う。
(ただし、マンガはどこか「繰り返し読むもの」という前提もあるから、「ネタばらし」が致命傷になることは少ない気がするけど、「映画」のネタばれは僕も聞きたくないなあ、とは思う)
その男とは別の話。「HUNTER × HUNTER」が比較的コンスタントに連載されてた頃。バイトの夜勤中に、「これネタばれになっちゃうんですけど、どうしても話したいんで話していいですか?」と後輩に言われて、「そこまで言うんなら」と答えると、後輩は「今週、ビスケがキルアを殺したんですよ」と。「えー! それすっげー! それマジ聞きたくなかった! でもすっげー! 冨樫すっげー!」と興奮して、自分の休憩時間になってから立ち読みに行くと、後輩のネタばらしは嘘だった、ということがあった。
嘘のネタばらしに興奮していたのだから、なんというか楽しい日々だったな。
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知識量なんて大事じゃない(やっぱり大事?)
知識量ではなく、「自分の知らないこと、普段興味のないことでも面白く聞ける人」が頭のいい人だと思う。でも、結局そういう人の知識量って増えるし、自分の得意分野がある人はそれを極めた経験で、他の分野のことも類推できるから、結局は知識量は大事かも。
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年8月3日
会社の昼休みに、休憩室で目を閉じて15分ぐらい仮眠を取ってると、「大きい声で何かを話してる人」と「それを聞いてる人」の組み合わせの会話が聞こえてくることがある。そんな時、だいたい「聞いてる人」の方が頭よさそうだな、と思う。
「知識をひけらかしてる人」よりも、「つまらない話からも面白さを見いだせる人」の方が知性があるという話。
人間の脳は、省エネが得意。ある程度のまとまったデータを与えると、「法則」を見出そうとする。その法則に当てはまらない「例外」だけ覚えたり、その法則を別の分野に応用させたりする。
その運用の「速さ」「広さ」「正確さ」が頭の良さだと思う。「知ってること」から、「使い方」を見いだせるかどうか。
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言葉の意味は常にインフレする
コールセンター勤務の麻雀好きあるある
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年8月3日
電話がかかってくると、発信元の電話番号がディスプレイ表示されるんですね。今日、下4ケタが「7778」というような電話番号を見て、その前も連番っぽい並びだったので、「テンパってる?何面待ちかな?」と思った。(※最初が「0」なので、少牌してた)
単なる数字の並びにも、意味を見出してしまうのが人間というもの。
翻訳をやっているときに、これは常に気をつけなくてはいけないことで、日々おもしろがりながらも苦労している。
翻訳スクールのときの課題で、ある彫刻の魅力を説明する形容として「provocative」というワードがあって。辞書には「刺激的な」「 挑発的な」などの訳語が並んでいる。でも、「刺激的な彫刻」と言ってしまうと、「過激な性的表現」みたいな方向のニュアンスがどうしても混じり込んでしまう。(実際にprovocativeは「性的に挑発する」という文脈でも使われる)
でも、その課題で出てきた彫刻は、性的な要素はほぼ無縁な、抽象画のような彫刻だった。なら、どのようなワードで形容したらよいか。
翻訳ではなくても、接客業で使う言葉でも、「意図しない意味が含まれていないか」は点検したほうがいいかもしれない。
僕が個人的にあまり好きではないのは、ファミレスで席にとおされる時に、「こちらの席はいかがでしょうか?」と聞かれること。
この質問に、「はい」と答えると、まるで僕がその席を要望したようなやり取りになってしまう。
その席に座ることに不満はないけど、「僕がその席に座ることを要求し、店側が受け入れた流れ」みたいにはなってほしくない、というか。
(もちろん、なんとなく好きじゃないだけで、そのセリフが便利な理由も想像できるので、文句はないのですが。「こちらへどうぞ」とか、そんなシンプルなセリフが個人的には好きです。)
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無益の益
昔大学で、「サークルとか個人のグループとかが勝手に占拠してダベってるだけの謎のラウンジ」がどんどんなくなっていって、その代わりに「事前予約制の会議スペース」みたいなのができた。
