鯖缶@3rd&forever

2児(娘7歳、息子5歳)の父の雑記ブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターあるあるなど。

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辞書は使うな(英語の勉強に使えるアイデア⑥)

英語の勉強をする時に、辞書は引かなくてもいいと思う。その理由をまとめていきたい。

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はじめに

翻訳スクールでは、「辞書はお金で買える実力」なんて格言を教わって、実際に僕も9種類の辞書(英和4、英英4、和英1)のCD-ROM版を買って、今でも日々使っている。
(↓複数の辞書を同時に検索できるソフトがあって、とても便利です↓)

dicwizard.jp

でも、実際に英語の実力アップを図る時には、辞書は使わなくていい気がする。もちろん、辞書を使いこなす練習はどこかのタイミングでしたほうがいいと思うし、いい辞書は最高の教材だと思う。それでも、「辞書は使うな」とあえて言ってみたい。それには理由がある。

「辞書を使わなくちゃ読めないような文章を頑張って読んでも楽しくない」という単純な理由だ。英語力アップが目的なら、「辞書を引かなくちゃ」という先入観は、一度捨ててもいいと思う。

辞書を引く=勉強ではない

自分の母語を習得していく時、人は辞書を使うだろうか? 多分、ほとんど使わない。日本の小学生が国語辞典の使い方を習うのは、3年生ぐらいだと思う。3年生の子ども、もう日本語ペラペラ。つまり、「言葉を習得する過程」で辞書が必要なんじゃなくて、「習得してから、使い方の精度を高める」ために辞書を使うのだ。
英語の勉強でも同じ。「ある程度意味のイメージがある言葉」とか、「知ってる単語なんだけど、新しい使い方出てきた。興味ある」みたいな時に辞書を引くのは勉強になる。
でも、「知らない単語出てきたら、必ず辞書で確認する」と思ってると、単に面倒だし、勉強が続かなくなる。「スマホで簡単に調べられる」とは言っても、本質的には同じ。辞書の説明を読んでいる間は文章の続きを読めない。楽しさがいちいち中断されてしまう。
勉強には苦労がつきものかもしれないけど、苦労したからと言って勉強になってるとは限らない。「この単語知らないけど、全体通して読んでたら、なんとなく意味が想像できるな」という感覚が重要。その感覚は、上級者になるほど必要になってくるので、「意味を推測すること」の習慣をつけるほうが、実力アップにつながりやすい。

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単語は文の中で、文はストーリーの中で理解する。

突然だが例として、ロシア語の単語を、3つ紹介する。(知らない単語を覚えることの追体験として、英語以外の言葉を持ってきました)

красный (クラースヌイ)
чёрный (チョールヌイ)
жёртый (ジョールトゥイ)

この3つの単語を、そのまま覚えようとしてもかなり難しい。だけど、これがすべて「色」を表す形容詞と理解すると、少し覚えやすくなる気がする。


красный (クラースヌイ)=赤い
чёрный (チョールヌイ)=黒い
жёртый (ジョールトゥイ)=黄色い

 

そして、次のような単語と結びつけると、さらに覚えやすくなる。(語尾変化してます)

 

Красная площадь(クラースナヤ プローシャチ)=赤の広場
Чёрное море(チョールナエ モーレ)=黒海
Желтая река(ジョールタヤ リカー)=黄河

「площадь=広場」をすでに覚えていれば、「Красная=赤」が連想クイズの
ように想像できる。その状態で意味を確かめると記憶に残りやすい。または、「Красная=赤」とすでに知っていれば、「площадь=広場」を覚えやすくなるのも同様だ。

 

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今度は、英語の短い文章を1つ。僕がNFLの記事を読んでいたときに出会った文章。

He is like a man among boys.

多分、難しい単語は1つも含まれていないと思うけど、僕がこの文を目にしたとき、すぐには意味がわからなかった。urban dictionary(スラングの用例が投稿で集まっていて面白いです)では、

a man among boysの語義として、

A guy in a group that has the most experience in life. Someone that knows how to treat a woman right. Someone that's really good at a certain sport that nobody else can compete with them.
(そのグループで最も人生経験がある男。女性の扱いを知っている人。周囲に相手になるライバルがいないほど、スポーツが得意な人)

Urban Dictionary: a man among boys

とある。これも、わかるようなわからないような。でも、それよりも、プレーの動画を見たら、意味がはっきりとわかった。

(↓動画のリンクです。途中まででいいので試しに見てください※青字のテキストがリンクです)

Rob Gronkowski || "Man among Boys" ᴴᴰ || Highlights 2015 Patriots - YouTube

f:id:savacan:20180529190532p:plain

 

「身体能力に恵まれたプレーヤーが、相手チームディフェンス3人ぐらいにタックルされてもものともせずに突進する様子」を、man among boys=「(まるで)子どもの中に1人だけ大人が混ざったようだ」と描写した表現だったのだ。

動画を見て、実際の様子を理解した上で、「プレーヤーの強さを描写する大げさな褒め言葉」として He is like a man among boys. と言っているとわかると、突然意味が頭に入ってくる。つまり、単語や熟語をいちいち辞書で引くことよりも、「言いたいことの全体」を理解してから、それぞれの単語や文章を理解する方が面白い。

「単語の意味」を勉強する時には、「その他の単語との結びつき」「文脈のなかでのその単語の役割」をイメージするのが効率的、ということ。「分からない単語があるから必ず辞書を引く」という発想をいったんフリーズして、「こういう意味かな?」とだいたい予想がつくものについて、それを確かめるために辞書を使うのがいい、ということである。

教材選びには、時間をかけよう。

辞書を引かずに勉強をするにはどうしたらいいか。
「日本語の対訳が同じページに載っている教材を探す」
「自分の語彙力のレベルにあった教材を選ぶ」
「好きなスポーツのテレビ中継など、意味が逐一わからなくても楽しめるものを選ぶ」
などだろう。

教材選びには、焦らずに時間をかけていいと思う。どんなにヤル気になって本屋に行ったとしても買う本は多くても2冊まで。「自分のレベルに合っていて、サクサク進むもの」と、「すごく気に入ってるから、難しくても挑戦を楽しめるもの」の組み合わせがおすすめ。「難しい」と思うものについては、気に入った本がみつからなかったらパスしてもいいと思う。時間がかかっても、気に入ったものを選んだほうが、その後の勉強に集中できるだろう。

まとめ

「辞書を引けば勉強になる」「辞書を引かなきゃ勉強にならない」という先入観は一度捨ててみる。
「辞書を使わずとも楽しめるものを教材に選ぶ」「意味がわからない単語に出会った時には、意味を推測するクセをつける」

(以上です。おすすめの教材などは、また記事にしていくつもりです!)

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