親として調子に乗ってくると、子どもの頭をなでたくなる時がある。
子どもも機嫌がいいと頭をなでさせてくれるので、そんな時は遠慮なくなでさせてもらう。
さらに調子に乗ってる時には、「いい子になあれ」「いい子になあれ」と声に出して言いながら頭をなでる。言霊信仰というか、「声に出すことで、心がこもってるっぽい雰囲気を脳が察知しやすくなる(→僕のテンションがあがる)」「暗示がかかって、子どもも本当にいい子になる気がして、僕のテンションがあがる」ので、何か言いながら頭をなでる。
「負けず嫌いだけど、ちゃんと負けを認められる子になあれ」
「相手に聞き取りやすい話し方ができる子になあれ」
「ワガママを言いたくなったら、泣くんじゃなくてユーモアで」
「常識を尊重するけど、常識にとらわれない人になれ」
とか、なんか適当に思いついた呪文を唱えながら頭を撫でるのが好きだ。
先日、いわし(息子。4歳)の頭をなで終わると、命令口調でこう言われた。
「パパ、しゃがんで」
言われたとおりにしゃがむと、息子に頭をなでられた。
「小さくなあれ、小さくなあれ」
僕をなで終わると、何か納得したらしく、
「じゃあパパ、もう行っていいよ」と解放してくれた。
ありがとう、いわしよ。
意味はよくわからなかったけど、とりあえずハンパなくうれしかったよ。
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