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年8月2日
なんかすごくムカついて、そのムカつきをちゃんと覚えておこうと思って、ちょっと覚えてる。
「事前にテーマとメンバーを決めて話すこと」じゃなくて、「偶発的に話題が上滑りして結果何も生まれない」ことの価値というか無価値を認めないと、なんの面白みもないだろう、と思うんだけど、もっと丁寧に言葉にしないと、伝わる人にしか伝わらない。んで、それはまだ全然できてない。
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年8月2日
例えば、野生動物とかは常に「ギリギリで生き延びるか死ぬか」の状態だと思うので、「過去、現在、未来」をつなげて考えたりしない。
(もちろん、「ある程度の時間感覚」はあるはずで、きっとおもしろい研究テーマだったりするんだろうけど)
高度に社会を発展させた人間は、「命の心配をしないでもいい時間」が、相当ある。その時に人間の脳は、「休んだり遊んだりすればいい」ってなるかというと、たぶんそうでもなくて。車がエンジンをかけてアイドリングしている時のように、何か未来のことを心配して脳を回転させておく。
するとどうなるか、あれやこれや余計なことを心配して、脳がオーバーヒートしてしまう。
だから、「無駄なことを考えて、脳の回転を適量に保つ」みたいなことを時々はしたほうがいい。そんなことを時々思い返している。
※同じようなことを考えた過去記事があるので、よかったら読んでみてください。
「ストリートスポーツ広場に、スケボーで来るのは禁止です」 - 鯖缶@3rd&forever
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今日は以上にします。あと、「自分的に、覚えておいてもいいかも」と思ったツイートをいくつか貼り付けておきます。来週も、お楽しみに!
「丸の内サディスティック」懐かしいなあ。
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年8月6日
ピザ屋の彼女にもなりたくないし、ロック歌手にギターで殴られたくもないのに、「この気持ちわかる」みたいな気分になってた。
今でも御茶ノ水や池袋を通るときは、心の中であのメロディーが一瞬流れる。
今日、上司Aと上司Bがつまらないやり取りをしていたので、「なにつまらないショートコントやってるんすか(笑)」と遠まわしにディスったら、遠まわし過ぎて「やっぱり俺らって面白い」みたいに受け取られました。
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年8月3日
誰かの発言とか、特定の層とか、とは別の話として。「そもそも、生産性なんてなくていいじゃないですか、別に。生産性ないの、最高! 愛も恋も音楽もダンスも物語もタバコも将棋も麻雀も、楽しいものは生産性ないでしょ?」と、時々つぶやきます。(誰かが生産性を考えてくださるのは止めません)
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年8月1日
社内の連携でも、接客でも「まわりくどい話し方をする人」がいる。
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年8月1日
・僕の理解力や、寛容さを信じてくれてないんだな、と「壁」を感じる
・低姿勢なようでいて、コミュニケーションより保身が優先なのかな?
と、感じたりしました。
「シンプルな話し方でも配慮は伝わるよ」と繰り返してるところ。
高圧的な話し方をする人は、自信のなさの裏返しだと思う。
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年8月1日
そんな人は、うまく反論してもその場では自分の非を認める度量はないので、逃げるしかない。
逃げ方にもコツがあって、ビビってると追いかけてくるので、「全肯定で話が広がるのを封じる」が使える。「その通りですね!(終了)」みたいに。
Twitterをツイッター、tweetをツイートと訳したのって、すごい名訳じゃないですか?
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年7月30日
「トゥイター」「トゥイート」よりも、はるかに「ピーチクパーチク感」が伝わってくる。
(たぶんもう誰かが700回ぐらい言ってると思うのですが、思っちゃったんだからしょうがない)
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