鯖缶@3rd&forever

2児の父の雑記ブログです。子育て、英語ネタ、コールセンターネタ(クレーム対応)などが中心です。

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他人をやる気にさせるのは難しいが、他人のやる気を削ぐのは簡単

「部下のモチベーションを最大限に引き出す」と書いてあるマニュアルを見つけたら、今すぐシュレッターしていいと思う。

4月だ。新しい職場にきた人も多いだろう。また、ちょっと出世して、人を管理する立場になる人もいるだろう。そこで、「部下を管理するための各種ツール」を習ったりする。そしてなぜか、「心構え」とかもマニュアルに書いてあったりする。

 

「部下のモチベーションを最大限に引き出す」は、2つの意味においてナンセンスだ。

 

① 1回か2回モチベーションあげたら、そのあとどうするの?ずっとモチベーション上げ続けるの?そもそもモチベーションって、他人にあげてもらうものなの?

ことわざにもある。「馬を水場まで連れていくことはできても、馬に水は飲ませられない」と。水を飲むかどうかは、馬の問題なのだ。喉が渇いていなかったら、馬は水を飲まない。表面的なアメとムチで、誰かの気持ちを動かそうと思っても無理がある。それに、大人なんだからモチベーションぐらい自分で保てばいい(「モチベーション保つのも仕事のうちなんだから、それは大人として当たり前のこと」と僕は思ってるし、そういう態度で上にも下にも接するようにしている)。他人にモチベーションをあげてもらうものじゃないし、誰かのモチベーションをあげてやる義理もない。

 

② もし、部下のモチベーションが上がらなかったら、それは自分の責任なの?

どうしても最低限のやる気すら出てこない部下がいたとする(きっとどの職場にも、少しはいるだろう)。または、どうしてもやる気が出てこない日や、苦手な時間帯が誰にでもある。そんなとき、「部下のやる気が出ないのは自分が無能だから」なんて感じてたら、それはさすがに自分がかわいそうだ。「達成不可能なタスク」を自分に与えてはいけない。

 

上司にできるのは、「やる気を出しやすい環境を用意する」「やる気を見せる部下が具体的なことを言ってきたら、それに応える」ということだけだろう。

まあ、たぶん、管理者マニュアルを作った人も、そんなような意図で「モチベーションを引き出す」という言葉を使ったんだろう。

 

さて、人がやる気を出すかどうかは自分の責任じゃないし、逆に言うと自分の手柄じゃないから、まったく頑張らなくていいと思う。

 

逆に、「部下のやる気を削がないように全力で気をつける」は、念仏のように繰り返してもいいと思う。

 

① 部下にやる気をなくさせるのは簡単。そっちを気をつける。
② そうしないように気をつけるのは「達成可能」なタスク。

だと思うのだ。

 

さて、これって子育てでも同じだなー、と思った。子育ての場面で、それができるといいのにな、と思う。

・・・・結構ムズい。

 

(女流棋士の貞升南さんは、「教室で他人の子供に将棋を教えるのはできても、自分の子供にはイライラして教えられない」というようなことおっしゃってました。なんか、すごく記憶に残りました)

 

 

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