昨日、こんなことがあった。
「大喜利甲子園」2時間ノンストップで聴きたくて後回しにしてたけど、そんなチャンスなくて、今日通勤時間で聴くことにした。冒頭からaikoの曲がかかる流れで号泣して、ちょっと今休憩。残りは帰りに聴きます。#fumou
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年8月4日
僕は会社の行き帰り、昼休みにはradikoのタイムフリーで深夜ラジオを聴くことが多くて 「山里亮太の不毛な議論」は好きな番組の1つ。「毎週欠かさずに必ず聴く」というより、「気づいたら今週も聴いたな」という感じ。
それでも今週はスペシャル番組で、「大喜利甲子園」というのをやるらしいと知って、「必ず聴かねば」と思っていた。年に1度、大喜利のネタコーナーばかりやって、それを「甲子園」風に演出。普段はあまりこの番組に投稿しないネタ職人や初挑戦の人、プロの芸人が匿名参戦したり、大変盛り上がるようだ。
その冒頭の15分ぐらい。山里さんとaikoさんの「選手宣誓」(「大喜利マンシップにのっとり~」みたいなの)から始まって、大喜利のテーマの発表があって、トークがあって、aikoの曲「ストロー」がかかるまでの流れ。僕は気づいたら涙が止まらなくなってた。
駅について、「このまま泣いてたら働けない」と思って一時中断して、思わず冒頭のツイートだけした。
続きは、会社が終わって帰宅途上で聴いて、家族がみんな寝てから最後まで聴いた。普段家で1人で飲むことはないんだけど(半年に1回ぐらい?)、昨日はちょっと飲んで。思ったことをまとめてみた。
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#fumou 「大喜利甲子園」聴きました!
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年8月5日
楽しかった! 僕は、「ラジオのネタ職人」に憧れというか、尊敬の念を抱いていて、それはなんというか「勝手に思い入れて美化してるだけ」みたいな自覚もなくはないんだけど、それでも本当に憧れていて。
感動した、って伝えたいです。
今朝、家から最寄駅までの17分間で「大喜利甲子園」の冒頭を聴いて。
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年8月5日
冒頭の「選手宣誓」の
「明るく、楽しく、ひたすらくだらなく」
「ボケ続けることを、誓います!」
がグッときた。
「くだらないこと」を言うためにはきっと、「何がくだらなくないのか」を理解していないといけない。「くだらないこと」ってつまりは、「正しくて、美しくて、ツンとしみる言葉」と同じ価値がある。
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年8月5日
こんなことを言うのは野暮なんだけど、「くだらないこと」の方が威張ってない分、上品じゃないか。
僕は4月からブログを書き始めて、書けそうなことみんな書こうと思って、自分の仕事(コールセンターと翻訳)から、「クレーム対応のコツ」とか「英語勉強のモチベの保ち方」とか書いてみた。真剣に書いたつもりだけど、アドバイスも、正論も、有益な情報も、うんざりだよという気持ちもあって。
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年8月5日
なんかそんな風なことを考えながら、山里さんとaikoさんのトークを聴いてたら涙が出て。朝から感動する覚悟なんてしてないから、自分でも驚いて、涙が止まらなくなって。
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年8月5日
aikoさんじゃなくて、あえてaikoって言いたいんだけど、最高だったな。
aikoさんの声や話し方、琴線に触れまくった。
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年8月5日
ダメ人間である僕を、僕らを認めてくれる。面白がってくれる。でも決してダメさを許してくれるわけじゃなくて。だから、つけ込んでくる感じ、利用してくる感じ、媚びてくる感じじゃなくて、単に面白がってくれる。
もちろん、これは全部妄想なんだけど。
僕は20代のころ、aikoのこと「好き」でも「嫌い」でも「興味ない」でもなくて、なんかわかんないけど「無視してた」。そして、今になって思うのは、「本気で好きになりそうで、それを見透かされるのが怖くて強がってた」みたいな感じが近いのかな、って今日思った。(妄想ついでの戯言です)
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年8月5日
タクシーに乗ったとき、機械音声で「後部座席の方もシートベルトをお締めください」って言う。僕はあれが賢いな、って思って。「運転手さんに締めてくださいって正論言われたら腹立つな。たまの贅沢でタクシー乗ったときぐらい勘弁してよって。でも、機械なら無視しても気まずくないし」とか。
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年8月5日
でも、「無視されることが前提のアナウンス」としての機械音声だったら、いらなくないか?って本当は思う。でも「シートベルトをお締めください」って、流す事情があるんだろう。つまんないけど、しょうがない。だとしたらそれ以外の場所では、大喜利ばかり聞いていたい。正論もルールも聞きたくない。
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年8月5日
・・・みたいなことばかり浮かんでは消えて。
— 鯖缶メモ (@savacanmemo) 2018年8月5日
至福の(合計)2時間を過ごせました。野暮ったいことばかりでしたが、少しでもどなたかに伝わったらうれしいです。
僕も、「明るく、楽しく、ひたすらくだらなく」いられたらいいな、と思いました。
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ちょっとでも僕の感じたことが伝わればいいと思って、ブログに残しておきます。僕は「ラジオのネタ職人」と、「将棋棋士」、「詰将棋作家」を、「純粋で孤高」「考えることの深みを知り、決して多くを語らない」みたいなイメージで、勝手に美化して萌えているところがあって、もちろんそれはなんらかのフィルターがかかってるんだろうけど、その「願望」には僕なりの切実さがあって、それを思い出しました。
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